つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

林家正楽師匠のミッキーマウス

2008年12月26日 | 芸能
             林家正楽師匠による紙切り「ミッキーマウス」

池袋演芸場で恒例の林家正楽のラストクリスマスPART9(サンタクロースのプレゼント)が開催されていたので、孫の大樹君(小4年)と凌也君(小2年)を連れて行った。
林家正楽師匠は、日本一の紙切り芸人であります。
開演前に楽屋の正楽師匠を訪ねて挨拶をした。
孫たちは、豊島研修会で林家正楽師匠を講師に招いたときに参加していたので馴染みであった。
正楽師匠から頂いた社団法人落語協会の2009年のカレンダーの7、8、9月のところには、「百花繚乱高座の賑い」と記載されて落語協会所属の24名の女性芸人たちの姿が正楽師匠の切り絵作品でずらりと並んでいた。
入り口では、シールとクリスマス用のお菓子が配られていた。
シールには、紙切りの林家正楽が寄席の「ご注文」で切った作品を原画として作成されたシールです。ご注文「サンタクロースを切っている正楽」と書いてあった。

最初は、サンタクロース姿で出場しクリスマスの音楽に合わせてクリスマス関係の紙切りをしていく。
2回目の出場は、従来通り客席から注文を受けて即座に紙切りを行う。
101匹のワンちゃん、丑年、風神と雷神、崖の上のポニョ、イチローなどの注文をさばいていた。
孫も、「ミッキーマウス」と大きな声で客席から注文を出した。
三味線の音曲もミッキーマーチを演奏し、それに合わせて師匠は巧みに紙切りをしていく。
出来上がると黒色のケースに入れて客席に見せる。
客席は「お見事!」とばかりに歓声と拍手が湧き上がる。
大樹君は林家正楽師匠のところまで行き、「有難うございます」と言ってミッキーマウスの作品を受け取ってきた。

最後は、プロジェクターによる映写が、音楽(こまっちゃうなぁ、川の流れのように、学園広場など)に合わせて切り絵が次から次へと映し出されていく。
毎年12月25日の池袋演芸場は、「林家正楽のラストクリスマス」公演が恒例となり満員の客席が紙切り芸に感動し感心して堪能している。

(12月26日記)

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