阿久根市長を背任容疑で告発 九州などの弁護士25人 2010年10月25日 共同
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102501000677.html
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、違法な専決処分で副市長に選任した仙波敏郎氏の給与などを市に支払わせたのは背任の疑いがあるとして、九州・沖縄8県と秋田県の弁護士計25人が25日、竹原市長に対する告発状を鹿児島地検に提出した。
告発状によると、竹原市長は、地方自治法違反の専決処分で選任した仙波副市長に対し、8月以降、約38万円の月給を市に支払わせた。さらに、竹原市長が都内の大学で5月に講演した際、市に旅費など約6万4千円を請求して受け取るなど、市に損害を与えたとしている。
弁護団代表の池永満弁護士は「政策のためだけでなく私的行為にも公金が使われていた事に、刑事的制裁を加える必要がある」と話した。
仙波氏は共同通信の取材に「(市長の)出張は公務であり、私の選任も違法との司法判断は出ていない。リコールの動きに乗じて市長をつぶそうとしている」と語った。
鹿児島県阿久根市をめぐる情勢はますます混迷を深め、傍から見ているとますます目が離せなくなってきていますね。
現役の市長が背任容疑で訴えられるなんて、明確な横領事件とわかるような不祥事を引き起こしたようなケースを別にすれば、あまり過去に例もないと思いますし、当事者から見れば屈辱もいいところですが、まあ外部のしかも複数の弁護士から訴えられるに値するそれだけのことを実際にやってきたわけですし、今回の背任容疑での告発が阿久根市民のリコール成立選挙にどのような影響を与えるのか非常に関心が高いところだと思います。
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102501000677.html
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、違法な専決処分で副市長に選任した仙波敏郎氏の給与などを市に支払わせたのは背任の疑いがあるとして、九州・沖縄8県と秋田県の弁護士計25人が25日、竹原市長に対する告発状を鹿児島地検に提出した。
告発状によると、竹原市長は、地方自治法違反の専決処分で選任した仙波副市長に対し、8月以降、約38万円の月給を市に支払わせた。さらに、竹原市長が都内の大学で5月に講演した際、市に旅費など約6万4千円を請求して受け取るなど、市に損害を与えたとしている。
弁護団代表の池永満弁護士は「政策のためだけでなく私的行為にも公金が使われていた事に、刑事的制裁を加える必要がある」と話した。
仙波氏は共同通信の取材に「(市長の)出張は公務であり、私の選任も違法との司法判断は出ていない。リコールの動きに乗じて市長をつぶそうとしている」と語った。
鹿児島県阿久根市をめぐる情勢はますます混迷を深め、傍から見ているとますます目が離せなくなってきていますね。
現役の市長が背任容疑で訴えられるなんて、明確な横領事件とわかるような不祥事を引き起こしたようなケースを別にすれば、あまり過去に例もないと思いますし、当事者から見れば屈辱もいいところですが、まあ外部のしかも複数の弁護士から訴えられるに値するそれだけのことを実際にやってきたわけですし、今回の背任容疑での告発が阿久根市民のリコール成立選挙にどのような影響を与えるのか非常に関心が高いところだと思います。