ゆで卵の作り方、大人の8割「知らない」=英 2008年5月18日 時事
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_england2__20080518_3/story/20080518afpAFP017737/
英国の大人の8割がゆで卵をどうやって作るのか知らなかった―。英スーパーマーケットのソマーフィールドがこのほど実施した調査で、多くの大人が料理の基本にうといことが明らかになった。
それによると、回答者の83%がローストチキンを焼くのにどれぐらい時間がかかるか知らなかった。また、英伝統料理の「シェパード(羊飼い)パイ」に関しては、その名前自体にヒントがあるのに、3分の1以上(37%)の人が羊肉ではなく牛肉のミンチが使われていると思い込んでいた。
男性回答者の半数は、自分たちに料理の知識が乏しいのは、学校や家庭で料理をあまり学べないからだと主張。しかし、同じ調査によると、16―24歳の41%が小さいころはいつも両親と一緒に料理を作っていたと回答している。
イギリスの場合、卵はスクランブルエッグとして食べる文化があるので、逆にゆで卵の作り方と聞かれても、咄嗟に思いつかないのかもしれませんが、それにしても大人の8割が知らないというのは吃驚ですね。
日本ならば、インスタント食品を別にすれば、ゆで卵は子供が一番最初に覚える代表的な料理?の1つではないかと思うのですが、イギリスの伝統料理であるはずのシェパード(羊飼い)パイでさえ、3人に1人はその原材料を勘違いしているというのは、国特有の食に対する文化の意識が薄れているのかもしれませんね。
そういえば、日本でも最近は、昔流の和風お節料理を食べない方が増えているようで、ひょっとすると世界的に国独自の食文化をを意識する傾向が弱まっているのかもしれませんが、故郷の料理を作れないという方が増えるというのも、少し複雑な気持ちになります。
男性回答者の半分が、『自分たちに料理の知識が乏しいのは、学校や家庭で料理をあまり学べないから』と主張しているのは、『料理を知らない』からではなく、『料理をしたくない』という男性側に顕在的・潜在的にある性別役割分業意識の現われではないでしょうか。
日本でも、趣味が料理なのに、日頃の料理は妻に任せっきりという一見不可解な家庭を時折見かけますが、『趣味と義務は違う』というのが彼らのホンネなのかもしれません。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_england2__20080518_3/story/20080518afpAFP017737/
英国の大人の8割がゆで卵をどうやって作るのか知らなかった―。英スーパーマーケットのソマーフィールドがこのほど実施した調査で、多くの大人が料理の基本にうといことが明らかになった。
それによると、回答者の83%がローストチキンを焼くのにどれぐらい時間がかかるか知らなかった。また、英伝統料理の「シェパード(羊飼い)パイ」に関しては、その名前自体にヒントがあるのに、3分の1以上(37%)の人が羊肉ではなく牛肉のミンチが使われていると思い込んでいた。
男性回答者の半数は、自分たちに料理の知識が乏しいのは、学校や家庭で料理をあまり学べないからだと主張。しかし、同じ調査によると、16―24歳の41%が小さいころはいつも両親と一緒に料理を作っていたと回答している。
イギリスの場合、卵はスクランブルエッグとして食べる文化があるので、逆にゆで卵の作り方と聞かれても、咄嗟に思いつかないのかもしれませんが、それにしても大人の8割が知らないというのは吃驚ですね。
日本ならば、インスタント食品を別にすれば、ゆで卵は子供が一番最初に覚える代表的な料理?の1つではないかと思うのですが、イギリスの伝統料理であるはずのシェパード(羊飼い)パイでさえ、3人に1人はその原材料を勘違いしているというのは、国特有の食に対する文化の意識が薄れているのかもしれませんね。
そういえば、日本でも最近は、昔流の和風お節料理を食べない方が増えているようで、ひょっとすると世界的に国独自の食文化をを意識する傾向が弱まっているのかもしれませんが、故郷の料理を作れないという方が増えるというのも、少し複雑な気持ちになります。
男性回答者の半分が、『自分たちに料理の知識が乏しいのは、学校や家庭で料理をあまり学べないから』と主張しているのは、『料理を知らない』からではなく、『料理をしたくない』という男性側に顕在的・潜在的にある性別役割分業意識の現われではないでしょうか。
日本でも、趣味が料理なのに、日頃の料理は妻に任せっきりという一見不可解な家庭を時折見かけますが、『趣味と義務は違う』というのが彼らのホンネなのかもしれません。