つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

浅野克彦さんのこと

2007年09月19日 | 友人
                        浅野克彦さん

小学6年生の時に下高井戸の学習塾で一緒だった浅野克彦氏がいる。
毎年の年賀状は今でも続いている。
父親の浅野虎彦さんは立川高校の教師で、私の妻の恩師であることが結婚後判明した。
健康楽々倶楽部に参加している友人の木村輝昭氏も立川高校で浅野先生の教えを受けた一人である。

浅野克彦氏が「キリンファーマ」の社長に就任したことを新聞を読んで知った。
「キリンファーマ」は今年7月、純粋持ち株会社制導入に伴い旧キリンビールから独立し、キリングループの主要事業会社のひとつとしてスタートした製薬会社。
すでに25年の実績を持つ「腎臓」「がん・血液」「免疫・感染症」を重点領域に、独自の医薬品を創出する「オンリーワン」企業を目指す。

浅野克彦社長は東大大学院卒の農学博士。62歳。
「カミさんと一緒に骨董市に行くことが楽しみです」と言うほど骨董品収集が夫婦共通の趣味。
「骨董品は、壊れても直しながら使うことで価値が出てくる不思議な世界なんです」
カラオケの十八番は加山雄三「君といつまでも」。
女優・香山美子は小学校時代、一緒に通学した近所の“お姉さん”とか。

【経歴】
1945年8月30日、高校の生物教師だった浅野虎彦氏(92歳)と寿子さん(故人)の長男として東京・三鷹市に生まれる。
市立第五小、学芸大付属小金井中、学芸大付属高、東大農学部、同大学院修士課程を経て70年キリンビール入社。
研究所勤務からスタートし、83年から2年間、海外留学(デンマーク)も経験。
農学博士号を取得し、89年からは医薬開発研究に携わるが、90年経営企画室室長代理へ。
その後、医薬事業本部副本部長、医薬カンパニー社長などを歴任。
今年7月グループの純粋持ち株会社制導入に伴い誕生した事業会社キリンファーマ社長に就任。

「いよいよ外海に出る。波は大変荒いがそれだけチャンスも大きい」
「医薬品の開発は、大部分が失敗に終わる。それだけに、自分が携わった薬が世に出て患者の役に立っているというのは、研究者冥利に尽きる」と語る。

私の大学の後輩がキリンビールへ就職を希望した時に、浅野氏へ連絡したら、入社試験を受ける機会の配慮も快くしてくれた人です。
この度の社長就任おめでとうございます。
今後の益々のご活躍を祈念しております。

(9月19日記 池内和彦)



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2 コメント

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御礼 (tabe-taro)
2007-09-19 07:26:30
私も早起きですが、つれづれさんも随分早いですね!
でも、本当にいつもいつもありがとうございます。励みになります。アーカイブスもあと一通で2004年から2005年に入ります。

それに比べて毎回「今」を発信するつれづれさんのご努力には頭が下がります。
浅野克彦さんの記事を読んで、急に「君といつまでも」を歌いたくなってしまいました。
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ブログの効果 (つれづれなるままに)
2007-09-19 08:30:36
Tabi-Taroさん こんにちは

いつも「つれづれなるままに」を読んで頂き感謝申し上げます。
Tabi-Taroさんの「言葉の旅」の影響を得ております。
今日は何にしようか?と考える時に楽しみが出てきます。もちろん大変な時もあります。
でも、早起きしてパソコンに向かい、ブログを作成しているときにどんな人が読んでくれるのか期待しております。
今では、200PV平均となっております。
月間5,000以上ですから自分ながら凄いと思います。
継続は力なり。
Tabi-Taroさんのブログを参考にして精進してまいります。
今後もよろしくお願いいたします。
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