株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所

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紅葉狩り

2013-11-05 11:49:06 | 日記

 こんにちは、馬頭です。最近は口癖で「1年って短いなぁ~」とよく言っていて、みんなに「まだ2か月もあるわっ!」と怒られているのですが、部屋に掛けているカレンダーが2か月綴りのものなので、先日最後のページになってしまい、つくづく「1年って短いなぁ~」と感じてしまいました。でも、確かにまだ2か月あるし、この時期にしか楽しめないものもあるので、過ぎ去る時間を楽しみつつ過ごしていった早く感じるのかもしれませんね。

 ということで、この時期しか楽しめないものというと、「紅葉」の風景でしょう!先日、大分県の紅葉狩りの定番となっている2カ所をまわる機会があったのでご紹介します。

 まず、初めに中津市の「本耶馬溪」です。青の洞門や羅漢寺といった観光名所もあり、紅葉狩りにはもってこいの場所です。三隈川と耶馬溪の景色を眺めつつドライブの休憩するには道の駅「耶馬トピア」がおすすめです。

 次にご紹介するのが、同じ「耶馬」でも豊後高田市にある「夷耶馬」です。豊後高田市香々地にある夷谷には中国の切り立った山々を彷彿とさせる風景がひろがっており、ちょっとした異世界の風景を楽しめます。また、渓谷をぬけて海岸線に出ると全国でも有数の夕陽の名所である「真玉海岸」もあるため、この時期のデートスポットとしてイチオシです。


潮観橋附潮観橋序碑・石燈籠

2013-11-02 17:16:07 | 文化財

ども、ウメです。あっという間に11月になりました。

この頃は朝晩だけでなく、日中も肌寒い日が多く、日が暮れるのもすごく早くなりました。

今年も残すところ60日、精一杯駆け抜けられたらと思います。

 

今私たちの会社では、大分県豊後高田市にある石燈籠の保存処理をおこなっております。

この石燈籠は「潮観橋附潮観橋序碑・石燈籠」という大分県指定の有形文化財で、

所在地は豊後高田市香々地の別宮八幡宮になります。

この潮観橋は国東半島では数少ない石橋で、

石橋のたもとにあります序碑・石燈籠には石橋の建造年代や願主、石工などが彫られております。

鳥居の奥にあるのが潮観橋です。ちょっとわかりずらくてすいません・・・。

こちらが別宮八幡宮になります。

 

先日石燈籠の解体をおこない、現在は事務所に持ち帰って作業をおこなっております。

保存処理に関しましては、今後このブログ内でもご紹介していきたいと思います。