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豊見城市長に宜保氏 42歳 県内最年少首長 大城勝氏に686票差

2010-10-12 06:44:24 | Weblog
豊見城市長に宜保氏 42歳 県内最年少首長 大城勝氏に686票差 2010年10月11日
沖縄タイムズ http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-11_11061/
琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-168668-storytopic-123.html
 任期満了に伴う豊見城市長選挙は10日、投開票され、無所属新人で前市議の宜保晴毅氏(42)=自民、公明推薦=が1万46票を獲得し、初当選した。野党が統一候補として
擁立した無所属新人で前市議の大城勝永氏(57)=社民、共産、社大推薦=に686票の差をつけた。前市議会議長の大城英和氏(64)は2264票だった。
 当日有権者数は4万2158人(男性2万511人、女性2万1647人)。投票率は51・98%で、前回を5・37%下回った。期日前投票者数は、有権者の9・20%に
当たる3877人。
 宜保氏は、県内の現役首長の中で最年少となる。
 宜保氏は、金城豊明市長の後継候補として、与党市議団を中心とした自公体制の全面的なバックアップを受けた。経済振興や雇用拡大による税収増を打ち出したほか、若さをアピール。子育て・教育環境の充実を掲げ、幅広い世代に支持を拡大した。
 大城勝永氏は3政党のほか、民主党県第4区総支部からも支援を受け、組織力を背景にした選挙戦を展開したが、届かなかった。
 宜保晴毅氏の話 5万7000市民のために、職員と意識を共有して、住んで良かった、住んでみたいナンバーワンのまちを実現することを誓う。

▽豊見城市長選挙開票結果
当 10046 宜保晴毅 無新
   9360 大城勝永 無新
   2264 大城英和 無新




 沖縄県豊見城市(とみぐすくし)は、沖縄本島南部の那覇市などに隣接する人口5.7万人程の、2002年に村から一挙に市制施行された那覇市のベッドタウンで、市長選は現職の金城豊明氏が出馬を見送ったため、
 会社役員を経て2007年2月に市議初当選し市商工会理事も務めた、自民と公明が推薦する42歳と若手の前市議・宜保晴毅氏と、社民・共産・社大が推薦する前市議・大城勝永氏、前市議会議長の大城英和氏による三つ巴の争いとなりましたが、
 「住んで良かった、住んでみたいナンバーワンのまち」を掲げ、障害者支援対策のほか、中心市街地への市役所移転推進や市長の多選禁止条例の制定などをアピールした宜保晴毅氏が10046票を獲得し、
 「公正・公平な市政を目指す」とし、市中心市街地の再開発の重要性を指摘すると共に、都市近郊農業の発展や豊見城に適した業種の調査、観光振興地域指定をいかした産業振興を挙げて9360票を獲得した野党統一候補の大城勝永氏に686票差をつけて、現職の後継者をアピールした宜保晴毅氏が42歳の若さで初当選。
 「地方分権時代、独立自尊の精神で、市政への意欲を強く感じる」として企業誘致をアピールするとともに、市民優先の雇用創出を強調し、効率的な行政運営を目指して職員の意識改革を図ると訴えた大城英和氏は2264票と伸び悩みました。

 ん…。沖縄の野党(民主党や社民党、共産党、社大)は一致団結して与党の自民・公明連合に挑まなければ勝利することは難しいのですが、まさかの三番手に票を奪われしまったこと。そして普天間問題に対する与党民主党への反発も、まだ42歳と若い宜保晴毅氏に票が流れる形になってしまったでしょうか…。
 新市長となる宜保晴毅氏がどのような施策を打ち出していくのか要注目ですね。