小学生の22%が自分用携帯電話、6年生は34%・バンダイ調べ 2008年4月22日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080422AT3K2200922042008.html
バンダイは22日、小学生の子を持つ保護者を対象に実施した、子の携帯電話保有状況に関するアンケート結果を発表した。それによると、全学年の平均で21.9%が自分用の携帯電話を持っていることが分かった。学年が上がるごとに保有率は高まり、6年生では34.3%に達した。
男女別では女児の全学年平均が27.8%なのに対し、男児は16.0%にとどまった。保護者から見た通話以外の利用方法は「メール」が71.1%と首位で、「ゲーム」(20.6%)、「写真を撮る」(13.7%)などが多かった。「お気に入りのサイトを見る」は全体の2.5%だった。
保護者からは「防犯に役立つ」や「周囲の子が持っている」などの理由で持たせるという意見が目立ったほか、有害サイトに対する不安を訴える声も多かったという。
調査は2008年2月にインターネットを通じて実施。子の性別、学年ごとに各150人の保護者から回答を得た。全体の回答人数は1800。
21日のブログで、日本PTA全国協議会が行った「子どもとメディアに関する意識調査」が、小中学生の携帯電話に利用状況について調べている記事について触れました(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/fcebe39488a0e90c52668d11d622013e)が、民間会社のバンダイも同様の調査を行っているようなので、少し前の記事ではありますが、当ブログでも紹介したいと思います。
ちなみに、なんでおもちゃ会社が、小学生の携帯電話の保有調査などやっているの?と思ってバンダイの商品構成を見たら、バンダイはアニメキャラの携帯ストラップなど、周辺商品を多種販売していることから、このような調査を行っているようですね。
報告書によれば、小学校6年生ともなると3人に1人は自分用の携帯電話を保有しているようで、全学年を通しても5人に1人の割合で保有しているようです。最近は小学生の内から夜遅くまで塾に通わせるということも決して少なくないようですし、女児の保持率が男児の保持率よりも10ポイント以上高いというのは、防犯目的のために持たせていることが予測されます。
通話以外の利用方法はメールが71.1%と他の利用用途を圧倒。まあ、メールのやり取りは今の中高生ともなると、もはやコミュニケーションの手段と化しているようなので、親の側がどう思おうと、今更どうこうできるものでもありませんが、有害サイトの閲覧にもつながりかねない「お気に入りのサイトを見る」という使い方は思いのほか少なく2.5%。他の用途としては、「ゲーム」の20.6%、「写真を撮る」の13.7%といった使い方が主流で、親としてはとりあえずは一安心といったところでしょうか…。
親としては、出会い系サイトなど違法なサイトにアクセスしたり、悪い友達にメールでそそのかされるのは避けたいでしょうし、かといって持たせないと夜遅く帰る時が心配など、どの時点で子供に携帯電話を持たせるかは、実に悩ましい問題だと思います。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080422AT3K2200922042008.html
バンダイは22日、小学生の子を持つ保護者を対象に実施した、子の携帯電話保有状況に関するアンケート結果を発表した。それによると、全学年の平均で21.9%が自分用の携帯電話を持っていることが分かった。学年が上がるごとに保有率は高まり、6年生では34.3%に達した。
男女別では女児の全学年平均が27.8%なのに対し、男児は16.0%にとどまった。保護者から見た通話以外の利用方法は「メール」が71.1%と首位で、「ゲーム」(20.6%)、「写真を撮る」(13.7%)などが多かった。「お気に入りのサイトを見る」は全体の2.5%だった。
保護者からは「防犯に役立つ」や「周囲の子が持っている」などの理由で持たせるという意見が目立ったほか、有害サイトに対する不安を訴える声も多かったという。
調査は2008年2月にインターネットを通じて実施。子の性別、学年ごとに各150人の保護者から回答を得た。全体の回答人数は1800。
21日のブログで、日本PTA全国協議会が行った「子どもとメディアに関する意識調査」が、小中学生の携帯電話に利用状況について調べている記事について触れました(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/fcebe39488a0e90c52668d11d622013e)が、民間会社のバンダイも同様の調査を行っているようなので、少し前の記事ではありますが、当ブログでも紹介したいと思います。
ちなみに、なんでおもちゃ会社が、小学生の携帯電話の保有調査などやっているの?と思ってバンダイの商品構成を見たら、バンダイはアニメキャラの携帯ストラップなど、周辺商品を多種販売していることから、このような調査を行っているようですね。
報告書によれば、小学校6年生ともなると3人に1人は自分用の携帯電話を保有しているようで、全学年を通しても5人に1人の割合で保有しているようです。最近は小学生の内から夜遅くまで塾に通わせるということも決して少なくないようですし、女児の保持率が男児の保持率よりも10ポイント以上高いというのは、防犯目的のために持たせていることが予測されます。
通話以外の利用方法はメールが71.1%と他の利用用途を圧倒。まあ、メールのやり取りは今の中高生ともなると、もはやコミュニケーションの手段と化しているようなので、親の側がどう思おうと、今更どうこうできるものでもありませんが、有害サイトの閲覧にもつながりかねない「お気に入りのサイトを見る」という使い方は思いのほか少なく2.5%。他の用途としては、「ゲーム」の20.6%、「写真を撮る」の13.7%といった使い方が主流で、親としてはとりあえずは一安心といったところでしょうか…。
親としては、出会い系サイトなど違法なサイトにアクセスしたり、悪い友達にメールでそそのかされるのは避けたいでしょうし、かといって持たせないと夜遅く帰る時が心配など、どの時点で子供に携帯電話を持たせるかは、実に悩ましい問題だと思います。