㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

東日本大震災から10年に思う

2021年03月11日 | 日記

もうあれから10年も経つんだ…

10年前の今日は朝から東京に出張、大きな揺れを体感したのはビックサイトの中での事でした

立っていられない程の大きな揺れとその時間の長さ、屋外に避難した方が良いと判断しやっとの思いで出たもののその強い揺れは収まっていなかった

情報として手に入るのはガラケーTVからのニュースだけで、とにかく津波、津波、津波、交通機関の情報等は全く入ってこない

電話やメール等の連絡手段は全て込み合っている為のアナウンスのみ、夜中になって家族の無事が確認出来た位であった

当日は帰宅難民としてビックサイトで夜を明かし、翌日丸々1日掛けて何とか自宅迄帰る事が出来た訳です

当家は緊急時持ち出し用品としての用意はそれなりに自宅にはして有りましたが、この日を機に、会社も社員にも、自宅も見直しと拡充をする事に

当家はオール電化、太陽光発電をしているので日中の電力は何とかなる

井戸水を利用しているので飲水も何とかなるので食べ物だけは準備が必要で、インスタント食品と缶詰め類の備蓄は常時となっている

自宅建物自体は耐震構造を強化させた造りのため、震度7でも大丈夫だとか…

津波被害にあわれた方々、原発事故被害に今も帰宅出来ない方々がいる現状を、やもすれば忘れている私もいるわけです

原発事故処理、完全には100年経っても無理でしょう

それでも稼働方針、新規建設方針なのには複雑な思いでいます