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5万円ノートパソコン、HPが日本で発売・大手初

2008-05-21 18:37:49 | Weblog
5万円ノートパソコン、HPが日本で発売・大手初 2008年5月21日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080521AT1D2000P20052008.html
 米ヒューレット・パッカード(HP)は6月上旬、店頭想定価格が5万円前後の小型ノートパソコンを日本で販売する。機能を絞った低価格のノートパソコンでは台湾の華碩電脳(アスーステック・コンピューター)が既に実勢価格で4万9000円程度の製品を出している。大手メーカーとして初めてHPが参入したことで、価格競争に拍車がかかりそうだ。
 HPが発売するのは、液晶画面が8.9型(ほぼB5サイズ)で重さは1キログラム強(=1.27キログラム)。基本ソフト(OS)に最新の「ウィンドウズビスタ」を搭載、メモリー容量は1ギガ(ギガは10億)バイト、ハードディスク(HD)容量は120ギガバイト。このほかHDの容量を160ギガバイトとした8万円前後の機種も同時に発売する。


 ほほぉ…。メモリーが1M&ハードディスクが120GBなら、デルのほぼ同スペックの6万円のベーシック製品(但し、モニターは15.4インチ、重量は2.7キロ)と比べても1万円安く、ましてモバイルパソコンとしては値段的に非常に魅力がありますが、問題は資源を大量に食うと評判の悪いOSのVISTA搭載で、メモリーが1Mで快適に稼動するかどうか…でしょうね。
 どうも最近は、格安ノートパソコンのハードディスク容量のインフレ化が進んでいますが、ごくごく個人的には、少しくらい重量が増えても最小限の値段アップでメモリを増強してくれる方が余程嬉しいですし、どうせならば、OSにXPを選べたり、あるいはメモリを増強できるカスタマイズメニューがあると、より購入しやすいと思うんですけどね…。


新製品の紹介はこち
http://h50146.www5.hp.com/products/portables/personal/mini_note2133/

橋下知事「イマイチならやめる」 御堂筋電飾一部テスト

2008-05-21 18:29:58 | Weblog
橋下知事「イマイチならやめる」 御堂筋電飾一部テスト 2008年05月20日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/politics/update/0520/OSK200805200040.html
 大阪府の橋下徹知事は20日、冬の御堂筋をイルミネーションで彩る構想について、「今年度は一部区間で調査したい」と述べ、当初想定していた全域での点灯を見送り、区間を限って試験的に点灯させる意向を示した。
 橋下知事はこの日、視察先の大東市役所で報道陣に対し、「(イルミネーションの)全灯は躊躇(ちゅうちょ)している」と述べた。理由として、仙台市のケヤキ並木のイルミネーションに比べて御堂筋のイチョウ並木は「枝ぶりが違う」と話し、「みんなが喜んでくれる光の状況じゃないといけない。検証しないととんでもないことになる」と強調。「(試験点灯が)いまいちだったらやめます」とも述べた。
 同構想は、12月半ばから3月までの間、淀屋橋から難波まで約3キロを発光ダイオード(LED)で飾るというもの。川沿いのライトアップなどと合わせて事業費は10億~20億円と試算されている。ただ、財政難の中、今月8日の部長会議では反対意見が相次いだ。

橋下知事、御堂筋で“街角ギャラリー”検討 イルミネーションは先送り 2008年5月20日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080520/lcl0805201156001-n1.htm
 大阪府の橋下徹知事が、府内の各名所を芸術作品に見立ててにぎわいの創出をはかる「大阪ミュージアム構想」の一環として、大阪市の御堂筋(中之島-難波間、約3キロ)沿いのビルの1階部分などに府収蔵の絵画、彫刻などの美術作品の展示を検討していることが20日、わかった。一方、同区間をイルミネーションで彩る構想は今年度は試験導入にとどめ、本格導入は先送りする意向を示している。
 府は平成2年から13年まで、国際現代造形コンクール「大阪トリエンナーレ」を開催。府立現代美術センター(大阪市中央区)が民間の倉庫などに、同コンクールで入選した絵画、版画、彫刻作品▽戦後の関西美術コレクション▽著名な写真家の作品-など計7600点の府所有の美術品を収蔵している。
 その一部は同センターや常設の展示スペースで展示するとともに、ホテルのロビーなど民間にも貸し出されているが、年間を通じて多くが倉庫に眠ったままで、府有の美術品の有効活用が以前からの懸案となっていた。橋下知事はこの解決策として、大阪の“顔”である御堂筋での美術品の展示を構想したとみられる。
 一方、イルミネーション計画については、御堂筋のシンボルであるイチョウは木の枝が少なく、木々の感覚も広いなど装飾に不向きな状況であることや、府の財政難などを理由に、府庁内での反発の声が大きく、橋下知事は「今年度は調査費をつけ、一部区間で試験的に導入して、どんな感じになるか検証したい」としている。



 橋下大阪府知事が提唱した、冬の御堂筋をイルミネーションで彩る構想ですが、反対意見があまりにも多いため、一部区間で試験的に導入して検証するとに留め、代わりに御堂筋の一部区間(中之島-難波間、約3キロ)沿いのビルの1階部分などに府収蔵の絵画、彫刻などの美術作品を展示することを検討しはじめているようです。
 まあこちらは、どうせ普段は倉庫に眠っているものですし、新たなる出費が伴うものでもありませんから、当の企業の側が無償で協力してくれるというのならば大いにやって貰ったらいい(それなりの売却収入が得られるならなお結構)のではないかと思うのですが、イルミネーション構想にしても、よくよく考えたらクリスマスの時期に、大阪淀屋橋の中之島で光のルネサンス(http://www.hikari-renaissance.com/)と称して似たようなことをやっていますし、はっきり言って、そこでかかる費用と集客効果を考えれば、検証するまでもないと思うんですけどね…。
 予算がない自治体だからこそ、新事業を打ち出そうと思うならば、廃止が予定されている事業の分のことまで考えて、慎重に判断して欲しいもの。『枝ぶりがどうこう』ではなく、真に大阪府民のために、お金の使い方は真剣に考えて欲しいものだと思います!!!

四川大地震、死者4万人超える・二次災害の恐れも強まる

2008-05-21 18:26:18 | Weblog
四川大地震、死者4万人超える・二次災害の恐れも強まる 2008年5月21日
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080520AT2M2003620052008.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080520-OYT1T00668.htm
 中国・四川大地震の発生から8日たった20日、中国政府の災害対策本部は死者数が同日午後6時(日本時間同7時)時点で4万75人になったと発表した。被災地では余震への警戒が続いているほか、大雨の影響で湖やダムが決壊して二次災害が発生する恐れも強まっている。
 同日正午時点の行方不明者数は3万2361人。生存者の発見は一段と困難になっており、死者数はさらに膨らむ公算が大きい。
 国営の新華社によると、四川省地震局は今回の地震の余震が20日午前11時までに7000回以上発生したことを明らかにした。被災地では同日午後から降雨が激しくなっており、地震に伴う土砂崩れで川がせき止められてできた「湖」が決壊する恐れも出ている。

四川大地震、テント村で感染症の懸念・生活用水やトイレ不足 2008年5月21日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080521AT1G2002L20052008.html
 480万人以上が避難所での生活を強いられている中国・四川大地震で、テント生活を送る人々の間に感染症への懸念が高まっている。生活用水やトイレ不足から汚染された川の水を使い、下痢の症状を訴えても病院はけが人を優先し掛け合ってくれない。最高気温が30度に達する中、現地の医療関係者らは「1日も早く医療・衛生対策を充実させるべきだ」と訴えている。
 震源地であるアバ・チベット族チャン族自治州のブン川(ぶんせん)県に近い都江堰市。中心部の公園に市政府が設営した青いテントが並ぶ。都江堰市民とブン川県民だけが住むことを許された「公営テント村」には数日前、水道管が設置された。住民らは次々に十数の蛇口をひねり、髪や食器を洗う。

医療チームが中国到着、少ない情報「とにかく現場へ」 2008年5月21日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080520-OYT1T00669.htm
 日本の国際緊急援助隊の医療チーム(田尻和宏団長)が20日深夜、チャーター機で四川省成都市近くの双流空港に到着した。
 21日朝、中国政府と情報交換をしたうえで被災地に向けて出発する。現地では同チームを待ちわびているが、中国側からの情報が少なく、支援活動は手探りでのスタートになりそうだ。
 派遣された医療チームは団長以下総勢23人。医師4人、看護師7人のほか、臨床検査技師や放射線技師なども含まれる混成部隊。長時間、がれきの下敷きになっていた人が腎不全を起こして死に至る「クラッシュ症候群」の治療や不衛生な避難生活の長期化による感染症対応も可能な布陣だ。
 同チームは、阪神大震災の教訓で結成されたDMAT(災害医療支援チーム)で訓練を受けるなど実績十分。しかし、地震発生直後には要請がなく、救助チームよりほぼ5日遅れの現地入りとなった。必要とされる薬品や医療機器などの情報も不足している。
 チームからは「中国側から具体的な要請が伝わってこない」と戸惑う声も上がるが、同隊の小井土雄一・支援副委員長は「今はとにかく現場に出て、出来ることをしていくしかない」と話している。
 この日午後10時56分(日本時間午後11時56分)に双流空港に着いたチームは21日帰国予定の救助チームと被災状況などの引き継ぎを行った。この後、記者会見した田尻団長は「感染症も発生し、二次災害も起きて大変な事態になっていると聞いている」と述べた。

四川大地震、日本医療チーム始動・成都の病院視察 2008年5月21日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080521AT2M2101R21052008.html
 中国・四川大地震から10日目の21日、成都入りしている日本の国際緊急援助隊の医療チームが活動を開始した。中国側が活動場所として希望する成都市内の病院を視察し「医師が足りず、手術をお願いしたい」と要請を受けた。日本は被災地での治療活動を想定しており、視察結果を踏まえて活動内容を決める。団長の田尻和宏・外務省中国課地域調整官は記者団に「できるだけ早く医療活動に入りたい」と語った。
 被災地は同日、大雨の予報があり、二次災害の恐れも出ている。新華社電によると青川県で20日、市街地近くの山に亀裂が見つかり、住民約9000人が緊急避難した。政府はダム決壊や山崩れにも警戒を強めている。




 中国四川の大地震の死者ですが、とうとう4万人を突破。また、地震で出来た地震湖が決壊する恐れもあるなど、地震の発生から1週間以上経ちましたが、現地はまだまだ気が抜けない状態のようですね。
 一方、被災者が避難したテント村では、衛生状態の悪さと、最高気温が30度に達するような状況で感染症の懸念が深刻に…。伝染病としては、コレラが一番怖いと思いますが、衛生状態が良くないことから、子供らに手足口病が流行するリスクも高いと思いますし、一刻も早く仮設住宅を建設するなどして、被災者の衛生状態を改善していく必要が高いのではないかと思います。
 一方、日本からの援助は救助隊は医療チームと入れ替わる形で帰国したようで、その医療チームが活動を開始し始めた模様。大半の病院では、負傷者を手当するのが精一杯で、クラッシュ症候群の対処などできる余裕もないと思われるだけに、医療チームに与えられた役割は非常に大きいと思います。救助隊は残念ながら生存者を救出することができませんでしたが、救助隊の無念の分まで、現地で頑張って欲しいですね。

日経平均続落、終値233円安の1万3926円

2008-05-21 18:18:11 | Weblog
日経平均続落、終値233円安の1万3926円 2008年5月21日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080521NTE2INK0321052008.html
 21日の東京株式市場で日経平均株価は続落した。大引けは前日比233円79銭(1.65%)安の1万3926円30銭だった。日経平均が終値で節目の1万4000円を下回るのは13日以来6営業日ぶり。前日の米国株式相場がインフレ懸念や金融不安で下落した流れを引き継ぎ、輸出関連株や銀行株を中心に売りが出た。外国為替市場で円相場がじり高基調となったことも重しになり、日経平均は取引時間中に下げ幅が300円を超える場面もあった。東証株価指数(TOPIX)は続落。
 原油高にもかかわらず、前日まで上昇が目立っていた商社株は利益確定売りが出るなど幅広い業種にわたって売りが優勢になった。東証の業種別TOPIX(33業種)は「金融」「銀行」「不動産」など30業種が下落。上昇は「食料」「水産」「鉱業」の3業種にとどまった。東証1部の売買代金は概算2兆5811億円、売買高は同23億6486万株。東証1部の値下がり銘柄数は1378、値上がりは271、横ばいは73だった。


 結局、21日の日経平均は前日比233円79銭安の1万3926円30銭で終了しました。
14時前に一時13847円18銭まで下げる場面もあったものの、その後は下げすぎた反動や上海株も後場に入って値を戻しはじめると、日本の株価も徐々にその水準を回復させました。ただ、原油高がNY市場で相場の重しとなってきているようで、今日の原油相場の値動き次第では、日本株式市場への更なる影響も十分考えられるだけに、しばらくはNYやドバイの原油相場の値動きに注意でしょうか…。

ゲーム機:持たぬ小5はわずか4.8%…PTA全国協調査

2008-05-21 12:27:44 | Weblog
ゲーム機:持たぬ小5はわずか4.8%…PTA全国協調査 2008年5月16日
毎日 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080516k0000m040071000c.html
産経 http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080515/trd0805151747012-n1.htm
 ゲーム機を持っていない小学5年生はわずか4.8%。日本PTA全国協議会が15日発表した「子どもとメディアに関する意識調査」で、ゲーム機の所持率が小中学生とも昨年より上がったことがわかった。
 全国の小5と中学2年生、その保護者計9600人に、テレビや携帯電話、ゲームとのかかわりを尋ね、7172人(回収率75%)から回答を得た。
 ゲーム機を持たない小5は昨年の6.8%から2ポイント減り、中2も12.3%から9.2%に減った。小5がよく遊ぶソフトは、格闘などのアクションゲームが最も多く30.9%、次にロールプレイングゲーム28.4%だった。性的表現があるアダルトゲームで「よく遊ぶ」と答えた小5の子も2.5%いた。
 携帯電話では、中2の16.2%が「日に51通以上メールする」と答え、「深夜でもメールのやりとりをしてしまう」が51.4%、「親の知らないメル友がたくさんいる」も34.9%に上った。
 中2の保護者が見せたくないと感じるテレビ番組は、5年連続で「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)が1位だった。小5の保護者の1位は「クレヨンしんちゃん」(同)だった。


 日本PTA全国協議会が行った「子どもとメディアに関する意識調査」と言えば、ゲーム機の所持率や、保護者が見せたくないテレビ番組も調べたようですね。
 う~ん。さすがに今時の小中学生がプレイステーションやDSなどのゲーム機を持っていないと、友達の話題に加わることさえ難しくなると思いますし、ゲーム機の保有そのものはまあこんなものかな…とも思えるのですが、小学5年生にしてアダルトゲームでよく遊ぶと答えた子供が2.5%もいるというのは、少し心配な傾向ですね。
 子供に見せたくない番組として、よく指摘される『ロンドンハーツ』と『くれよんしんちゃん』はすっかりランキングの上位に定着してしまいました。
 私の姉の家では、小学生の子供に対して『くれよんしんちゃん の時間だからテレビを切るよ!』をお盆やお正月に実家に帰る時も徹底していますが、皆様の家庭ではどうでしょうか…。
 ロンドンハーツは、私自身は一度も見たことがないので、番組に対する印象は正直ピンとこないのですが、親から嫌われているのに、継続的に二桁の視聴率を取る(この番組、視聴率が10%に落ち込むと、その回は外れ扱いされる位に人気がある番組のようです。)ロングラン番組になっているのは実に皮肉な現象だと思います。

携帯メール、中学2年の過半数「1日11通以上」 全国調査 2008年5月16日

2008-05-21 12:21:26 | Weblog
携帯メール、中学2年の過半数「1日11通以上」 全国調査 2008年5月16日
毎日 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080516mog00m040008000c.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080515-OYT1T00793.htm
 携帯電話を所有する中学2年生のうち、メールを1日11通以上送受信し、深夜でも止められない子供がそれぞれ過半数に達することが、日本PTA全国協議会が15日発表した「子どもとメディアに関する意識調査」で、明らかになった。親の目の届かないところでネットに親しむ子供たちが増えていることが裏付けられた形で、携帯電話の持たせ方やネットでの作法など、早期教育はますます重要になりそうだ。
 調査は2007年11月、テレビ、ゲーム、マンガ、携帯電話、パソコンの利用について、全国の小学5年生約1700人と中学2年生約1900人、保護者約3500人の回答をまとめた。保護者は母親が9割で、40代が6割、30代が3割だった。
 携帯電話を持っているのは小5は19.3%、中2が42.9%で、前年調査と変わらない。小5、中2とも8割が自宅でパソコンを利用していた。
 携帯電話所有者のうち、メールを1日11通以上送受信しているのは中2で54%。このうち1日51通以上というヘビーユーザーは、16%もいた。小5でも「11通以上送受信」は15%もあり、メールでのコミュニケーションが低年齢層でも拡大している。
 小5でも、携帯電話を使っていて「深夜でもかまわずメールのやり取りをしてしまう」(11%)、「メールの返信がないととても不安」(18%)、「食事中も手放せない」(9%)など、携帯電話に依存する傾向が現れており、中2では「深夜でも~」(51%)、「返信がないと~」(24%)、「食事中でも~」(21%)とさらに顕著になる。
 また、「親の知らないメル友がたくさんいる」は小5で5%、中2で35%に上るほか、「学校裏掲示板に書き込みをしたことがある」(小5=1%、中2=4%)、「友だちの許可なく、他の人に番号やアドレスを教えたことがある」(小5=2%、中2=12%)、「友だちにも相談できないことがある」(小5=12%、中2=14%)など、トラブルになりそうな利用法も挙がっていた。
 パソコン、携帯電話を合わせたネットの利用法は、小5、中2とも「ホームページを見る」が最多だったが、小5は「チャット」(10%)、「ネット取引」(9%)、「ブログ、プロフの作成」(5%)など。中2は「電子掲示板を見る・書き込みをする」(30%)、「ブログ・プロフの作成」(21%)、「ネット取引」(18%)などだった。小5、中2とも携帯電話よりパソコンで使っているケースが多いが、中2では電子メールは携帯電話の方が多く、音楽配信はパソコンと携帯電話がほぼ同じ割合だった。
 ネットを通じた友だちとのコミュニケーション手段では、小5の12%が「オンラインゲームのチャット」で最多。中2は「電子メール」が半数に上ったほか、「ブログの掲示板への書き込み」「チャット」が2割を超えた。


 政府の教育再生懇親会が、『小中学生に携帯電話を持たせないように』と報告書に盛り込むという暴挙?に出たのには随分驚かされましたし、『犯罪防止ならネットアクセス機能を取り払うだけでもかなり防止できるのに、なんで携帯電話の保有そのものを規制したがるんだ?』と疑問に思ったのですが、保守派の主張が過激になった原因の1つには、一部の子供にメール依存症が広まっている?というのも理由の1つとして挙げられそうですね。

 報告書によれば、子供に聞いた携帯電話の保有状況は小学5年生で19.3%、中学2年生で42.9%。
 1日のメール受信件数は、小学5年生は、ほとんど使わないが30.8%、1~5通も31.7%と、6割強は“使っていても家族専用状態になっている”ようですが、21~30通が3.6%、31~50通が1.2%、50通以上というツワモノも3.0%。中学2年生ともなると、ほとんど使わないが7.2%、1~5通が14.0%、6~10通が15.7%、11~20通が17.0%、21~30通が10.2%、31~50通が10.9%、51通以上も16.2%と6人に1人が50通以上!
 1日の通話時間は予想よりも短く、ほとんど使わないが小学5年生で21.6%、中学2年生で37.9%、1~5分が小学5年生で46.7%、中学2年生で30.9%と、共に3人に2人が5分以内に収まっていて、1時間以上というちょっと心配になる割合は中学2年生で5.6%、小学5年生では0.3%と少数派なようです。
 次にメールのやり取りの相手(複数回答)ですが、小学5年生は母親が圧倒的に多く75.7%、次いで父親の50.9%、同じ学校の友人が39.3%、兄弟が24.6%、祖父母が19.8%、違う学校の友人が19.2%、同性の友人が17.2%で、親御さんが心配しそうな異性の友人は3.6%、掲示板・チャットで知り合った人は1.8%。
 中学2年生になると、同じ学校の友人が85.4%、次いで同性の友人が64.4%で、以下違う学校の友人が48.8%の順。異性の友人が43.2%と急上昇しているのは、とりわけ娘さんをお持ちの家庭としては少し心配でしょうか…。で、掲示板・チャットで知り合った人は8.3%。掲示板・チャットの知人の8.3%を高いと見るか低いと見るかは見る人によっても変わってくると思いますが、要は家庭でネットやメール利用のルールを定めているかどうかの違いが大いに影響しているものと思います。

 ごくごく個人的には、小学生に関しては明らかに心配し過ぎという気もしますし、中学生も親の側がきっちりルールを定めて、信頼関係の元、時折チェックを行えば、一部の子供を除けばいささか心配し過ぎかな…と思えるのですが、メールの利用状況を見ると、現実問題として、今更携帯電話を子供から取り上げることは無理だと思いますし、仮に強引に取り上げても、子供との関係が悪化して、子供自身の友人関係も狭めてしまう弊害の方が余程大きいのではないかと思います。

 ただ、食事中も携帯電話を手放せないという子供に対しては、やはり親の側の躾をもっと強化した方がいいかと…。既にコミュニケーションツール化したメールを規制することは非現実的としても、食事時間くらいは携帯電話から離れるのが、同じ家に住む家族に対するマナーだと思いますし、そのあたりの躾はきっちり行って欲しいものだと思いますね。

子どもとメディアに関する意識調査 調査結果報告書 はこちら(Flash Player 最新版が必要、190ページ)
http://www.nrsquare.com/pta/book_kodomotomedia_h20/#

NYダウは199ドル安 日経平均午前終値は279円安

2008-05-21 12:13:45 | Weblog
米国株反落、ダウ199ドル安の1万2828ドル 2008年5月21日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080521NT000Y01021052008.html
 20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落。前日比199ドル48セント安の1万2828ドル68セントで終えた。ナスダック総合株価指数は3日続落し、同23.83ポイント安の2492.26で終えた。市場予想を上回る米物価指標や原油先物相場の上昇などを受けて売りが優勢となった。
 4月の卸売物価指数(PPI)でエネルギー・食品を除くコア指数は前月比0.4%上昇と市場予想(0.2%上昇)を上回った。原油先物相場が最高値を更新したと併せて、インフレ圧力が意識され売りを誘った。
 ホームセンター大手のホーム・デポが発表した2―4月期決算は大幅減益となり、決算発表後の説明会で慎重な利益見通しを示したと伝わった。百貨店のサックスも決算で一株利益が市場予想を下回るなど、ほかの小売り株にも悪材料が目立ち先行きの個人消費懸念が強まった。

NY原油、最高値更新・一時129.60ドル 2008年5月21日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080521ATQ2INYPC21052008.html
 20日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3営業日続伸。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前日比2.02ドル高の1バレル129.07ドルで終えた。一時129.60ドルを付け、16日に付けた127.82ドルを上回って過去最高値を更新した。ドルの下落や根強い需給ひっ迫観測からの買いが続いた。
 この日は外国為替市場で株安などを受けて、ドルが対主要通貨で軟調に推移した。これを受け、ドルで取引される原油取引に割安感が出て、買いが入ったようだ。前週のゴールドマン・サックスに続き、クレディ・スイスは20日付で原油価格の見通しを引き上げている。
 この日の安値は126.67ドル。
 ガソリンは3営業日続伸、ヒーティングオイルは反発した。

NY金、4日続伸・6月物は920.2ドルで終了 2008年5月21日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080521ATQ7IAA0521052008.html
 20日のニューヨーク金先物相場は4営業日続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比14.4ドル高の1トロイオンス920.2ドルで取引を終えた。原油高やドル安を手掛かりに大幅高となった。一時は924.1ドルまで上昇、4月23日以来の高値を付けた。
 同日、原油先物期近物が一時1バレル129ドル台後半に上昇し、過去最高値を更新。金相場も原油につれ高した。インフレ懸念から物価上昇に強い資産として金が買われた面もあった。米株式相場が大きく下落したため、安全資産としての金買いもあった。
 外国為替市場でドルが対ユーロなどで下落。ドルと逆行しやすい金に買いが入ったことも金相場を押し上げた。
 銀は4日続伸。プラチナは4営業日ぶりに反落した。

アジア市場で株価急落、上海株安が重荷に 2008年5月20日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080520AT2M2002K20052008.html
 20日のアジア株式市場で主要株価指数が急落した。中国の上海総合指数終値は前日比4.5%安い3443.162だった。四川大地震で大きな被害を受けた銘柄を中心にほぼ全面安となった。震災による被害が当初想定していたよりも大きいとの観測が広がり、復興需要に期待する買いの勢いが弱まった。
 上海株の下落が重しとなり、中国経済と関係が深い香港、台湾株も大幅に値下がりした。香港のハンセン指数は2.2%安の2万5169.46だった。中国石油天然気(ペトロチャイナ)や中国移動など本土系銘柄が値を下げた。台湾の加権指数も9068.89と2.4%安。このところ上昇していた銘柄の利益確定売りが目立った。このほかシンガポールのST指数、韓国総合指数も安値で引けた。

四川省に余震警報、企業休業相次ぐ  2008年5月20日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080521AT2M2002R20052008.html
 四川省の省都、成都市では20日、同省地震局が前日夜に発表した余震警報を受け、商業施設や一般企業の休業が相次いだ。新華社通信は20日、警報の対象地域が青川など同省北部の一部地域に限定され、成都などは対象外であることを報じたが、市民の間にはなお不安感も残っている。
 伊勢丹の成都店は同日、地下の食料品売り場と7階のレストラン街に限定して営業。「余震をこわがった従業員の出勤率が低く、営業は需要の高い売り場にとどめた」(同社)という。入り口には「この建物は安全です。安心してお買い物をしてください」との看板が掲げられていた。

日経平均午前終値、279円安の1万3880円 2008年5月21日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080521AT2D2100C21052008.html
 21日の東京株式市場で日経平均株価が大幅続落した。前日の米株式相場が原油高などで大幅安になった流れを受け、一時1万4000円を割り込んだ。円相場がやや円高に振れたことも嫌気され、輸出関連株を中心に売りが先行した。
 日経平均株価の午前の終値は前日比279円21銭(1.97%)安い1万3880円88銭。東京証券取引所第1部では約8割の銘柄が値下がりした。銀行や不動産など内需関連株も下げが目立った。



 20日のNYダウですが、NY原油が一時129.60ドルをつけ、終値ベースでも129.07ドルで終わる(最高値を更新しながら1日で2ドルも上昇!)など、原油価格の上昇が想定を超えたことなどを嫌い、ダウは一時246ドル下落(http://www.asahi.com/business/update/0521/JJT200805210001.html)。終値ベースでも、199ドル48セント安の1万2828ドル68セントの大幅下落となってしまいました。
 また、NY金も14ドル強上げて、1トロイオンス920.20ドルで終了。最高値から15%近く下落していた相場が、インフレ懸念が再び広がった(4月の卸売物価指数は3.0%も上昇したそうです)ことで、ほぼ半値戻しのところまで上げているようです。

 一方の21日の日経平均午前終値は、14002円でスタートした後は、10時頃まではやや戻し気味でしたが、上海市場が前日の4.5%の大幅下落に続いて続落でスタートしたことが嫌気され、再び下落に転じ、結局午前の終値は、前日比279円21銭の大幅下落となる13880円88銭で終了しました。
 上海市場の下落は、地震の被害が想定よりも酷いというのも勿論ありますが、余震をこわがった従業員の出勤率が低いという、別の次元の問題にも悩まされているようですね。
 まあ、自分自身や家族が被害に遭ったというのならば、出社できないというのも心情的に理解できなくもありませんが、神戸の地震が発生したときは、銀行員が取り付け騒ぎが起こることを避けるために、何時間も歩いて職場まで向かうなど、各企業の従業員が営業再開に向けて必死になって取り組んだものですし、国民間の就業意識の違いを考えると、仮に現地の工場の機械など設備類の被害が少なくても、肝心の従業員が集らずに操業再開が遅れる可能性もありますし、(別に日本流の会社に対する忠誠心が高いことが一概に良いとは思いませんが)あまりこのような状態が続くようだと、現地に大工場を抱える企業の業績にも影響する可能性があるのではないかと、ついつい考えてしまいました。
 午後の相場は、中国市場の動向次第でしょうか…。