今回(10/6)初公判における小沢氏の主張はこれまでにない強い調子で検察を批判しています。
NHK News web(10月6日 14時0分)より小沢氏の主張を抜粋(冒頭部分)します。
今、指定弁護士が話されたような事実はありません。裁判長のお許しをいただき、ただいまの指定弁護士の主張に対し、私の主張を申し上げます。指定弁護士の主張は、検察の不当・違法な捜査で得られた供述調書を唯一の根拠にした検察審査会の誤った判断に基づくに過ぎず、この裁判は直ちに打ち切るべきです。百歩譲って裁判を続けるにしても私が罪に問われる理由はまったくありません。
本件の捜査段階における検察の対応は、主権者である国民から何の負託も受けていない一捜査機関が、特定の意図により国家権力を乱用し、議会制民主主義を踏みにじったという意味において、日本憲政史上の一大汚点として後世に残るものであります。
この主張は筆者がかねてより主張したきたことです。主権はあくまでも国民にあるのであって、官僚(検察)側にあるのではない。議会制民主主義の基本中の基本は「選挙」です。主権を持った国民から選ばれた代表を検察の恣意的な捜査によって、政治を動かすがごときは断じて許されるべきではありません。
何万~何十万の選挙民によって選ばれた議員は、国民の負託に応えていなければ、次の選挙で国民の判断によって裁かれる筋合いのものです。それを具体的な証拠もなしに、検察が特定の議員を狙い打ちにするがごときは、憲法違反である、時代錯誤も甚だしい。そもそも法の番人たる検察官が、「虚偽記載」を罪に問える代物であるかどうかの判断もできないほど幼稚化している。
問われているのは、司法のほうである。
検察の捜査内容のマスコミへのリークは守秘義務違反であり、法を守るべき検察自らが法を犯している。
今回小沢氏を起訴にもちこんだ検察審査会には数々の疑惑があります。
検察には裏金疑惑がある、問題を暴露しようとした元検察官を逮捕して、懲役刑にして口封じしてしまった。
参考:
検察の暴走とそれに同調するマスゴミ:議会制民主主義を知らない愚者の集まり・・・
(2010-02-28 )
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20100228
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます