つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

広沢虎造「清水次郎長伝」

2022年08月31日 | 演芸
 久し振りに「浪曲」を堪能しました。
 弁論の指導を受けております不弁会の森陽一郎会長から、広沢虎造の「清水次郎長伝」が送付されてきました。浪曲CD8枚組セットものです。

 お馴染みの「石松金毘羅代参 石松三十石船道中」から始まります。次郎長からの命で金毘羅さんへの代参をすませた石松が、大阪から京都まで船に乗っているときに、他の客の話に耳を傾けていると、街道一の親分の話になり、気持ちよくなり「寿司くいねぇ!」となるところ。

 子供のころラジオで聴いていた広沢虎造の独特のよく通った声の浪曲を再び聴けてとても懐かしく思い出されます。1枚のCDはたっぷりと40~50分あり酔いしれております。

 参考資料として「昭和拾五年 大日本浪曲 真打人気競 大番附」が入っていました。東西代表には、壽々木米若、木村友衛、吉田奈良丸。横綱には広沢虎造、梅中軒鶯童はじめ錚々たる浪曲師の名前がずらりと並んでいます。当時の浪曲が華やかな時代であったことが垣間見られます。

 森陽一郎会長の不弁短信「浪曲と免疫力」が添付されておりました。
   「浪曲を聴くと、免疫力が高まるそうです。
    別けても虎造節、心身共に免疫力が高まってきます」
 コロナに負けない免疫力を浪曲を聴きながら高めていきます。


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