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壱岐と朝来の物語り

2014-05-20 08:40:55 | 旅行記

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竹田城から~おはよ~ございま~す

さて、先日ご紹介したブログ『天空の城』。

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兵庫県朝来市にある今や大人気観光スポット『竹田城跡』へ訪れたことをご紹介しました。

天空の城

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山頂にある山城跡に大感激した様子をご紹介しましたが、そもそもなぜ朝来市まで行ったのでしょうか。。

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実は今年の2月28日、壱岐市と朝来市はパートナーシップ宣言に調印しました。

要は姉妹都市みたいなものです。。

今後さらに交流を深めましょうねってことなんですが、兵庫県のほぼ中央に位置する朝来市と西の玄界灘に浮かぶ離島・壱岐。

いったいなぜ??

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時は江戸時代までさかのぼりますが、兵庫県で百姓一揆「元文一揆」が起こりました。

凶作で苦しむ農民と庄屋が一緒にお上へ年貢の直訴に行こうとしたことから起こった一揆です。

この一揆の仲間として捕らえられた朝来市和田山町出身の『小山弥兵衛』氏は他の8名とともに壱岐へ島流しとなってしまいます。

弥兵衛氏は、当時の壱岐の方々の世話になりながらも、53年もの間壱岐で暮らされ、その間、山に木を植栽したり、壱岐の子どもたちに文字やそろばん等を教えられたりと、壱岐の方の暮らしに大いに貢献されました。

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時が経ち、小山弥兵衛の孫娘さんが、祖父の弥兵衛氏に会うために永い間修業して尼になり、何十里も歩いて壱岐の島を訪ねられ、ついに弥兵衛氏に再会しました。

それから3年後、弥兵衛氏が亡くなるまで、孫娘さんは壱岐に一緒に過ごされました。

こうした縁により、1961年からこれまで約53年間、壱岐市と朝来市の交流が続いていて、この実話に基づいた絵本(「おじいさんをたずねて」)の出版やミュージカル(「心をつなぐ子守唄」)が開催されたり、お互いを訪問し合うなど、教育や人的な交流を続けているのです。

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壱岐の人は文字やそろばんを教えてもらった恩を忘れず、そして朝来の方々も流人の身であったにも関わらず、当時壱岐でよくしていただいたことを忘れず、お互いへの尊敬と感謝の念からこの交流が続いているのです。

しかも約53年もの間。

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孫娘さんが壱岐を訪れた際、弥兵衛氏が自分が元気であることを故郷の皆さんに伝えるために3本の楠(クスノキ)の苗を渡されました。

その楠が、朝来市にある↑写真のお寺で1本だけ、唯一未だに残っているのです。

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それがコチラ。

お寺の片隅にひっそりとではありますが未だにしっかりと根をはり、力強い生命力を感じます。

200年以上もの間、小高い場所にあるお寺からしっかりと故郷を見守っているのです。

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楠と対面し、そして街を見渡し、しばらく息を呑んで色んな想いを馳せてしまいました。

弥兵衛氏の壱岐の人への想い、遠く離れたところから故郷を懐かしんだ想い、孫娘の祖父への優しさ、そして壱岐の人・朝来市の人の未だ続くお互いの想い。

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この楠は200年の時を経て、今もなお多くの方の想いが詰まってしっかりと大地に根をはっているのです。

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この日の夜は、朝来市と壱岐市の交流会が朝来市内のホテルで開催されました。

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この日のために、地域の方がわざわざ山菜を採ってきて、それを市役所の皆さんが率先して天ぷらにしてくれて、私たちに振る舞ってくれます。

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翌日は朝来市で『但馬・食文化まつり』が開催され、そのブースの一角に壱岐市も出展。

イベントの冒頭では、壱岐から直送したマグロの解体ショーを開催。

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海のない、山に囲まれた朝来市ではこのマグロの解体ショーは毎年大人気

販売されたマグロのステーキは全て売り切れ、その売上金は東日本大震災の被災地に贈られるとのことでした。

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優しさの連鎖で続く壱岐市と朝来市の交流。

恥ずかしながら、今回初めて朝来市を訪れ、そして江戸時代から続くこの縁を勉強しました。

弥兵衛氏が青空の向こうでこの光景を見ていたら、何て言うのでしょうか。

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きっと市内の至る所に咲くハナミズキのように優しく微笑んでくれることでしょう。

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朝来市・壱岐市バンザイ

このお付き合いが末永く続いて、お互いの街がどうぞ発展しますように

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壱岐から参加された皆さま、大変お疲れさまでした

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