ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

日経平均反落、終値159円安の1万3943円

2008-05-08 19:30:30 | Weblog
日経平均反落、終値159円安の1万3943円 2008年5月9日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080508NTE2INK0308052008.html
 8日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落した。大引けは前日比159円22銭(1.13%)安の1万3943円26銭だった。前日、日経平均は1万4100円台まで上昇し、1月11日以来の水準まで戻したとあって高値警戒感が広がり、7日の米株安を受けて主力株が売られた。特に直近の上昇を支えた銀行株や不動産株の売りが目立った。半面、出遅れていた小型株を物色する動きが相場を下支えし、朝方の売り一巡後は安い水準での小動きが続いた。
 心理的な節目の1万4000円を割り込むのは3営業日ぶり。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反落した。大引け間際に下げ幅を広げ安値引けだった。業種別TOPIXは銀行業や証券商品先物、その他金融業といった金融関連や不動産業の下げが目立った。半面、水産・農林業やパルプ・紙、その他製品などが上げた。
 東証1部の売買代金は概算で2兆2417億円だった。売買高は同18億7535万株。


 9日の日経平均ですが、8日のNYダウが206ドルも下落し、NY原油が一時123.80ドルを付けるなど、NY市場の相場環境の悪化もあり、朝方から14000円前後で推移。午後に入ってからも、相場が反転する雰囲気もないまま、結局前日比159円22銭安い1万3943円26銭で終了しました。
 正直、もっと下げ幅が大きくなるかと懸念していたのですが、一巡後は小型株を物色する動きもあったようで、思ったよりは下げ幅は少なくて済んだようです。株式相場も(サブプライム問題で予想以上の悪材料が出てきていないことから)少しは落ち着きを見せ始めているのでしょうか…。

卒業式直後に命絶った小6、予兆見過ごし学校が両親に謝罪

2008-05-08 19:26:06 | Weblog
卒業式直後に命絶った小6、予兆見過ごし学校が両親に謝罪 2008年5月8日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080508-OYT1T00015.htm
 東京都板橋区で今年3月、区立小学校の男子児童(12)が卒業式で「大嫌いな学校」と発言した後、飛び降り自殺した問題で、男児が卒業式前に学校に提出したテストの答案用紙や卒業文集のアンケート欄で自殺をほのめかしていたことがわかった。
 男児は自宅に「死んでおわびします」という内容のメモを残していたが、卒業式前から予兆があったことになる。学校側は、男児のサインを見過ごして適切な対策を講じなかったことを認め、今月3日に両親に謝罪した。
 父親(50)は、「学校が対応してくれていれば、息子は死なずに済んだかもしれない」と話している。
 父親と板橋区教育委員会の説明によると、男児は3月7日、体育のテストの「これからの生活で気をつけようと思っていること」という設問に、「もう駄目かと思ったら、自殺する」と記入。同月19日に提出した卒業文集用のアンケートの「将来何をしているか」という項目には、「死んでいる(地獄)」と書いた。
 区教委によると、学校では「自殺する」とした部分には触れずにテストの答案用紙に花丸を付けていたほか、アンケートを見た後も本人から話を聞いていなかったという。答案用紙は母親(43)が先月、男児の勉強机の棚から見つけ、卒業文集の記述は学校側が今月3日に父親に明かした。
 区教委の宇野彰人・指導室長によると、学校側は「明るい子で、思い悩んでいる節がなかったため、問題視しなかった」と説明しているという。宇野室長は「自殺と直接結びつくかはわからないが、受け止められなかったのは残念。突っ込んだ配慮が必要だったかも知れない」と話している。
 父親によると、男児は自殺前も家庭では変わった様子はなく、動機は今もわからないという。父親は「親が気づかなかったと言われれば返す言葉はないが、サインがあったのなら手を差し伸べてほしかった」と悔やむ。
 男児は3月25日に行われた卒業式の発表で、「大好きな学校」という言葉を「大嫌いな学校」に言い換えた。帰宅直後の午後1時30分ごろに、14階の自宅ベランダから飛び降りた。


 小中学校のいじめ問題と言えば、小学校の卒業式で『大嫌いな学校』と言い間違えた?6年生(当時)が、帰宅直後に14回の自宅ベランダから飛び降り自殺した事件ですが、男児が卒業式前に学校に提出したテストの答案用紙や卒業文集のアンケート欄で自殺をほのめかしていたことが新たに判明しました。
 う~ん。もしこの小学生が実際にイジメに遭っていたとしたら、3月7日の「もう駄目かと思ったら、自殺する」や19日の「死んでいる(地獄)」と記入した一件は、大人に助けを求めるメッセージだったと受け止めても良さそうですし、25日の卒業式で3度目のメッセージ発信をしたら、激怒した学校関係者から逆に叱られ、希望を失ってしまったという、あまり考えたくない想像もついつい頭の中に浮かんでしまうのですが…。
 いじめ問題が世間に露見する時は、被害者が自殺や自殺未遂をするなど、事態が既に深刻化しているケースが大半ですし、以前と比べると教師の仕事がかなり増えていて、生徒の1人1人にまでは目が行き届かないという教師側に同情する一面もないわけではありませんが、いじめに遭っているときは、加害者からのイジメが更に悪化することを恐れて中々言い出せないもの(職場内のハラスメント問題と一緒です!)ですし、私も子育て世代の1人として、もっと子供が発するメッセージを真剣に受け止めて欲しいと思いました。

「ホームレスになってそうな人」卒業文集に生徒名…福井の中学

2008-05-08 19:21:19 | Weblog
「ホームレスになってそうな人」卒業文集に生徒名…福井の中学 2008年5月8日
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080507-OYT1T00694.htm
産経 http://sankei.jp.msn.com/life/education/080508/edc0805081319002-n1.htm
 福井県坂井市の市立春江中学校(林清一郎校長)で、今春の卒業文集に「将来ホームレスになってそうな人」として生徒の実名が掲載されていることが分かった。
 保護者らの指摘で発覚し、市教委は7日、文集の回収を指示し、同校も、該当部分を削除して文集を作り直すことにした。
 同校によると、文集は、1学年8クラスの各クラスごとに生徒主体で作成。このうち1クラス(35人)が「優しそうな人」など19項目について、投票に基づく男女別上位3位のランキングを掲載。「ホームレスになってそうな人」には、男子3人、女子は2位と3位が複数いて、11人の名前があげられていた。
 林校長は「傷つけてしまった生徒や保護者の方に申し訳ない」と話している。


 以前も他の学校?で、卒業文集に不適切なランキング(確かあの時も、『将来ホームレスになってそうな人』ランキングだったと思いますが…)を載せて新聞記事にもなる大問題になったことがあります(対処は問題のページだけ差し替える措置をとったような気がします)が、このことは各学校に要注意事項として、教育委員会経由で伝わっていないのでしょうか???
 今回は、『将来ホームレスになってそうな人』の他にも『ヤンキーになってそうな人』『歌が下手そうな人』といったランキングまでやっていたようですが、普通こういう不適切な内容は、担任教師のチェックの段階で辞めさせたいもの。いくら生徒の自主性を尊重するといっても、さすがに『将来ホームレスになってそうな人』『ヤンキーになってそうな人』などという項目は、周りの本人は面白半分でも、一種のいじめとして、大人の側が辞めさせて他のテーマに差し替えさせるべきではないかと、私などは思うのですが、最近は教師の側もプロとしての意識が落ちているのかもしれませんね…(溜息
 こういう事件を見ていると、最近の小中学生のイジメ問題がより深刻になっているのは、教師の側にも原因があるのではないかという疑念を、どうしても抱いてしまいそうになります。

「手つかずと食べ残し、違う」船場吉兆の湯木社長

2008-05-08 19:15:15 | Weblog
「手つかずと食べ残し、違う」船場吉兆の湯木社長 2008年05月08日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0508/OSK200805070092.html
 本店だけでなく、博多店などすべての料亭で食べ残しの使い回しが明らかになった船場吉兆(大阪市)。「ほかにはない」の説明から一転、社長は「手つかずの料理は食べ残しとは違う」と強弁した。高級料亭の不祥事はどこまで広がるのか。
 「前社長の『もったいない』という指導の流れが今回のことにつながり、悔やまれてなりません」
 湯木佐知子社長(71)は7日夜、大阪市の本店前で、まず2日に発覚した本店での使い回しについて頭を下げた。報道陣が「佐知子社長は使い回しを知らなかったのか」「なぜ公表を控えたのか」と質問すると、「下げた料理は私の認知する領域ではない」「営業を再開し、こういうことのないようにするのが大事だとの一念で、発表すべきだとは思わなかった」などと答えた。
 博多店での使い回しが明らかになったのは、約30分の会見が終わり、佐知子社長が店内に入った直後。代理人弁護士が「博多店では使い回しがないと言っていたが、一部あったことが判明した」と切り出した。
 報道陣の要求を受け、佐知子社長は数分後に再び現れた。「ほかの店で使い回しはないのか」との質問に、「ないと思う」と答え、「手つかずの料理を食べ残しと表現するのはニュアンスが違うと思う」と釈明した。
 その約1時間後、福岡市の博多店で河合元子店長と前村政紀料理長が記者会見をした。前村料理長が心斎橋店(大阪市)で勤務していた当時、刺し身の添え物を使い回していたと述べ、さらに河合店長が天神店(福岡市)でもあったと説明した。前村料理長は「雲の上の人のような前社長が言うことがすべて。洗脳状態だった」と、使い回しに異議を唱えられなかった雰囲気を強調した。
 博多店の会見後、船場吉兆の代理人弁護士は朝日新聞の取材に対し、「全店舗の全従業員から今後聞き取りをする」と述べた。



 先程の船場吉兆の博多店の使い回しの問題ですが、実は先日7日の午前中に約30分の本店の分の謝罪会見が終わり、社長が店内に入った直後に代理人弁護士からこのことを切り出されて、今度は報道陣の要求を受けて、再び社長が会見の場に駆り出されるという社内の連絡不備があったことがわかりました。
 先の記事では、『本店の使い回しが発覚した今月2日、博多店は本店に対し、「使い回しはしていない」と説明。3日に立ち入り調査に入った福岡市の保健所に対しても同様の説明をしていた。しかしその直後に博多店側が本店に使い回しがあったことを明らかにしたといい、7日に保健所に対し、報告を訂正した。』とあったので、当然社長には会見の前日にまで報告済みだと思ったのですが、もし前者が事実ならば、会社の非常事態が社長に伝わっていないという、別の意味での危機管理の初歩が成り立っていないことになり、これはこれで非常に問題だと思います。
 また、博多店の前村料理長の『雲の上の人のような前社長が言うことがすべて。洗脳状態だった』という言い分ですが、船場吉兆の料理長クラスの料理人ならば、別に社長とケンカしたところで、歓迎して迎えてくれる転職先くらいいくらでもあるはず。町の食堂じゃあるまいし、これだけの料亭クラスで、料理人が社長にモノ申せないと言う雰囲気があることの方が余程問題ではないでしょうか。
 社長兼おかみの『手つかずの料理を食べ残しと表現するのはニュアンスが違うと思う』発言といい、前村料理長の『雲の上の人のような前社長が言うことがすべて。洗脳状態だった』発言といい、どうも世間の感覚との根本的なズレを感じます。

船場吉兆、博多店など3店でも食べ残し食材を使い回し

2008-05-08 12:13:20 | Weblog
船場吉兆、博多店など3店でも食べ残し食材を使い回し 2008年05月08日
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0507/OSK200805070064.html
産経 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080507/crm0805072102029-n1.htm
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080507-OYT1T00547.htm
 牛肉の産地偽装や本店での客の食べ残し食材の使い回しなどが発覚している高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)=民事再生手続き中=は7日、新たに博多店(福岡市博多区)など3店で客の食べ残した食材を別の客に出していたことを明らかにした。博多店については、湯木正徳前社長(74)の指示としており、福岡市の保健所に同日使い回しを届け出たという。
 博多店の使い回しについては、正徳前社長の妻の佐知子社長(71)と代理人弁護士が本店前で7日夜、報道陣に対し明らかにした。代理人の説明によると、使い回しをしていた食材は、▽刺し身の盛り合わせ ▽刺し身の添え物 ▽わさび ▽アユの塩焼き。刺し身の盛り合わせについては「1回確認しているだけ」としている。
 いつから使い回しが始まったかは「確認できていない」とする一方、正徳前社長が博多店を訪れて「(刺し身の添え物を)取っておけ」と、従業員に指示したことがきっかけだったといい、「数年間続いていた」としている。
 博多店は99年にオープン。偽装発覚後の昨年11月に通常の営業を休止し、今年3月に再開した。「再開後は使い回しはしていない」と説明している。
 本店の使い回しが発覚した今月2日、博多店は本店に対し、「使い回しはしていない」と説明。3日に立ち入り調査に入った福岡市の保健所に対しても同様の説明をしていた。しかしその直後に博多店側が本店に使い回しがあったことを明らかにしたといい、7日に保健所に対し、報告を訂正した。
 また、本店で食べ残しを使い回していたとされる頻度について、船場吉兆側はこれまで「6~7年前から数週間に一度」としていたが、より以前から頻繁にしていた可能性もあるとして、この点について再調査することも明らかにした。
 本店の使い回しについて、佐知子社長は「今年3月に府警の事情聴取を受け、そのときに府警側から初めて知らされたが、手つかずの料理は食べ残しとは違うと思った」と弁明した。
 また同日、博多店の河合元子店長と前村政紀料理長が同店で記者会見し、すでに閉店した心斎橋店(大阪市)や天神店(福岡市)でも刺し身の添え物を使い回していたことを明らかにした。



 船場吉兆の食べ残し食材の使い回し問題ですが、他の3店でも全く同様の行為を行っていたことが、先日7日夜に判明したようです。
 しかも、博多店では、刺し身を盛り直して客に出していたようで…(呆然
 まだ手付かずの刺身を、火を通して身内の賄い料理に使うというのならばわからなくもありませんが、刺身なんて常温に晒しておけばすぐに痛んでしまうような食べ物ですし、万が一にも、食中毒でも起こしたら、一体どう責任を取るつもりだったのでしょうか…(呆れ

 それにしても、この事実が発覚したのは、7日の夜。実は7日の午前中に、本店で食材を使い回した件で、社長が謝罪会見を開いている(http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080507/crm0805071251009-n1.htm)のですが、なんで午前中にまとめて会見しないで、情報を小出しにするんでしょうね???
 3日の立ち入り検査の直後に、本店に使い回しがあったことを伝えていることから、当然社長にも7日朝の時点では、他店の使い回しの件はわかっていたはず! そう考えると、この一件も、もしばれなければ隠し通そうと企んでいたのでは…という疑念がどうしても浮かんでしまいます。

 おかみ兼社長でありながら、この期に及んで『手つかずの料理は食べ残しとは違うと思った』などと言い訳している姿勢にも心底疑問を感じるのですが、この社長。本気で会社を再生する気があるんでしょうかねぇ…(溜息
 これでは、船場吉兆の民事再生法申請に従って、債権放棄に応じるなど、再建に協力している取引先があまりにも可哀相過ぎます!!!

水戸などで震度5弱の地震、5人負傷…緊急速報間に合わず

2008-05-08 12:00:12 | Weblog
水戸などで震度5弱の地震、5人負傷…緊急速報間に合わず 2008年5月8日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080508-OYT1T00149.htm
 8日午前1時45分ごろ、茨城県沖を震源地とする強い地震があり、水戸市と栃木県茂木町で震度5弱、東北から関東にかけての広い範囲で震度4を観測した。
 気象庁によると、震源の深さは約50キロ、マグニチュードは7・0と推定される。
 この地震で千葉県鎌ヶ谷市で部屋の壁に立てかけてあったアクリル板が倒れ、会社員の男性(25)が鼻の骨を折るなど関東地方の5人がけがをした。
 同庁は千葉県北東部で震度5弱程度の地震の恐れがあるとして緊急地震速報を流したが、ほとんどの地域で揺れに間に合わなかった。
 同庁によると、7日午後からこの地震までに同じ場所を震源とする有感地震を12回観測した。震源周辺は日本列島を載せた陸側のプレート(板状の岩盤)の下に海側のプレートが沈み込んでいる地帯で、地震はプレート境界付近で発生したとみられる。同庁では今後2日程度、震度2~3の余震が続くとしている。
 震度4を観測した主な地域は以下の通り。
▽茨城県日立市、栃木県大田原市、宮城県石巻市、福島市、埼玉県春日部市、千葉県銚子市、成田市


 午前1時45分と言えば、大概の方は深い眠りについている時間帯だと思いますが、そんな時間帯に震度5弱の地震が発生したのでは、被害に遭われた方はさぞかし吃驚したでしょうね。
 私は、阪神大震災があった時は大阪の南に住んでいたので、震度3程度の揺れしか経験していませんし、その後日中に震度4弱の地震に遭ったことはありますが、完全に眠っている時間帯で震度5弱の揺れにあったら…と思ったら、思わずぞっとしてしまいました。
 幸か不幸か死者は出なかったようですが、緊急地震速報がほとんどの地域で間に合わないなど、今後の課題も残される形になってしまいましたし、とりわけ被害を受けたお年寄りの心のケアが急務になるかと思います。

NY原油は123.80ドルまで上昇、NYダウは206ドル安! 日経平均午前終値は123円安

2008-05-08 11:44:36 | Weblog
NY原油、123ドル台に上昇・連日で最高値 2008年5月8日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080508ATQ2INYPC08052008.html
 7日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4日続伸。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前日比1.69ドル高の1バレル123.53ドルで取引を終えた。需給ひっ迫観測による相場先高観から買いが続いた。一時は123.80ドルまで上昇し、連日で過去最高値を更新した。
 午前中に発表された週間石油在庫統計で原油在庫やガソリン在庫が増加したため、発表直後は売りが出る場面があった。ただナイジェリア情勢悪化などを背景とした需給ひっ迫観測が根強く、売りは続かなかった。ヒーティングオイルやディーゼル油の在庫が小幅減少したことなどを材料に買いが入り、相場は上げに転じた。
 リビア国営石油のガーネム総裁が、原油相場がさらに上昇しそうだとの見方を示したと伝わったことも相場を押し上げた。
 ガソリン、ヒーティングオイルも4日続伸した。

NY株大幅反落、下げ幅200ドル超・原油は一時124ドルに迫る 2008年5月8日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080508AT2M0800Q08052008.html
 7日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が大幅に反落し、前日比206ドル48セント安の1万2814ドル35セントで取引を終えた。原油先物価格の騰勢が衰えず、連日で過去最高値を更新したことで、資源高による個人消費や企業業績への悪影響が懸念された。住宅関連の指標がさえない内容だったことも景気の先行き不安感をあおった。
 ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4日続伸となり、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前日比1.69ドル高の1バレル123.53ドルで取引を終えた。一時123.80ドルまで上昇し、連日で過去最高値を更新した。ナイジェリア情勢の悪化などを背景とした需給逼迫(ひっぱく)懸念が根強く、買いが途切れなかった。

日経平均反落、午前終値123円安の1万3978円 2008年5月8日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080508AT2D0800608052008.html
 8日午前の東京株式市場で日経平均株価が反落した。取引時間中の下げ幅は一時140円を超え、3日ぶりに一時1万4000円を割り込んだ。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が200ドル以上下げたことが投資家心理を冷やした。原油先物相場が連日で史上最高値を更新し、国内企業の業績に与える影響を懸念する声もある。
 日経平均の午前の終値は前日比123円54銭(0.88%)安の1万3978円94銭。



 またまた、原油高が止まりません…(悲鳴
 先日、7日のNY原油は、一時123.80ドルまで上がり、終値ベースでも、前日比1.69ドル高の1バレル123.53ドルで終了。
 この調子では、米エネルギー省が毎週まとめている直近1週間の全米平均のガソリン小売価格の最高値更新の可能性も十分ありうると思います。
 また、この急激な原油高を受けて、7日のNYダウはなんと206ドル48セントも下落し、12814ドル35セントで終了。
 今日(8日)の日経平均も午前終値も前日から123円安い1万3978円94銭と14000円を割り込んでしまいました。