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ブログ市長派2市議が失職「多数決の暴挙だ」 議場占拠で除名決定

2010-10-19 06:26:38 | Weblog
ブログ市長派2市議が失職「多数決の暴挙だ」 議場占拠で除名決定 2010年10月18日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101018/lcl1010181104002-n1.htm
 鹿児島県阿久根市議会は18日の本会議で、9月定例議会の初日に議場に立てこもり、審議を妨害した竹原信一市長派の市議4人に対する懲罰動議を審議し、議長席を占拠したり、議長を後ろから突き飛ばしたことが悪質として2人を除名処分とした。地方自治法の規定により、2人は議員を失職した。
 残りの2人は議場を封鎖したが、積極的な関与が認められないとして、市議会や委員会への5日間の出席停止処分とした。除名処分となったのは、山田勝市議(65)と牟田学市議(52)。出席停止処分は松元薫久市議(34)と石沢正彰市議(64)。
 審議終了後、4人は記者会見し、山田氏は「多数派の暴挙で、公平ではない。市民のためにならない議会は解散しかない」と批判した。
 本会議には市議16人全員が出席し、審査対象の4人以外は全員反市長派のため、賛成多数で懲罰特別委の決定通りの処分が決まった。

阿久根、市長派・懲罰4市議が議会の解散請求へ 2010年10月19日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101018-OYT1T01037.htm
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)派の市議ら4人が議場内に立てこもるなどしたとして、除名処分や出席停止処分を受けた問題で、4人は18日、「今週中にも市選管に議会解散の署名運動の開始を申請する」と記者団に述べ、地方自治法に基づき市議会の解散請求(リコール)に乗り出す意向を示した。
 市民団体が今月13日に市長解職の本請求をしており、議会の解散請求が同時並行で進む可能性も出てきた。
 解散の賛否を問う住民投票の実施に必要な署名は、有権者の3分の1以上に当たる約6700人分。1か月で8000人以上の署名獲得を目指すという。

阿久根市長リコール投票は12月5日 2010年10月13日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101013/lcl1010131656006-n1.htm
 鹿児島県阿久根市選挙管理委員会は13日、竹原信一市長の解職の是非を問う住民投票について、11月15日告示、12月5日投開票の日程に決めたと発表した。



 親分は散々好き勝手をやり、子分も悪乗りしたあげく、除名処分されたと思ったら今度は議会の解散請求に…。
 追い込まれているのはわからなくもありませんが、手段を選ばないというのはあまりにも大人げありませんし、ホント この連中はどうしようもないですね…(呆れ
 親分(竹原氏)のリコール選挙は12月5日に行われますが、市民はどのような答えを選ぶのでしょうか…。 

川西市長選 現職、大塩氏が再選

2010-10-19 05:31:15 | Weblog
川西市長選 現職、大塩氏が再選 2010年10月18日 神戸 
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003539830.shtml
 任期満了に伴い、現職に新人3人が挑む争いとなった川西市長選が17日、投開票され、無所属現職の大塩民生氏(64)=自民推薦=が、
無所属新人の元衆院議員木挽司氏(52)と、同じく元川西市議黒田靖敏氏(68)、共産新人の前川西市議大塚寿夫氏(71)を破り、再選を果たした。投票率は55・49%(前回59・02%)だった。

★兵庫県川西市 市長選挙結果
当38790 大塩民生=無現<2>[自]
 18017 木挽司=無新
  8611 大塚寿夫=共新
  5042 黒田靖敏=無新


 兵庫県川西市は、大阪府境に位置する人口15.8万人程の市で、市長選は現職で自民が推薦する大塩民生氏に対して、元衆院議員の木挽司氏、元川西市議の黒田靖敏氏、共産推薦の前川西市議の大塚寿夫氏の3新人が挑戦しましたが、
 『川西を元気なオンリーワンの町にしたい。市役所が市民の役にたつところになろう。そんな思いで1期、行財政改革・職員の意識改革に取り組んできた』と1期4年の実績をアピールすると共に、『広い市内で、それぞれの特色を伸ばす。地方分権が地域分権になるようにしたい。中央北地区は利活用する必要がある。今年7月に県から都市計画決定を頂き、大きな進展だ。着実に進めていくことが活性化につながる。』と訴えた現職の大塩民生氏が38790票を獲得し、
 『政治を目指した原点は、次の世代を育てること。それを喜びとしている人間だと実感している。皆さんが暮らす町には志を持った若者がたくさんいる。「公に貢献したい」という人がいる。そんな若者を後押しする役割が、私たち責任世代だ。 政権交代がなされたが、相変わらず重い負担があり、負担を取り払う活動を本格的にしないといけない。皆さんと手を携えて新しい川西をつくることは、全国に影響を与えると思う。』と次の世代を育てたいと訴え18017票を獲得した木挽司氏、
 『市議を9期にわたって務めてきた。この市は民間業者による北部の開発に始まり、開発、開発の連続だった。そこに税金がつぎ込まれている。しかし町づくりは無計画で、住みにくい町になっている。開発優先から、市民の暮らし優先に切り替えなければならない。 手始めは乳がん、子宮がんの無料検診の実施。国民健康保険料の1万円引き下げはすぐ実行したい。坂が多いので福祉バスが望まれる。中学卒業まで医療費を無料化していく。』と市民の暮らしの最優先を訴え8611票を獲得した大塚寿夫氏、
 『この不景気に市長、市議の報酬は高い。報酬を日当制にすることを最大の公約にする。市の借入金は膨大だ。子どもや孫の時代につけを回してはいけない。今後、人口減少で税収も減る。現実は厳しいが、市民に喜んでもらえる仕事をしたい。』と訴え5042票を獲得した黒田靖敏氏 の3新人を一蹴して危なげなく再選を決めました。

 ん…。元々現職が有利なところに新人が3人も立候補すれば、ますます現職が有利になることは明らかですし、実質現職の信任投票状態だったと思いますが、再選を決めた大塩氏は次の4年間でどのような実績を残してくれるのでしょうか…。