いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

小保方騒動、NHKの堕落がみえる、

2014-04-11 16:53:48 | 日記

トッペイ:
 小保方さんの記者会見。私も拝見しました。誠実な受け答えから見て真摯な科学者との印象を持ちました。

マスコミはサイコじみた異常な叩きかたをしていますが、
論文のコピペなど乱暴な言い方をさせてもらえば、本質はそこにはない。

問題はSTAP細胞が存在するか否か、その1点に尽きると思います。

私事で恐縮ですが、私の脳細胞の一部は完全に死んでおり二度と再生することはありません。
できるのは、新たな神経ネットワークをリハビリで再構築することだけです。

多くの重症で苦しむ仲間を見てきた私はこの再生細胞の実験の成功を強く願っておりました。

いかりや:

昨夜(4/10)、NHKクローズアップ現代でもこの問題を取り上げていた。

「STAP細胞が存在するのかどうか」という最大の問題点を外して、小保方さんの研究姿勢のみを厳しく批判するばかりで、視ていてウンザリした

小保方さんのSTAP細胞は存在するのかしないのかという「問題の本質」に迫る姿勢が欠落している。NHKの報道姿勢は常に体制側(今回は理研サイド)からのみ、体制批判を忘れている。

批判するなら、理化学研究所の問題点こそえぐりだして批判すべきであったがそれは皆無だった。

NHKは、若い研究者の研究姿勢を批判する前に、NHK自身の報道姿勢を正すべきである。

NHKスペシャル「魂の旋律~音を失った作曲家~」佐村河内問題で大失態を演じたばかり、その反省もなく、又似たような誤りを繰り返している。

NHKは庶民からの視聴料でなりたっていることを忘れている。消費税増税の問題についても批判はせず、政権与党の言いなり、消費税増税がもたらす問題点(弊害)を素通りしている。庶民の視線が欠けている。

そのくせ、
そして高い視聴料をとりながら、視聴料にちゃっかり消費税を上乗せすることだけは、放送の合間にお知らせ放送だけは忘れない。

NHKの視聴料は我々にとって税金みたいなものである。NHKは庶民からの視聴料でなりたっていることを忘れている。

NHKは、高い視聴料の上に胡坐をかいていると思うとむかっ腹がたった。

蛇足:

NHKは、東北大震災の被害と悲劇を繰り返し報道するが、政府の復興対策に対する批判はない。原発事故問題についても同じ、避難者への同情する報道はするが政府の原発政策にたいする批判はゼロに近い。

NHKは個人を批判する前に、体制批判の一つでも批判したことがあるのか。財務省の汚れた体質や検察や最高裁のウソと捏造によってでっち上げられた小沢裁判の真相については一言も触れようとしていないではないか。

xxxx

さすがに、マスコミの小保方バッシングはやりすぎと思ったのか、
朝日新聞(デジタル 4月11日(金)5時43分配信)は、次のように報じている。

小保方氏の指導役「STAPは本物の現象」 来週会見へ

 ”STAP(スタップ)細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーの指導役の笹井芳樹氏(52)が朝日新聞の取材に「STAPはreal phenomenon(本物の現象)だと考えている」とこたえた。小保方氏の現状については「こうした事態を迎えた責任は私の指導不足にあり、大変心を痛めた」と心境を説明した。来週中に会見を開く方針。”

遅すぎる弁明だが・・・。

加茂長:

小保方さんに関わる騒動について、「STAB細胞の特許」も含めて詳細に考察されている文書を目にしました。当ブログに投稿されたみくさんのコメントからたどって見つけた次第です。

今日もまた、朝日(新聞とネット記事)がSTAP論文の内容に新たな疑義が生じた旨の報道をしていますが、瑣末な点をとらえて小保方さんとその発見を貶めようとする悪意すら感じられます。

医療の進歩に繋がり得る(まだ萌芽ですが)研究を育てようとの前向きな姿勢は皆無、今回の騒動の裏にある『悪意』の実態は何なのでしょう小保方さんに論文を捏造する動機はあり得ない、とする武田氏の考察は納得できます。

「STAP事件簿01-12」:武田邦彦(中部大学)
http://takedanet.com
マスコミの軽薄な報道内容とは異なって、良く考察された文面と考えた次第です。

intr:

改ざん、ねつ造は明らか

小保方氏は電気泳動写真のレーン3の切り張りについて、「見やすくするために行なっただけ」だと説明しました。見やすくなるように画像に手を加えることは、科学界の常識では「改ざん」行為そのものであって研究不正に該当します。

また、博士論文からの画像流用について、「画像を取り違えただけ」だと説明しましたが、実際には間違えて博士論文の画像をそのまま流用した訳ではなく、博士論文の画像に書き込まれていた細胞組織名称の文字列の上に黒いラベルを貼り付けてその文字列を見えなくなるように加工し、さらにその上に別の文字色で同じ細胞組織名称の文字列を貼り付けてからネイチャー論文に流用しています。

なぜ博士論文で使用したすでに細胞組織名称入りの画像をそのまま「間違えて」流用せずに、その名称の上に黒いラベルを貼り付けて見えなくし、別の文字色で同じ名称を上書きする必要があったのでしょうか?

それは小保方氏が言うような単純な「画像の取り違え」などではなく、その画像が博士論文からの流用であることを小保方氏自身が知っていて、組織名称の文字列の上書きを行なったとしか考えられない行為です。この行為はSTAP細胞の実験ではない画像であると知りながら、それをSTAP細胞の実験の画像として「ねつ造」したものであり、明らかな研究不正行為です。

博士論文からの画像流用については以下のリンクに詳しい説明があります。
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/267.html

小保方氏は記者会見で、小保方氏以外にも単独でSTAP細胞の作成に成功した人がいると明言しましたが、その人の名前を問われて「名前は公表できない」と述べました。

小保方氏の説明の通りだとすると、その人がSTAP細胞の再現に成功したことになり、小保方氏への疑惑はきれいに晴れるはずです。それほど重要なのに名前の公表を拒むのはあまりにも不自然です。もし、その人の都合をおもんばかってのことであるならば、「その人にお願いしてみます」とでも言えたはずなのにです。

同じく小保方氏は記者会見で、STAP細胞作成にはコツ、レシピみたいなものがあると明言しましたが、それは公表できないと述べました。自身にかけられた疑惑を晴らすには、小保方氏の言うコツ、レシピを公表して、他の人に再現してもらうのが一番ですが、なぜかそれを小保方氏は拒否しました。

コツ、レシピを公表しても小保方氏のSTAP細胞発見という「ノーベル賞級の偉業」には何の問題もありません。他の人が再現できることで自身への疑惑がきれいに晴れることになるというのに、コツ、レシピの公表を拒むとはどういう訳でしょうか。

同じく小保方氏は記者会見で、公開実験をする気はないかと問われて、「実験をするにもスペースなど理研の都合があるので・・・」と言葉を濁し、公開実験に消極的な態度をとりました。

すでに200回以上STAP細胞の作成に成功していると明言しているので、公開実験でSTAP細胞の作成をみなさんに見てもらうことなどなんの差し障りもないはずです。公開実験で自身への疑惑がきれいに晴れることになるのに、それに消極的な態度をとるとはあまりにもおかしなことです。

記者会見におけるこれらの小保方氏の「奇妙な受け答え」は、小保方氏は「嘘」をついており、STAP細胞は実在しない、と考えればすべて納得できる受け答えです。

加茂長:

再度小保方騒動について

 intr氏が小保方さんの論文について「改ざん、ねつ造は明らか」と題したコメントを投稿されています。どのような意図からか極めて偏った意見と思われますので、以下に私の考えも書かせていただきます。

電気泳動写真のレーン3について小保方さんは、記者会見でオリジナルの写真を示した上で「結果を分かりやすく見せるために表示の仕方を工夫した」との説明をしていたように記憶しています。このレーンだけの切り貼りは論文投稿に慣れていない研究者の些細なミス(論文の結論に影響を与えるものではない)でしょう。

その他intr氏は、論文での画像取り違えや記者会見での小保方さんの回答に関わる疑義を述べておられますが、その内容は憶測に満ちあふれており、どれ一つとして確からしい推論とは見なせません。

例えば、小保方さんが一部共同研究者の名前や実験方法の詳細を明らかにしなかったことは、知財管理の観点(実験手技についてはさらに最適化していかなければならないと当人が述べていたように、今後新規な「方法特許」出願等の必要が生じるはず)からは当然のことと考えられます。

Intr氏の論の進め方(同様なマスコミ報道も)を眺めると、過去多くの冤罪が、被疑者の「無実」の訴えを無視して曖昧な状況証拠によってもたらされてきた事実を想起せざるを得ません。

小保方さんと共同研究者が、少なくとも従来の科学的常識にとらわれない発想に基づいて研究を行ったことは確かです(だからこそネイチャーのレフリーも論文掲載に同意した)。論文としての体裁の不備をあげつらうことは無意味でしょう。

 



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34 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
突然ですが・・ (みく)
2014-04-11 20:40:13
大変共感を覚えました、ツィートさせていただきます。
もしご迷惑なようでしたらこちらのブログか・・
こちらへ(http://blog.goo.ne.jp/georgiarule)ご返信ください。
直ぐに削除いたします。
返信する
みくさん (いかりや)
2014-04-11 21:27:29


コメント投稿は歓迎です。

みくさんのブログみました。
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★GHQ日本人皆殺し作戦 (通りがけ)
2014-04-12 07:12:37
「BRICS開銀の設立準備、7月首脳会議前に整う見通し=南ア財務相」について(RKブログ)
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201404/article_124.html#comment

こんな大事なニュースをGHQ作犬あっちいけ電通テレビはちっとも報道しないで24時間365日小保方論文バカ騒ぎとバカタレントバカ番組とバカ企業が電力を無駄遣いして作ったゴミと毒を視聴者に売りつけまくるナチス作洗脳CM放送で世界一優秀な日本人庶民のこどもを殺しながら電力を大浪費して日本中の家庭と官公庁!(公立施設のテレビ設置視聴は100%完全に公務員汚職刑事犯罪だねw)のテレビに流しまくっているんだねwムーアトランティス時代からちっとも進歩しないバカユダ金テレビの莫迦の一つ覚えだw
返信する
小保方騒動 (加茂長)
2014-04-12 17:27:27
小保方さんに関わる騒動について、「STAB細胞の特許」も含めて詳細に考察されている文書を目にしました。当ブログに投稿されたみくさんのコメントからたどって見つけた次第です。

今日もまた、朝日(新聞とネット記事)がSTAP論文の内容に新たな疑義が生じた旨の報道をしていますが、瑣末な点をとらえて小保方さんとその発見を貶めようとする悪意すら感じられます。

医療の進歩に繋がり得る(まだ萌芽ですが)研究を育てようとの前向きな姿勢は皆無、今回の騒動の裏にある『悪意』の実態は何なのでしょう。小保方さんに論文を捏造する動機はあり得ない、とする武田氏の考察は納得できます。

「STAP事件簿01-12」:武田邦彦(中部大学)
http://takedanet.com


マスコミの軽薄な報道内容とは異なって、良く考察された文面と考えた次第です。
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官公庁のテレビは全部公金窃盗です (通りがけ)
2014-04-13 00:11:06
>官公庁!(公立施設の公金盗用テレビ設置視聴は100%完全に公務員汚職刑事犯罪だねw)
http://ookawara.doorblog.jp/archives/37056231.html?1397314450#comment-form
ところで阿久根市役所とか阿久根市警察とかにテレビあるのかね?公金でテレビ買って公金でNHK受信料(4月から消費税増税に応じて視聴者に予告なく値上げしたらしいNHK受信料契約詐欺犯がテレビ放送で値上げ以前も以後も黙ってるから皆わからんうちに詐取されてるけど)払って公金で電気代払って私企業のコマーシャル放送だらけのテレビ番組を役所や警察署などの官公庁施設内で視聴すればそれは即座に公金不正流用費消の窃盗罪になりますね。それ、起訴有罪100%の重大刑事犯罪ですけどw公務員ならすぐに刑事処分と共に行政処分で懲戒免職と民事で損害賠償請求がもれなくついてきますw司法公務員なら特別公務員としてさらに罪が重くなるしw
公務員の刑事処分では憲法99条違反が適用されます。いわゆる内乱罪ですねw無期懲役以上死刑まであります。情状酌量は、自首した場合のみ認められますよw
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改ざん、ねつ造は明らか (intr)
2014-04-13 00:57:28
小保方氏は電気泳動写真のレーン3の切り張りについて、「見やすくするために行なっただけ」だと説明しました。見やすくなるように画像に手を加えることは、科学界の常識では「改ざん」行為そのものであって研究不正に該当します。

また、博士論文からの画像流用について、「画像を取り違えただけ」だと説明しましたが、実際には間違えて博士論文の画像をそのまま流用した訳ではなく、博士論文の画像に書き込まれていた細胞組織名称の文字列の上に黒いラベルを貼り付けてその文字列を見えなくなるように加工し、さらにその上に別の文字色で同じ細胞組織名称の文字列を貼り付けてからネイチャー論文に流用しています。なぜ博士論文で使用したすでに細胞組織名称入りの画像をそのまま「間違えて」流用せずに、その名称の上に黒いラベルを貼り付けて見えなくし、別の文字色で同じ名称を上書きする必要があったのでしょうか? それは小保方氏が言うような単純な「画像の取り違え」などではなく、その画像が博士論文からの流用であることを小保方氏自身が知っていて、組織名称の文字列の上書きを行なったとしか考えられない行為です。この行為はSTAP細胞の実験ではない画像であると知りながら、それをSTAP細胞の実験の画像として「ねつ造」したものであり、明らかな研究不正行為です。

博士論文からの画像流用については以下のリンクに詳しい説明があります。
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/267.html

小保方氏は記者会見で、小保方氏以外にも単独でSTAP細胞の作成に成功した人がいると明言しましたが、その人の名前を問われて「名前は公表できない」と述べました。小保方氏の説明の通りだとすると、その人がSTAP細胞の再現に成功したことになり、小保方氏への疑惑はきれいに晴れるはずです。それほど重要なのに名前の公表を拒むのはあまりにも不自然です。もし、その人の都合をおもんばかってのことであるならば、「その人にお願いしてみます」とでも言えたはずなのにです。

同じく小保方氏は記者会見で、STAP細胞作成にはコツ、レシピみたいなものがあると明言しましたが、それは公表できないと述べました。自身にかけられた疑惑を晴らすには、小保方氏の言うコツ、レシピを公表して、他の人に再現してもらうのが一番ですが、なぜかそれを小保方氏は拒否しました。コツ、レシピを公表しても小保方氏のSTAP細胞発見という「ノーベル賞級の偉業」には何の問題もありません。他の人が再現できることで自身への疑惑がきれいに晴れることになるというのに、コツ、レシピの公表を拒むとはどういう訳でしょうか。

同じく小保方氏は記者会見で、公開実験をする気はないかと問われて、「実験をするにもスペースなど理研の都合があるので・・・」と言葉を濁し、公開実験に消極的な態度をとりました。すでに200回以上STAP細胞の作成に成功していると明言しているので、公開実験でSTAP細胞の作成をみなさんに見てもらうことなどなんの差し障りもないはずです。公開実験で自身への疑惑がきれいに晴れることになるのに、それに消極的な態度をとるとはあまりにもおかしなことです。

記者会見におけるこれらの小保方氏の「奇妙な受け答え」は、小保方氏は「嘘」をついており、STAP細胞は実在しない、と考えればすべて納得できる受け答えです。
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◎テレビを撲滅して地位協定を破棄し伝統の菩薩常民国日本を再建しよう (通りがけ)
2014-04-13 07:41:56
高圧線の下の巨大な電磁界(電磁波)によって電源もなく灯る1,301本の蛍光灯
http://nueq.exblog.jp/17885085/

森永砒素ミルク中毒事件。明治セシウムミルク販売事件(これも事件すなわち企業犯罪です)。
テレビがGHQによって作られた世界一賢い日本人庶民の根絶を目的としたナチスドイツ開発の電磁波と視聴覚破壊映像を用いた殺人兵器であることは明らかな歴史的事実です。テレビで洗脳CMを流して毒やゴミを国民に強制的に買わせている、戦前からあって戦後も解体を免れた財閥系大企業はすべてGHQと結託しているのです。
アメリカはヒロヒトと共謀して沖縄無差別殺戮、本土都市大空襲、原爆投下と世界一賢い非戦闘員日本人庶民を何百万人も選択的に虐殺してきました。もちろん共犯のヒロヒトおよび戦前の大財閥系企業工場は無傷です。
終戦で米軍の兵器による日本人庶民虐殺ができなくなってから日本に乗り込んできたマッカーサーは世界一賢い日本人庶民が原爆でも空襲でも乗り越えて健在であることに恐怖し、ナチスドイツが開発したプロパガンダテレビによる大衆操作(脳破壊)を導入したのです。3S政策ですね。戦前からアメリカに共謀していた財閥系大企業がこぞって参加して日本人をこどものうちから脳や体を破壊して絶滅させるアメリカのたくらみにいっせいに協力して悪謀や悪知恵や悪業の限りを尽くすようになった。アメリカはもともと日本人を根絶やしにする目的で幕末からペリーを送り込んだのだから、日本人がもっとも大切にしているこどもの命を奪ってしまえば目的が達成できるわけです。これが戦後70年以上無法に占領されっぱなしの日本の真実です。

よって、われわれ世界一賢明なムー大陸伝統の菩薩常民日本人庶民は、ただちに日本からGHQテレビを撲滅して日米地位協定を破棄します。
返信する
GHQ戦争犯罪の共犯者 (通りがけ)
2014-04-13 08:55:46
三菱・・・安倍シンゾウ
森永・・・安倍昭恵

だったかなw忘れたw
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再度、小保方騒動について (加茂長)
2014-04-13 11:41:20
intr氏が小保方さんの論文について「改ざん、ねつ造は明らか」と題したコメントを投稿されています。どのような意図からか極めて偏った意見と思われますので、以下に私の考えも書かせていただきます。

電気泳動写真のレーン3について小保方さんは、記者会見でオリジナルの写真を示した上で「結果を分かりやすく見せるために表示の仕方を工夫した」との説明をしていたように記憶しています。このレーンだけの切り貼りは論文投稿に慣れていない研究者の些細なミス(論文の結論に影響を与えるものではない)でしょう。

その他intr氏は、論文での画像取り違えや記者会見での小保方さんの回答に関わる疑義を述べておられますが、その内容は憶測に満ちあふれており、どれ一つとして確からしい推論とは見なせません。例えば、小保方さんが一部共同研究者の名前や実験方法の詳細を明らかにしなかったことは、知財管理の観点(実験手技についてはさらに最適化していかなければならないと当人が述べていたように、今後新規な「方法特許」出願等の必要が生じるはず)からは当然のことと考えられます。

Intr氏の論の進め方(同様なマスコミ報道も)を眺めると、過去多くの冤罪が、被疑者の「無実」の訴えを無視して曖昧な状況証拠によってもたらされてきた事実を想起せざるを得ません。

小保方さんと共同研究者が、少なくとも従来の科学的常識にとらわれない発想に基づいて研究を行ったことは確かです(だからこそネイチャーのレフリーも論文掲載に同意した)。論文としての体裁の不備をあげつらうことは無意味でしょう。
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事実を基に判断しましょう (intr)
2014-04-13 15:56:01
加茂長さん、こんにちは。

まずはじめに加茂長さんが指摘されておられる特許問題ですが、STAP細胞の作成方法についてはすでに国際特許が出願されており、2013年に公開されています。
公開公報WO2013/163296 A1”Generating pluripotent cells de novo”
http://worldwide.espacenet.com/publicationDetails/biblio;jsessionid=EF4C9BA2998F2473BF41F75A1E13D4F2.espacenet_levelx_prod_0?FT=D&date=20131031&DB=EPODOC&locale=jp_EP&CC=WO&NR=2013163296A1&KC=A1&ND=6

この特許は細胞に様々なストレスを与えることによって万能細胞に変えることができることを権利請求としています。考えられる限り幅広い範囲を請求しており、特許防衛の上からは十分です。また、STAP細胞が本物であるならば理研が率先して特許戦略を主導するはずですが、理研にそうした姿勢はまったく見られません。

加茂長さんは、「小保方さんが一部共同研究者の名前や実験方法の詳細を明らかにしなかったことは、知財管理の観点(実験手技についてはさらに最適化していかなければならないと当人が述べていたように、今後新規な『方法特許』出願等の必要が生じるはず)からは当然のことと考えられます。」と述べていますが、小保方氏が今どういう状況に立たされているのかを理解されているのでしょうか。小保方さん以外に独力でSTAP細胞の作成した人が誰もいないことが小保方氏への疑惑を深めて、理研から解雇されるかどうかという瀬戸際に立たされているのです。小保方氏が本当にSTAP細胞作成の「コツ」を知っているなら、何もそんな理研にこだわる必要はなく、小保方氏に理解を示してくれている武田邦彦氏のような第3者に助力を頼めばいい話しです。武田邦彦氏なら喜んで助力してくれるでしょう。それにハーバードのヴァカンティ氏も喜んで迎えてくれるでしょう(いやこれは違うかもしれません)。


私が投稿した本意は、本ブログの記事が「問題の本質」に少しも迫っていないからです。小保方氏が記者会見を行なった目的は、理研の調査委員会が「小保方氏は研究不正を行なった」と結論づけたことについて、不服申し立てを行ない、その結論に反論する機会を持つためでした。

「問題の本質」は、STAP細胞に関するネイチャー論文に関して「研究不正行為があったかなかったか」です。一般人にとってはそうしたことは些細なことで、「問題の本質」はSTAP細胞が存在するか否かでしょう。

ですが小保方さんにとっては、自身は研究不正を行なっていない、ということを証明することが最大の関心事です。もし、不服申し立てが却下されたり、受理されても再び研究不正という結論となった場合、小保方氏の理研からの解雇は免れないでしょう。研究不正を行なったことが確定してしまえば、研究者として科学の世界で小保方氏が生きていくこともできなくなります。

STAP細胞が存在するか否かはここでいくら議論しても結論を出すことはできません。なぜなら存在することを示す具体的な証拠を私たちは知ることができないからです。具体的な証拠であるはずの小保方氏の実験ノートには日付の記載がなく、記述が断片的で研究のプロセスをトレースすることが不可能です。しかし、小保方氏が「研究不正を行なったかどうか」に関してはネットコミュニティが発達した現在では、誰でも具体的な物的証拠を基に検証することができます。これは実に驚くべきことです。

2002年に「シェーン事件」という高温超電導に関する史上最大の研究論文ねつ造事件が起こりました。このとき、疑惑が発覚するまでに4年の時間がかかっています。ヤン・ヘンドリック・シェーンという男はベル研究所の研究員として4年間に63本の論文を「ネイチャー」、「サイエンス」など一流科学誌に発表し、高温超伝導の知見を塗り替え、「ノーベル賞に最も近い男」と言われていました。世界中の研究者が、彼の実験追試に追われ、膨大な研究費と時間が費やされましたが誰も彼の実験を再現することができませんでした。結局、最後に内部告発によって同じデータをいろいろなグラフに使い回したりするなどの研究不正行為が発覚し、彼はベル研究所を解雇されます。
このシェーン事件に関しては以下のリンク先に詳しい説明があります。シェーン事件の経過にはSTAP細胞疑惑の経過と似ている点が多々あります。
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/66942f478ce71afdc2a7fc05db90df35

2002年当時はまだネットコミュニティが発達していませんでしたが、今は違います。ネイチャー論文は発表されてから1週間も経たないうちにネット上で、論文に掲載されている電気泳動写真に切り貼りされている部分があるという指摘があがりました。これが調査委員会で指摘された「改ざん」にあたる研究不正行為です。その後、論文に掲載されているテラトーマ(奇形種、がんの一種)の画像が小保方氏の昔の博士論文からの使い回しであるという指摘がなされました。この画像はSTAP細胞がどのような細胞にも分化することができる万能性を有していることを示す重要な画像です。その研究の核心となる画像が他の論文の異なる実験結果の画像からの使い回し(ねつ造)であることが判明したことは科学界に大きな衝撃を与えました。共同研究者の若山教授はこのことを知って、「STAP細胞が存在することを信じ続けることができなくなった」として、共同研究者たちにネイチャー論文の撤回を呼びかけました。この呼びかけに共同研究者の笹井氏、丹羽氏は同意しましたが、ヴァカンティ氏と小保方氏の2名はネイチャー論文の撤回に反対しています。

小保方氏は電気泳動写真の切り貼りを行なったことを認めています。その動機について「見やすくするため」と言っています。また、切り貼りを行なっても結果は変わらないので悪いこととは思わなかったという趣旨のことを言っています。これを聴いて一般の多くの人は「何だそれなら問題ないじゃん」と思うかもしれません。ですがこの小保方氏の主張は科学の世界では通用しません。科学研究はプロセスの妥当性が認められて初めて信頼を得ることができるものです。「結果が良ければそのプロセスで多少の加工(改ざん)を行なっても許される」というのは科学研究とは無縁の考え方です。まがりなりにも博士の資格を持っている小保方氏がいうべき言葉ではありません。さらに小保方氏は「切り貼りしても結果に変わりがない」と主張していますが、それは事実ではありません。切り貼りする前の画像では、T細胞受容体遺伝子再構成バンドがはっきりとは認められませんでした。切り貼りした後の画像では、T細胞受容体遺伝子再構成バンドがはっきりと認められます。切り貼りした結果には違いが認められます。これは小保方氏も認めているように「見やすくするため」という目的をもってなされた「改ざん」行為であり、研究不正以外の何ものでもありません。

小保方氏は博士論文からの画像の使い回しについて、「単なる画像の取り違え」であると主張しています。しかし、この画像の使い回しは「単なる取り違え」ではありません。ネイチャー論文に掲載された画像は、博士論文の画像から一部を切り取ったものです。博士論文の画像は細胞組織の画像が上にあり、その下に染色した細胞組織画像が配置されています。博士論文の画像から下部の染色した細胞組織画像だけをコピーしたのですが、その画像の一番上に「ゴミ」のような横線が見て取れます。これはネイチャー論文に使い回すために博士論文の画像から下部の染色した細胞組織画像をコピーする際に、上部の細胞組織の画像の最下部も含めてコピーしてしまったからです。したがって、小保方氏は博士論文から「間違えて」ではなく、「故意」にコピーした画像をネイチャー論文に使い回したのであり、「単なる画像の取り違え」などではなく、明らかな実験結果のねつ造以外の何ものでもありません。

科学の世界では、自身の研究論文でねつ造や改ざんなどの研究不正を行なった者は犯罪者と同じように見なされます。研究不正を働いた者は科学界から追放されます。小保方氏はそれだけのことをしたのです。

以上の私の主張は単なる推測や憶測などではなく具体的な物的証拠を基にしたものです。
以下のサイトに具体的な物的証拠の数々が掲載されています。皆さんでじっくり検討して下さい。
http://stapcells.blogspot.jp/
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