いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

これが、人権大国アメリカがやる欺瞞と横暴です、日本は未だ被占領国である、

2011-12-09 19:14:31 | 日記

前回は「911の因縁:アメリカはほんとうに友だちと言えるのか」と題して、アメリカへの不信感、疑惑をのべました。

今回は、9.11の時に、ニューヨーク在住で被災にあわれた日本人女性「山崎淑子さん」が、謂れなき「詐欺と共謀罪」で冤罪事件に巻き込まれアメリカ側当局の、騙しと横暴極まる仕打ちを受けたケースを取り上げました。一部始終をジャーナリストの岩上氏のインタビューで、youtubeに録音録画したものを触りの部分を文章化したものです。

インタビューは、全21巻、2時間を越えるものです。本日記では、no.13~15ですが、no.15を主に文章化したものです。詳細は、

山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル!
2010/8/10 岩上安身氏による3時間の山崎淑子さんインタビュー
http://enzai.9-11.jp/?p=563


サラ(山崎淑子さんの洗礼名):

9.11が起きたとき、あそこにはいなくて引っ越していなかったのに、ウソをついて被災者だと偽って、「ワンミリオンダラーの、百万ドルの中小企業被災者向けローンを受けようとした詐欺の未遂罪、虚偽陳述罪」、

岩上:
政府保証の詐欺みたいな、不正受給、まあ言ってみればそれを試みた。その未遂であると、それは勿論、直前の仮契約を済ます状態にあった。

サラ:
ですから、これは証明できると思ったんですよ。その弁護士Aとの共謀と言うけれども、共謀していないという証人も3人いると私は思っていたんです。で、三人とも日本人ですし、一人はニューヨークで直ぐ連絡もとれますし、あと二人は日本にいたので、こういう人に連絡とれば、証明もとれるし、多分審問にも来てくれるし、あと映像で、当時ほんとうに私が被災者であって、その建物に出入りしていたことや、その資格がないのに申請した日に、NHKのおはようニッポンがその場を摂っているので、放映さている「おはようニッポン」を審問でみせれば、そこで正しい審議がなされて・・・

 弁護士Aの偽証

サラ:
この捜査は、弁護士Aの奥さんが密告してきたことによって、すべての捜査が始まったって書いてあるし、米国の野村證券に問い合わせたら、こう言っていたと証言
していたので、本人(弁護士A)がその申請書(ローンの)は虚偽であることを認めた。

本人は、
虚偽と何故認めたかというと、副業していたこと、こそこそアルバイトしていたこと、弁護士をしていたことも否定するために、そんなことは存在しないと言ったことで、結果的に会社(野村證券)を解雇されたくなかったら、そんなことしていません、副業もしてません、そんなの存在してませんと否定したのに、結果的に解雇もされたし、会社はFBIに虚偽のシートももっていった。

彼は捜査がはじまっていたのを或る程度知っていたし、いろいろ忍び寄って・・・、でも私はそんなの知りませんから、前もって何も準備できずに、ある日、突然連れて行かれて、19日目に起訴状を読んだときに・・。

ところでこの夫婦はいろんなことをしていたんだなってということ、よくもまあ私の名前を出したもんだなあと思いました。でも、結果的にその弁護士Aさんが、今回も自分の罪を逃れるためにウソを言って、司法取引と言って、「私が共謀犯だ」と先に有罪の答弁をして服役してしまったので、私がアメリカに行った後も、アメリカの弁護士は共謀犯というのは実際に損害がなくても、百万ドル(ローンの申請)を辞退して断っていても、百万ドル未遂事件として防いだものであっても、もう片割れの方が、「はい共謀しました」と言ってしまえば、実際の犯罪の事実がなくても、共謀したというだけで共謀罪は成立するんですって。
だから片方が認めている以上は、「貴女は裁判にいっても、裁判の心象が悪いので、絶対に有罪で、非常に厳罰で長期刑になるので、そのくらいだったら最初に有罪答弁した方が心象がいいってことですね。

岩上:
凄い話ですね。だからもう要するに、犯罪事実があろうがなかろうが、他人が何かしら、ストーリがほんとうかどうかって、いま聞いた限り、起訴状を読んだかぎり、わからないですよね?

夫婦のなかの話なんてわからないことがいっぱいあるし、どこからどこまでが会社のごたごたなんか、これもわからないことが多いですよね?

サラ:わからないことだらけ

岩上:
そういうわからないことだらけで、なんか脅されて話をつくられちゃうことだってあり得る話ですよね?だからそれが、その人の問題でそこに留まるんだったらその人が戦わなくちゃいけないかもしれないけれど、冤罪だった場合は、どうであれ、ほんとうに事実であれ、有罪であれ何であれ、その人がしゃべったことで、全然関係ない人が、拘束され有罪間違いないと諦めろ、だからもう有罪を認めたほうが罪が軽くなる?
すざまじい話、こわいですね?

サラ:
こわいでしょ?だから取引材料にされるわけですよ。だから昨日まで、例えば岩上さんの仕事のパートナーだった人が先に捕まったとするでしょ?「岩上と共謀してあいつが、主役だと言えば、お前の罪を軽くしてやる」と言われると、その友だちは果たして、友達だと信じているけれど、それを拒否するだけの強さがありますか?

やっぱり、自分の家族やお前の女房が知ってたということで、しょっぴくことだって出来るし、娘だってまだティーンエイジャーとは言え、電話にも出ていただろうから、二人の共謀を聞いていないと証明できないから、娘だって女房だってしょっぴけるんだよと言われればそ人は落ちますよ。自分の女房や子供を守るために悪いことだってわかっていたって、(例えば)岩上さんの名前を出す事だってありますよ。

岩上:
・・・逆に当局がサラさんに狙いを定めてしまっていて、それで周囲のなかで落ちそうな人を捕まえてきて、「お前はとにかくこれで有罪だと言え」とそして、「ずーっと彼と共謀していたと言え」と、「でないと、貴方は大変な目にあうぞ」と。こっちを先に落とすのが先で、その結果狙いを定めた人の周囲の人物を落としてからそこへ行くということだと?

サラ:
あり得ます。ですから、わたしは過去に傷もなく、前例前歴も一切ないので、その辺はきれいに、用心深く気をつけていましたから、叩きたくても直接的にはたたけない。

でもその弁護士は、何故アメリカで弁護士の資格をとれたか、私は知りませんが、その事件の後に、後からいろいろわかったことですけど、精神病暦があるとか、高校生の頃に傷害事件を起こして、放校寸前になったとか、社会人の頃神戸で傷害事件を起こしたとか、アメリカでレイプ事件を起こして実際に投獄されたこともあったとか、ですからアメリカの記録・・・、

岩上:えー?前科もち?

サラ:そうです、前科もちですから、日本でもアメリカでも彼は落とす材料が公安当局にあったわけですよ。そういうものを表に出すぞと以前の傷を持ち出されたら、

岩上:
脛に傷が?

サラ:
そう、ですから外の事で、もっと重い罪にできるんだよとか、以前の脛の傷をもちだされたら、逃れることに必死ですから・・・、

私を何かで叩こうと思っても(何も脛に傷はないので)、頑として戦う強さがあったと思う、多分あったと思うんです、当時も今も。でも戦えない人を先に叩いて、ただこの人が、「サラさんが共謀犯だ」とか言うだけで、(務所から)出られますよとか罪が軽く済みますよとか言われれば、脛に傷を持つ方は簡単に・・・。彼は捕まって直ぐに簡単に司法取引に応じたそうで、私は頑張り抜いたのでむけつ拘留が1年近かった、ほんとうに過酷でした。
東京が3ヶ月でアメリカに護送されました、アメリカに送られた後が2ヶ月。護送されとき、手錠に腰縄と足にシャックル(足枷)と鎖を付けられて、まだ東京拘置所にいるのに、日本人のパスポートをアメリカの4人の官憲に取り上げられて、どんな気持ちになると思います?

岩上:
日本にいながら日本国民でありながら、日本の土を踏みながら、ここは日本ではないんだ。ここはアメリカの司法権力が、それも正当とは言えない権力行使をする。そういう尊敬できない政府が、信用できない政府が権力行使ができる土地なんだ、ここは。ニッポンは属国なんだ。

サラ:
そう、その時はっきり確信しました。それまでは、いろんなジャーナリストのお友だちが、日本属国論とか制空権がないとかいろんなことを言われても、実はあんまり信用してなくて、「そうかしら?」と思って・・・ところがですね、ほんとうに目の前に4人の屈強なマッチョなアメリカ人が東京拘置所に居て、拘置所長はじめ属長が居て、日本の法務関係者がズラリ並んで、日本人は恐縮しきっていて直立不動で見守って、で、アメリカ人がきて東京拘置所で彼らの目の前で私に、アメリカの手錠をかけアメリカの腰縄をかけ、アメリカの足の鎖をされる。日本なのに日本の法務関係者は手を出せない、で、日本にいながら、私の目の前で私のパスポートを渡す。もうアメリカにいるような気持ちでした。

岩上:アメリカの植民地みたいな感じですね?

サラ:
そう、はっきり確信しました。あー、やっぱり皆さんが言っていて、いろんな本なんかで論じられているのは属国論じゃなくて属国で、まだずーっと占領が続いていて、しかも、「司法は誰のもの?あーっ、アメリカのもので日本人のものでなかったんだ。日本人の命は誰のもの?アメリカ政府のものだったんだとその瞬間わかって、もう絶望し切った状態で、成田空港からアメリカの飛行機に乗せられ、アメリカの直行便で、そのまんまニューヨークの拘置所に入れられて、アメリカで一番恐れられている最も過酷な拘置所に入れられて、そこはテロの容疑者と言われていた人たちの、男性も一般の外国人の女性も入っている巨大な、千人くらい入れる拘置所だったんです。おどろきましたね。

一度も任意の事情聴取もなく、豊富な証人や証拠もアリバイもあるのに、それを一度も開示することなく、弁護士にありますよと言うのに、弁護士は証拠や証人を集めることも、証言台に立つことを依頼することもなく、映像もあるのに、NHKのニュース(記録)を裁判長に提出することもなく、こういうものがありますよとリストを弁護士に言ったのに、ひとつも作業をしないまんま、(アメリカ)に送られて、送られてから服役して出るまでの間も、検察官の聴取もアメリカでもないし、捜査官の事情聴取もないし、とにかく弁護士だけにあって、弁護士が有罪としか方法がない。

岩上:アメリカでも、法廷に出なかったんですか?

サラ:法廷は出ました。でも、その場で有罪取引の書類が出来上がっていて、読むだけですべてが終るよと言われたけれど、私は拒否したんです。

そこに書かれている「私はこういう罪を知ってて、でも尚且つ犯しました。2.こういうことの犯意が確かにありましたとか、取る資格がないのに弁護士に頼みましたと読むように筋書があるんですけども、一つも読みません。それは事実じゃないんだからと言って、何度も法廷に引き出されるんですけでも、一年間のむけつ拘留のなかで・・・最初に罪状認否で否認しますね、その後何度も行くたびに読み上げなかった、読むだけでいいと言われたけれど読まなかったから、

むけつ拘留がやたらに延びて、延びて延びるほど待遇や境遇がもっと過酷になって、もっと冷たい部屋に入れられて、発熱して下痢と嘔吐が続いているのにすぐに医者に診せてもらえず、本当は何の注射かわからないけれども、子宮内膜症と筋腫の悪化を止めるという理由で、わからないワクチンか注射を長い注射針で腰にずーっと打たれていたので、私は一体人体実験されているんじゃないか、何が起きているのか、最終的私を生きて出してくれる気がないのかと思って・・・、

結局弁護士が「今これを読めば、すぐ出られる手筈を整えたから」といって2006年の8月に出られるから、これを読みなさいと2006年の5月に言われたので、もう5月に読んで、ところが7月19日に出た判決では、その司法取引は実際はなくて、判決は2年の禁固、今から刑務所に行ってくださいと・・・

岩上:ちょっと待ってください。司法取引というのは、要するに刑期を免除するってことでしょ?

サラ:
そう、読めばすぐ出してあげるから、外に出れば発熱の原因もわかるし、・・・そう言われた通りにして、弁護士に言われた通りにしたのに・・・

岩上:
それもひっかけで、騙して詐欺で?

サラ:
そう、東京拘置所では余りにも、弁護士さんが諦めて、やる気がなくて・・・、

岩上:プロテストしたんでしょ?

サラ:
はい、自分で自分を守ろうとしたんですけど、いつも上の空で、アクリルボードの目の前で、至近距離で何話しても、鼻糞をほじくったり、耳糞をほじったり、アクリルボードに顔を映してフケをかいたりしてたんで、替えてもらおうとしたんです。でも国選弁護士さんを替えてくれないんです・・・・



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5 コメント

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だからぁ (木綿)
2011-12-10 09:46:07
だからぁ「なんとか」の四文字入ってる文章とそれが抜けてる文章の違いを手短に察しろちゅうの(笑)

 その一語があるワシの文章とそれが抜けてる司法関係者の言葉が同一にしかとれねえのか、このお方。
日本の奇形司法 (通りがけ)
2011-12-10 07:19:43
>日本と欧州ぐらいですよ、「法の下の平等」がなんとか守られているのは。

日本のアメポチスパイ霞ヶ関法務省法匪官僚と近代法制史上最低の法匪最高裁が同じこと言ってましたがね。

戦後ずっと世界中から日本は「技術経済一流国、政治(奇形司法)三流国」といわれ続けてきたことをご存じないのかな、このお方。
中途半端な日本人 (木綿)
2011-12-10 00:52:55
米国で暮らすのなら「心から」米国人になって暮らさねばならない。彼女は、いっちゃ悪いがぬるい。ぬるい日本人の気持ちのままで米国のいいところを享受しようとするから、そういう目にあう。

あの国はかつて日本人を排斥し、赤狩りをし、今はイスラム狩りをしている。狙われたら終わり。

日本と欧州ぐらいですよ、「法の下の平等」がなんとか守られているのは。ただし、欧州でも移民は基本的に「人」扱いされていないけど。それは日本も同じか・・・。
自作自演はアメ様のお家芸 (トッペイ)
2011-12-09 23:18:43
911に関しては未だ真実が明らかになっておらず、なにも考えずにマスゴミの発表を信じる国民が多いのは残念です。その日、なぜ、戦闘機のスクランブルがなかったのか?セスナの運転も不確かなど素人がジャンボジェットを操り、複雑な航路を正確に割り出してなぜ命中できたのか?ペンタゴンの事故の穴がジェット機の幅より遙かに狭かったのはなぜか?テロリストの国籍の大半がサウジだったのになぜアフガンやイラクを攻めたのか?FBIはなぜ911テロの容疑でビンラディンを指名手配しなかったのか?そもそもカッターナイフで屈強な男性がたくさん乗り込む航空機を乗っ取ることができるのか?破壊しつくされたテロリストのパスポートがきれいな形で見つかったのはなぜか?

当時の携帯電話では航空機から通話できなかったのに、なぜ乗客が家族と通話できたのか?
ブッシュは非常事態にもかかわらず、ビンラディン一族をアメリカ国外に逃したのはなぜか?
テロ事件よりわずか1ヶ月で大軍をアフガンに展開できたのはなぜか?911の前日にアフガンの愛国者マスードが爆弾テロで亡くなったのは偶然か?
まだまだ序の口ですが今回はこのあたりで止めておきます。
目で見る地位協定 (通りがけ)
2011-12-09 23:00:00
>池田香代子ブログさまから「目で見る日米地位協定」
>1965年沖縄 「少女轢殺」 報道写真家嬉野京子の証言 
>>http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51424388.html

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