㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

地球温暖化問題、CO2削減。何か問題になるの?

2011年07月31日 | 日記

そんな基本的な所からの講習会パート2を、昨夜我がエコプロジェクトチームで開催致しました。

講師には、(株)セラネットシステムの代表者、島田洋二社長をお迎えして開催。
実は、彼とは友人と言う事も有り、エコプロジェクトチームのアドバイザーと言う立場で参画して頂いて居るんです。

講習会内容では、食料自給率が日本では40%で、半分以上の6割を輸入に頼って居る現状。

世界に目を向けると、大半がアメリカ等が主要生産国と成っており、その原産国では8割が国内消費、2割が輸出と言う現状。

日本がアメリカの傘下にあると言うのは、軍事防衛面だけでなく食料面からも言える事を改めて認識。

そんな中で、温暖化が進むと食物の生態系が崩れ、正に食べ物が無くなる現象に直結する。

世界一の比率で、輸入に頼って居る日本は正に危機的な状態に成るんだと、何とも衝撃的な内容。

その温暖化を促進加速して居るのがCO2な訳で、地球が危ないのでは無く人類が危ないって事なのだと。

私が暮らして居る信州は周りが森林に囲まれた自然豊かな地域では有るのですが、この地域でさえ現在排出されて居るCO2に対して樹木が吸収するCO2が約3割と、何らかの対策を打たないと人類滅亡へ。

その森林には手入れが必要で、手間とコストが掛かる為自然保護だけでは片手落ちに。

そんな危機感からの結論が、自分達が出来る事から始めような訳です。

リサイクルが本当に環境に取って良い事なのか。
リサイクルではなくリユースにして行った方が良いのではないか等。

食物性油等の廃油も、石鹸を作ったり燃料にしたりする事が良い事として来ましたが違うんだと。
徹底的ろ過して使い、地域で集めて業者に買い取ってもらい、それを一部は再生油に、一部は家畜の飼料に、最後に燃料とされる事も学びました。

食べ物のゴミは家畜の飼料にして、また家畜が食材に成る。そうする事で家畜の飼料の輸入が抑えられる等。

経済活動の面から考えると大きく不安では有りますが、買わない、使わない、捨てない。メタボ対策して健康と地球環境改善をっと。

日本に有る、もったいないの精神が大切に成るんだって事でしょう。

メンバーからも、買い物の回数を減らしたらゴミが減ったとか。
緑のカーテンに、食べられる弦性植物のゴーヤ、スイカ、メロン等を利用して居ると言った話が出たり。

目の前から無くなると意識しなく成るのですが、その後どこでどんな処理、処分がされて居るのか迄知る必要が有り、全てを見える化して正誤の観点から知恵を出し合う必要性が有る。

自分達の子孫の為に、今出来る事から始め、環境意識活動を如何に広めて行くかがキーポイントだと、全員が認識する事の出来た講習会と成りました。

官民の一体と成った環境保護活動が正に必要で、温暖化防止対策ではなく温暖化する前提での危機管理対策を取るべきだとしめくくられました。


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