つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

60歳のラブレター(3)

2008年12月23日 | 社会
                   見沼代親水公園「水車」

●妻から夫へ
私は今でもお父さんを尊敬しています。
人の悪口を言わない、自画自賛なんてとんでもない。私に欠ける、そして人として難しいことだと思うからです。あなたのお釈迦様のようなぶ厚い手の平。私はその中で暴れ回る孫悟空でした。

今一番したいこと、母としてもう一度子育てをし直したいということです。お嫁にきて2年も経たずにお義父さんの死。二人とも20代で家業を継ぎ、一生懸命働いてきましたね。子供は、教育というより、一喜一憂しながら、ただ夢中で育ててきました。もっと"ゆとりの時間"を作るべきだったと反省しています。

不安な夜、布団から手を出しトントンとやると、大きな手で私の手を握ってくれ、安心してぐうぐう寝つくことも多かったです。ありがとう!

いつになるかわかりませんが、私はお父さんを残して先に逝けません。シミもシワもあるけれど笑うとかわいい?エクボのある私ですよね。赤い糸は切らないで待っていてね。(K.Mさん 千葉県千葉市 57歳)

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