米国株、NYダウ反発・24ドル高 2008年5月23日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080523NT000Y02023052008.html
22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反発。前日比24ドル43セント高の1万2625ドル62セントで終えた。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりの反発で、終値は16.31ポイント高の2464.58。原油先物相場の上昇が一服したうえ、新規失業保険申請件数が予想を下回ったため、買いが優勢だった。
早朝の時間外取引で1バレル135ドル台に上昇し最高値を更新した原油先物相場が、利益確定売りで次第に軟調な展開となったため、原油高が米景気の重しとなることへの懸念がやや薄れた。午前8時30分発表の週間の新規失業保険申請件数が前週比9000件少ない36万5000件と市場予想(37万件)を下回り、雇用悪化懸念が幾分後退したことも追い風。大幅続落の後とあって自律反発狙いの買いも入り、ダウ平均の上げ幅は一時68ドルまで拡大した。
ただ原油先物相場は下落したとはいえ、終値で130ドル台を維持するなど最高値圏で推移したため、積極的に買い進む動きは広がらなかった。ダウ平均は小幅安に転じる場面もあった。
NY原油反落、130ドル台に 2008年5月23日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080523ATQ2INYPC23052008.html
22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比2.36ドル安の1バレル130.81ドルで終えた。同日早朝の時間外取引で135.09ドルまで上昇し、連日で過去最高値を更新した。ただ、通常取引では利益確定売りが優勢になった。
需給逼迫(ひっぱく)観測などから買いが入った前日の流れを引き継ぎ、時間外取引で高値を付けた。ただ、その後は、このところ急上昇していた反動もあって利益確定売りに押された。外国為替市場でドルが対主要通貨で堅調に推移したことで、ドルで取引される原油先物の割安感が薄れるとの見方も売りのきっかけになった面があるようだ。この日の安値は130.07ドルだった。
ガソリンは5営業日ぶりに反落。一方、ヒーティングオイルは3日続伸。
日経平均続伸、終値は33円高の1万4012円 2008年5月23日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080523NTE2INK0323052008.html
23日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。終値は前日比33円74銭(0.24%)高の1万4012円20銭で、3営業日ぶりに1万4000円台に乗せて引けた。前場は原油先物相場や円相場の下落にかかわらず下げる場面もあったが、後場は高い水準での推移が続いた。1万4000円を下回る水準での底堅さを好感した買いに加え、日経平均先物6月物への買い戻しや債券先物売りと連動した買いも追い風になり、一時は上げ幅を178円まで拡大した。もっとも、大引けにかけては週末を控えた手じまいの売りが優勢になり、伸び悩んで終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆3829億円(速報ベース)だった。
長期金利、一時1.735%に上昇・7カ月ぶり水準 2008年5月23日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080523AT2C2300G23052008.html
23日午前の債券市場で、長期金利の代表的な指標である新発10年物国債利回りが一時、前日に比べ0.07%高い1.735%に上昇した。昨年10月12日以来約7カ月ぶりの水準。前日の米金融市場で、インフレ懸念から米長期金利が大幅に上昇したことが国内金利にも波及した。
前日の米国市場では原油価格の高止まり観測からインフレ懸念が強まっており、国内債券市場でも売り材料になっている。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを休止するとの見方が強まっていることも影響している。ただ国内には新規の売買材料は少なく、買い戻しの動きもある。
昨日(22日)の日経平均は268円下げた後、300円以上上げて、最終的には小幅アップで終了したものの、22日の他のアジア各国の相場が、アジア株式相場を支えてきた中国経済への楽観論が急速に後退し、上海市場は1.7%安、香港も1.6%安、シンガポール・韓国・台湾と揃って下落した(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080522AT2M2202H22052008.html)ことで、実は今日23日の値動きが心配だったのですが、NY原油が(前日上がりすぎた反動もあり)130ドル台まで戻したことや、株式市場も2日間で下げすぎた反動もあったのか、前日比24ドル43セント高の1万2625ドル62セントで終了。
一方の日経平均は、長期金利が急上昇したことこともあり、朝方から株式市場に買いが入り、午後には一時178円まで高くなる場面もあったのですが、13時を少し回った頃から、週末独自の様子見要因や米市場が3連休に入ることから、手じまいの売りに押されたようで、終わってみれば、前日比33円74銭高の1万4012円20銭で、かろうじて14000円台を回復する形になりました。
とはいえ、NYダウは連日の急落の後だというのに、一時小幅安となる場面もあったようですし、日経平均も後半にかけて130円以上じり安となるなど、相場は不安定。前日5ドルを超える上昇を演じた原油高に対する警戒する向きが強いのではないかと見ています。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080523NT000Y02023052008.html
22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反発。前日比24ドル43セント高の1万2625ドル62セントで終えた。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりの反発で、終値は16.31ポイント高の2464.58。原油先物相場の上昇が一服したうえ、新規失業保険申請件数が予想を下回ったため、買いが優勢だった。
早朝の時間外取引で1バレル135ドル台に上昇し最高値を更新した原油先物相場が、利益確定売りで次第に軟調な展開となったため、原油高が米景気の重しとなることへの懸念がやや薄れた。午前8時30分発表の週間の新規失業保険申請件数が前週比9000件少ない36万5000件と市場予想(37万件)を下回り、雇用悪化懸念が幾分後退したことも追い風。大幅続落の後とあって自律反発狙いの買いも入り、ダウ平均の上げ幅は一時68ドルまで拡大した。
ただ原油先物相場は下落したとはいえ、終値で130ドル台を維持するなど最高値圏で推移したため、積極的に買い進む動きは広がらなかった。ダウ平均は小幅安に転じる場面もあった。
NY原油反落、130ドル台に 2008年5月23日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080523ATQ2INYPC23052008.html
22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比2.36ドル安の1バレル130.81ドルで終えた。同日早朝の時間外取引で135.09ドルまで上昇し、連日で過去最高値を更新した。ただ、通常取引では利益確定売りが優勢になった。
需給逼迫(ひっぱく)観測などから買いが入った前日の流れを引き継ぎ、時間外取引で高値を付けた。ただ、その後は、このところ急上昇していた反動もあって利益確定売りに押された。外国為替市場でドルが対主要通貨で堅調に推移したことで、ドルで取引される原油先物の割安感が薄れるとの見方も売りのきっかけになった面があるようだ。この日の安値は130.07ドルだった。
ガソリンは5営業日ぶりに反落。一方、ヒーティングオイルは3日続伸。
日経平均続伸、終値は33円高の1万4012円 2008年5月23日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080523NTE2INK0323052008.html
23日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。終値は前日比33円74銭(0.24%)高の1万4012円20銭で、3営業日ぶりに1万4000円台に乗せて引けた。前場は原油先物相場や円相場の下落にかかわらず下げる場面もあったが、後場は高い水準での推移が続いた。1万4000円を下回る水準での底堅さを好感した買いに加え、日経平均先物6月物への買い戻しや債券先物売りと連動した買いも追い風になり、一時は上げ幅を178円まで拡大した。もっとも、大引けにかけては週末を控えた手じまいの売りが優勢になり、伸び悩んで終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆3829億円(速報ベース)だった。
長期金利、一時1.735%に上昇・7カ月ぶり水準 2008年5月23日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080523AT2C2300G23052008.html
23日午前の債券市場で、長期金利の代表的な指標である新発10年物国債利回りが一時、前日に比べ0.07%高い1.735%に上昇した。昨年10月12日以来約7カ月ぶりの水準。前日の米金融市場で、インフレ懸念から米長期金利が大幅に上昇したことが国内金利にも波及した。
前日の米国市場では原油価格の高止まり観測からインフレ懸念が強まっており、国内債券市場でも売り材料になっている。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを休止するとの見方が強まっていることも影響している。ただ国内には新規の売買材料は少なく、買い戻しの動きもある。
昨日(22日)の日経平均は268円下げた後、300円以上上げて、最終的には小幅アップで終了したものの、22日の他のアジア各国の相場が、アジア株式相場を支えてきた中国経済への楽観論が急速に後退し、上海市場は1.7%安、香港も1.6%安、シンガポール・韓国・台湾と揃って下落した(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080522AT2M2202H22052008.html)ことで、実は今日23日の値動きが心配だったのですが、NY原油が(前日上がりすぎた反動もあり)130ドル台まで戻したことや、株式市場も2日間で下げすぎた反動もあったのか、前日比24ドル43セント高の1万2625ドル62セントで終了。
一方の日経平均は、長期金利が急上昇したことこともあり、朝方から株式市場に買いが入り、午後には一時178円まで高くなる場面もあったのですが、13時を少し回った頃から、週末独自の様子見要因や米市場が3連休に入ることから、手じまいの売りに押されたようで、終わってみれば、前日比33円74銭高の1万4012円20銭で、かろうじて14000円台を回復する形になりました。
とはいえ、NYダウは連日の急落の後だというのに、一時小幅安となる場面もあったようですし、日経平均も後半にかけて130円以上じり安となるなど、相場は不安定。前日5ドルを超える上昇を演じた原油高に対する警戒する向きが強いのではないかと見ています。
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