違法ダウンロードに罰則 著作権法改正案を可決 衆院本会議 2012年6月15日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120615/plc12061514570012-n1.htm
衆院は15日の本会議で、著作権者の許諾なしに音楽や動画を違法ダウンロードする行為に罰則を科す規定を盛り込んだ著作権法改正案を賛成多数で可決した。参院に送付、今国会で成立する公算が高まった。
現行の著作権法は、音楽や動画を許諾なしにサイトにアップロードして配信する行為を処罰する一方、違法と知りながら利用者がダウンロードしても刑事罰がない。音楽業界から抑止効果を高めるため罰則の強化を求める声が上がっていた。違法ダウンロードの罰則は「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」としている。
改正案について政府は当初、絵画など他人の著作物が偶然背景に写り込んだ写真や映像をインターネットのブログで公開する行為などを著作権侵害の対象から除外することを柱に提案。15日の本会議に先立つ文部科学委員会で自民、公明両党が違法ダウンロードの罰則も盛り込む修正を提案し、民主党も賛成した。
違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案が衆院で可決 2012年6月15日 ITmedia
http://news.infoseek.co.jp/article/itmedia20120615045news
違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ著作権法改正案が6月15日、衆議院本会議で与野党の賛成多数で可決された。
同日午前の文部科学委員会で、政府が提案した改正案の採決前に自民・公明が刑事罰化を盛り込む修正案を提出し、民主を含め賛成多数で可決。午後の本会議で修正案を含む形で可決された。
従来は違法にアップロードされた音楽ファイルなどをダウンロードする行為は違法ながら罰則規定はなかったが、修正案ではこれに対し2年以下の懲役または200万円以下の罰則(親告罪)を科す。
政府提案の改正案では、暗号によるコピー防止技術が施されたDVDなどの複製を私的複製の範囲外とした。CSSによるコピー防止が施されているDVDをPCのHDDに吸い出すリッピングは、ユーザーが購入したDVDを自分のPCに落とす限りにおいては私的複製として認められてきたが、施行されれば今後は違法になる。罰則規定はないが、DVDをリッピングできるプログラムの提供などには罰則が科される。
違法ダウンロードに罰則、今国会中に成立見通 2012年6月15日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120615-OYT1T01047.htm
著作権者の許可なしにインターネット上から映像や音楽をダウンロードする行為に罰則を科すことを盛り込んだ著作権法改正案の修正案が、15日の衆院本会議で民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決され、参院に送付された。
今国会中に成立する見通しだ。
現行の著作権法は、著作権者の許可なしに音楽や映像をインターネット上に配信することを処罰対象としているが、ダウンロードについては刑事罰がなく、音楽業界などが罰則を設けるよう求めていた。
政府が国会に提出した著作権法改正案は、一定の範囲で著作権者の許可なしに著作物を利用できる規定を導入する内容。自民、公明両党が本会議に先立つ15日の衆院文部科学委員会で、許可なく著作物をダウンロードした場合、2年以下の懲役または200万円以下の罰金とする修正を加えた。規制強化を懸念する声に配慮し、被害者の告訴がないと起訴できない親告罪とした。改正案は10月1日の施行を予定している。
さて、違法ダウンロード刑事罰化法案が衆議院で可決。参議院で否決される特別な理由もないでしょうから、おそらくはそのまま法案が可決されて施行(早ければ今年の10月1日から?)となるのでしょうが、実際のところ、どの程度まで運用できるのでしょうか…???
細かいことを突っ込むならば、投稿サイトが存在する限り、例えば音楽などはパソコンに直接ケーブルをつないでMDなどアナログ音源に録音すれば、音質もほとんど劣化せず(*)コピーできるのではないか? そもそも著作権の緩い国も含めた世界各国と連携して違法にアップロードする側を取り締まる方が順番として先ではないか? といった様々な疑問が浮かぶのですが、当面は違法にダウンロードしたファイルをそのまま違法にアップロードしている方や、アクセス数アップ狙いありきの零細投稿サイトを取り締まっていく根拠として利用していくのかもしれませんね。
*ドルビーなどノイズリダクションを駆使して、いかに雑音を減らすかに苦心した世代から見れば、MD4倍モードでも、雑音が入らないというだけで音質的には十分合格点を出せるんですよね。
テレビもパソコンやスマホ経由で見る人が増えた現在、多少の音質劣化位なら気にしないという人も決して少なくないのではないでしょうか…。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120615/plc12061514570012-n1.htm
衆院は15日の本会議で、著作権者の許諾なしに音楽や動画を違法ダウンロードする行為に罰則を科す規定を盛り込んだ著作権法改正案を賛成多数で可決した。参院に送付、今国会で成立する公算が高まった。
現行の著作権法は、音楽や動画を許諾なしにサイトにアップロードして配信する行為を処罰する一方、違法と知りながら利用者がダウンロードしても刑事罰がない。音楽業界から抑止効果を高めるため罰則の強化を求める声が上がっていた。違法ダウンロードの罰則は「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」としている。
改正案について政府は当初、絵画など他人の著作物が偶然背景に写り込んだ写真や映像をインターネットのブログで公開する行為などを著作権侵害の対象から除外することを柱に提案。15日の本会議に先立つ文部科学委員会で自民、公明両党が違法ダウンロードの罰則も盛り込む修正を提案し、民主党も賛成した。
違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案が衆院で可決 2012年6月15日 ITmedia
http://news.infoseek.co.jp/article/itmedia20120615045news
違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ著作権法改正案が6月15日、衆議院本会議で与野党の賛成多数で可決された。
同日午前の文部科学委員会で、政府が提案した改正案の採決前に自民・公明が刑事罰化を盛り込む修正案を提出し、民主を含め賛成多数で可決。午後の本会議で修正案を含む形で可決された。
従来は違法にアップロードされた音楽ファイルなどをダウンロードする行為は違法ながら罰則規定はなかったが、修正案ではこれに対し2年以下の懲役または200万円以下の罰則(親告罪)を科す。
政府提案の改正案では、暗号によるコピー防止技術が施されたDVDなどの複製を私的複製の範囲外とした。CSSによるコピー防止が施されているDVDをPCのHDDに吸い出すリッピングは、ユーザーが購入したDVDを自分のPCに落とす限りにおいては私的複製として認められてきたが、施行されれば今後は違法になる。罰則規定はないが、DVDをリッピングできるプログラムの提供などには罰則が科される。
違法ダウンロードに罰則、今国会中に成立見通 2012年6月15日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120615-OYT1T01047.htm
著作権者の許可なしにインターネット上から映像や音楽をダウンロードする行為に罰則を科すことを盛り込んだ著作権法改正案の修正案が、15日の衆院本会議で民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決され、参院に送付された。
今国会中に成立する見通しだ。
現行の著作権法は、著作権者の許可なしに音楽や映像をインターネット上に配信することを処罰対象としているが、ダウンロードについては刑事罰がなく、音楽業界などが罰則を設けるよう求めていた。
政府が国会に提出した著作権法改正案は、一定の範囲で著作権者の許可なしに著作物を利用できる規定を導入する内容。自民、公明両党が本会議に先立つ15日の衆院文部科学委員会で、許可なく著作物をダウンロードした場合、2年以下の懲役または200万円以下の罰金とする修正を加えた。規制強化を懸念する声に配慮し、被害者の告訴がないと起訴できない親告罪とした。改正案は10月1日の施行を予定している。
さて、違法ダウンロード刑事罰化法案が衆議院で可決。参議院で否決される特別な理由もないでしょうから、おそらくはそのまま法案が可決されて施行(早ければ今年の10月1日から?)となるのでしょうが、実際のところ、どの程度まで運用できるのでしょうか…???
細かいことを突っ込むならば、投稿サイトが存在する限り、例えば音楽などはパソコンに直接ケーブルをつないでMDなどアナログ音源に録音すれば、音質もほとんど劣化せず(*)コピーできるのではないか? そもそも著作権の緩い国も含めた世界各国と連携して違法にアップロードする側を取り締まる方が順番として先ではないか? といった様々な疑問が浮かぶのですが、当面は違法にダウンロードしたファイルをそのまま違法にアップロードしている方や、アクセス数アップ狙いありきの零細投稿サイトを取り締まっていく根拠として利用していくのかもしれませんね。
*ドルビーなどノイズリダクションを駆使して、いかに雑音を減らすかに苦心した世代から見れば、MD4倍モードでも、雑音が入らないというだけで音質的には十分合格点を出せるんですよね。
テレビもパソコンやスマホ経由で見る人が増えた現在、多少の音質劣化位なら気にしないという人も決して少なくないのではないでしょうか…。