中国・香港株式市場・大引け=反発、中国は6カ月ぶりの高値 2010年10月25日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK876359020101025
25日の中国株式市場は急反発。終値で約6カ月ぶりの高値をつけた。非鉄金属の廈門タングステンや金融株が買われた。
上海総合指数は76.376ポイント(2.57%)高の3051.419。心理的な節目となっていた3000を上抜けた。
一部の地元市場関係者は、短期的に中国株に非常に強気な見方を維持しているが、中国人民銀行(中央銀行)は利上げに加え、先週の短期金融市場で610億元(ネット)を吸収しており、大幅な株価上昇は見込めない可能性もある。
アナリストは、目先3000─3200が上値のメドになると指摘。下値支持線は250日移動平均線(現在2892)という。
市場の売買高回復は投資家のセンチメント改善を示しているとして、証券株が金融株上昇をけん引した。CITIC証券と海通証券 はいずれも10%のストップ高となった。
ドル安を背景に素材株の上昇が続くなか、非鉄金属株が上昇した。廈門タングステン、Sino-Platinum Metals Co Ltd 、Baoji Titanium Industry Co Ltdはいずれも10%の値幅制限いっぱいまで値上がりした。
香港株式市場も反発。ドル安や業績期待で石炭株や石油株が値上がりした。
ハンセン指数は110.37ポイント(0.47%)高の2万3627.91。引けにかけて不動産株に小口の売りが出たため、朝方の高値からは押し戻された。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)は131.28ポイント(0.97%)高の1万3626.08。上海株の上昇が支援材料となった。
ヤン州煤業は10.8%急伸。第3・四半期決算で227%の増益となった。今週決算発表を控えた神華能源は3.6%高、26日に発表予定の中煤能源は3.8%高。
香港証券取引所は4.9%高となり、シンガポール証券取引所(SGX)によるオーストラリア証券取引所買収が懸念材料とはならなかったことを示した。デルタ・アジア・フィナンシャル・グループの株式調査部門責任者、コニタ・ハン氏は、合併が香港証券取引所の市場における主導的な地位を脅かすことはないと思われるとの見方を示した。
台湾株式市場・大引け=4日続伸、約9カ月ぶり高値 2010年10月25日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK876338820101025
週明け25日の台湾株式市場は4営業日続伸し、加権指数は前営業日終値比138.92ポイント(1.7%)高の8306.98と、1月中旬以来、約9カ月ぶりの高値で引けた。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を受けてドル安が進行するとともに、新興国市場への投資意欲が盛り上がり、他のアジア株式市場と同様に買いが先行した。
シドニー株式市場・大引け=続伸、ASXが急伸 2010年10月25日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK876350420101025
週明け25日のシドニー株式市場の株価は続伸、S&P/ASX200指数は前営業日終値比61.8ポイント(1.3%)高の4710.0と約5カ月ぶりの高値で引けた。
シンガポール取引所(SGX)によるオーストラリア証券取引所(ASX)買収を受け、同社株が急伸し、金融株に主導される形で幅広い銘柄が買われた。
SGXによるASX買収は、先日明らかとなった米大手投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)による豪金融サービスのパーペチュアル買収に続くもの。
アナリストの1人は「企業の買収劇が活発化するとの見方が今後は強まる」と指摘した。
ASX株の終値は、19.4%高の41.75豪ドル。SGXによる買収提案が好感され、株価は急騰したが、規制リスクを背景に、買い付け価格には届かなかった。
買収活発化期待では、マッコーリー・グループMGQ.AXや株主サービス会社のコンピューターシェアも買われ、それぞれ4%以上値を上げた。
このほか、リオ・ティントが2.5%高の84.10豪ドルと、約2年ぶり高値まで急伸。格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが同社のシニア無担保債格付けを「Baa1」から「A3」に引き上げたことが買い材料となった。同業のBHPビリトンは0.3%の小幅高だった。
ソウル株式市場・大引け=続伸、自動車株が上げ主導 2010年10月25日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK876348420101025
25日のソウル株式市場は続伸して引けた。投資家が週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議での合意に反応。ドル安への期待から、韓国など新興国市場の株式が一段と買われている。
現代自動車と起亜自動車が上げを主導している。
総合株価指数(KOSPI)終値は18.40ポイント(0.97%)高の1915.71。
海外投資家は5045億ウォン(4億4820万ドル)を買い越し、2営業日連続での買い越しとなった。
自動車株が市場を支えた。現代自動車は2.4%高。起亜自動車は5.8%の急伸。
ウリィ投資証券のアナリストCho Soo-hong氏は「ニューモデル発売期待による。起亜自動車待望の新型セダン『K5』は来年初めに欧米、中国で発売される見通し」と説明した
うえで、起亜自動車の目標株価を6万ウォンとしていることを明らかにした。現代自動車は23万ウォン。
韓国外換銀行(KEB)は売却期待から1.5%高。オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は「比較的早い時期に」株式取得に関して決定を下すと発表した。
このところ上昇していたハイテク株は一服した。LG電子は1.4%安。サムスン電子は0.8%安。
造船株は上昇した。アナリストによると、コンテナ船などの安定した受注が続いていることに加え、セクターに回復の兆候がみられる。現代重工は6.7%上昇し
終値としては2008年6月以来の高値をつけた。大宇造船海洋は2.1%高。
週明け25日のアジア株式市場は、中国各市場が非常に堅調で、上海総合と上海A株が2.57%高、上海B株が2.47%高、深セン総合が2.98%高、深センA株が3.00%高、深センB株も1.86%高と大きく上昇したほか、台湾が1.70%高、オーストラリアASXが1.29%高、インドネシアが1.27%高と1%を超える上昇。
他、韓国が0.97%高、インドが0.68%高、パキスタンが0.48%高、香港ハンセンが0.47%高、シンガポールが0.27%高となるなど、(日経平均の小幅安とは対照的に)軒並み堅調に推移しました。
タイとフィリピンは休場でした。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK876359020101025
25日の中国株式市場は急反発。終値で約6カ月ぶりの高値をつけた。非鉄金属の廈門タングステンや金融株が買われた。
上海総合指数は76.376ポイント(2.57%)高の3051.419。心理的な節目となっていた3000を上抜けた。
一部の地元市場関係者は、短期的に中国株に非常に強気な見方を維持しているが、中国人民銀行(中央銀行)は利上げに加え、先週の短期金融市場で610億元(ネット)を吸収しており、大幅な株価上昇は見込めない可能性もある。
アナリストは、目先3000─3200が上値のメドになると指摘。下値支持線は250日移動平均線(現在2892)という。
市場の売買高回復は投資家のセンチメント改善を示しているとして、証券株が金融株上昇をけん引した。CITIC証券と海通証券 はいずれも10%のストップ高となった。
ドル安を背景に素材株の上昇が続くなか、非鉄金属株が上昇した。廈門タングステン、Sino-Platinum Metals Co Ltd 、Baoji Titanium Industry Co Ltdはいずれも10%の値幅制限いっぱいまで値上がりした。
香港株式市場も反発。ドル安や業績期待で石炭株や石油株が値上がりした。
ハンセン指数は110.37ポイント(0.47%)高の2万3627.91。引けにかけて不動産株に小口の売りが出たため、朝方の高値からは押し戻された。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)は131.28ポイント(0.97%)高の1万3626.08。上海株の上昇が支援材料となった。
ヤン州煤業は10.8%急伸。第3・四半期決算で227%の増益となった。今週決算発表を控えた神華能源は3.6%高、26日に発表予定の中煤能源は3.8%高。
香港証券取引所は4.9%高となり、シンガポール証券取引所(SGX)によるオーストラリア証券取引所買収が懸念材料とはならなかったことを示した。デルタ・アジア・フィナンシャル・グループの株式調査部門責任者、コニタ・ハン氏は、合併が香港証券取引所の市場における主導的な地位を脅かすことはないと思われるとの見方を示した。
台湾株式市場・大引け=4日続伸、約9カ月ぶり高値 2010年10月25日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK876338820101025
週明け25日の台湾株式市場は4営業日続伸し、加権指数は前営業日終値比138.92ポイント(1.7%)高の8306.98と、1月中旬以来、約9カ月ぶりの高値で引けた。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を受けてドル安が進行するとともに、新興国市場への投資意欲が盛り上がり、他のアジア株式市場と同様に買いが先行した。
シドニー株式市場・大引け=続伸、ASXが急伸 2010年10月25日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK876350420101025
週明け25日のシドニー株式市場の株価は続伸、S&P/ASX200指数は前営業日終値比61.8ポイント(1.3%)高の4710.0と約5カ月ぶりの高値で引けた。
シンガポール取引所(SGX)によるオーストラリア証券取引所(ASX)買収を受け、同社株が急伸し、金融株に主導される形で幅広い銘柄が買われた。
SGXによるASX買収は、先日明らかとなった米大手投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)による豪金融サービスのパーペチュアル買収に続くもの。
アナリストの1人は「企業の買収劇が活発化するとの見方が今後は強まる」と指摘した。
ASX株の終値は、19.4%高の41.75豪ドル。SGXによる買収提案が好感され、株価は急騰したが、規制リスクを背景に、買い付け価格には届かなかった。
買収活発化期待では、マッコーリー・グループMGQ.AXや株主サービス会社のコンピューターシェアも買われ、それぞれ4%以上値を上げた。
このほか、リオ・ティントが2.5%高の84.10豪ドルと、約2年ぶり高値まで急伸。格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが同社のシニア無担保債格付けを「Baa1」から「A3」に引き上げたことが買い材料となった。同業のBHPビリトンは0.3%の小幅高だった。
ソウル株式市場・大引け=続伸、自動車株が上げ主導 2010年10月25日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK876348420101025
25日のソウル株式市場は続伸して引けた。投資家が週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議での合意に反応。ドル安への期待から、韓国など新興国市場の株式が一段と買われている。
現代自動車と起亜自動車が上げを主導している。
総合株価指数(KOSPI)終値は18.40ポイント(0.97%)高の1915.71。
海外投資家は5045億ウォン(4億4820万ドル)を買い越し、2営業日連続での買い越しとなった。
自動車株が市場を支えた。現代自動車は2.4%高。起亜自動車は5.8%の急伸。
ウリィ投資証券のアナリストCho Soo-hong氏は「ニューモデル発売期待による。起亜自動車待望の新型セダン『K5』は来年初めに欧米、中国で発売される見通し」と説明した
うえで、起亜自動車の目標株価を6万ウォンとしていることを明らかにした。現代自動車は23万ウォン。
韓国外換銀行(KEB)は売却期待から1.5%高。オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は「比較的早い時期に」株式取得に関して決定を下すと発表した。
このところ上昇していたハイテク株は一服した。LG電子は1.4%安。サムスン電子は0.8%安。
造船株は上昇した。アナリストによると、コンテナ船などの安定した受注が続いていることに加え、セクターに回復の兆候がみられる。現代重工は6.7%上昇し
終値としては2008年6月以来の高値をつけた。大宇造船海洋は2.1%高。
週明け25日のアジア株式市場は、中国各市場が非常に堅調で、上海総合と上海A株が2.57%高、上海B株が2.47%高、深セン総合が2.98%高、深センA株が3.00%高、深センB株も1.86%高と大きく上昇したほか、台湾が1.70%高、オーストラリアASXが1.29%高、インドネシアが1.27%高と1%を超える上昇。
他、韓国が0.97%高、インドが0.68%高、パキスタンが0.48%高、香港ハンセンが0.47%高、シンガポールが0.27%高となるなど、(日経平均の小幅安とは対照的に)軒並み堅調に推移しました。
タイとフィリピンは休場でした。
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