ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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コクヨ、コピー用紙やノート値上げへ 原料高騰続き

2007-09-29 14:28:36 | Weblog
コクヨ、コピー用紙やノート値上げへ 原料高騰続き 2007年09月25日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/business/update/0925/TKY200709250354.html
 コクヨは25日、コピー用紙83品目を10月1日から、ノートや製図用品など865品目を来年1月1日から、約15~17%値上げすると発表した。原油や木材チップ、パルプなど原料価格の高騰が続いているためで、コピー用紙の値上げは昨年10月に続き2度目となる。伝票や領収書も今年1月に値上げした。今回の値上げで同社の代表商品「キャンパスノート」(B5判、30枚)の希望小売価格(税抜き)は130円から150円になるという。


 値上げと言えば、事務用品大手のコクヨも大幅値上げ決行です。
 値上げは、コピー用紙83品目は約17%、コピー用紙以外の865品目が約15%と、ほとんどの商品を幅広く値上げするようです。
 まあ、ごくごく個人的に使用する紙製品ならば、安いプライベートブランドのものや文具専門の安売り店や100均ショップでの購入に切り替える選択肢もあるとは思いますが、顧客と直接接する現場で文房具類に統一性がないのもあまり見た目のよいものでもありませんし、まして対顧客向けの書類やパンフレットの紙質をケチるわけにはいきません。原稿用紙や製図用品など安売店では取り扱っていないものや、統一されていないと都合の悪いものもあるでしょうし、法人向けを中心に徐々に値上げの影響が出てくるのではないかと思います。
 まあ、コクヨの場合は、勿論原料の高騰もあるのでしょうが、これまで不況を理由に法人・個人のお財布の紐が固かったことを理由に値上げしたくてもできなかった一面もあるでしょうし、過去の分をまとめて値上げといった面の方が大きいのではないかと思いますね。

明星食品、即席めんを10%値上げ・原材料の価格高騰

2007-09-29 14:24:17 | Weblog
明星食品、即席めんを10%値上げ・原材料の価格高騰 2007年9月25日 
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070925AT1D2506125092007.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070925i111.htm
 明星食品は25日、来年1月出荷分から即席めんを10%前後値上げすると発表した。袋めんとカップめんの全商品が対象で、値上げは17年ぶりとなる。原材料の小麦粉やパーム油、包装資材などの価格高騰で、自助努力による吸収が難しいと判断。すでに値上げを表明した日清食品とサンヨー食品に追随する。
 代表的な商品の税別希望小売価格では、袋めんの「チャルメラ 鉄板焼そば」が90円から100円、カップめんの「一平ちゃん」が155円から170円になる。


 サンヨー食品のサッポロ一番といった袋麺が90円から100円に、カップスターなどのカップ麺が155円から170円に、日清食品も袋麺(チキンラーメン、ラーメン屋さん、出前一丁、焼きソバ)が90円から100円に、カップ麺(カップヌードル、どん兵衛、UFO、麺職人、チキンラーメンどんぶり)などが155円から170円に値上げすることが既に公表されていますが、明星食品も価格帯を揃えるように値上げするようですね。
 この3社が値上げすることで、知名度の高いインスタント麺はほとんどが値上げの対象になりますが、スーパーなどでの最終小売価格にはどの程度値上げとなって跳ね返ってくるのでしょうか…。

サンヨー食品 製品希望小売価格改定のご案内はこちら
http://www.sanyofoods.co.jp/infomation/news_price.html
日清食品 希望小売価格改定のお知らせはこちら
http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release070905.html

妊婦搬送拒否:切迫早産の女性、都内の病院十数カ所で

2007-09-29 14:19:34 | Weblog
妊婦搬送拒否:切迫早産の女性、都内の病院十数カ所で 2007年9月27日 
毎日夕刊http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070927k0000e040069000c.html
産経夕刊 http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070927/wdi070927018.htm
 東京都荒川区で昨年11月、切迫早産で新生児集中治療室(NICU)のある病院への搬送が必要になった30代の妊婦が、満床などを理由に都内十数カ所の病院から受け入れを断られていたことがわかった。3時間以上かけて搬送先を探した末、妊婦は川崎市の病院に搬送されたが、5日後に死産した。地方だけでなく大都市でも、出産前後の母子を扱う周産期医療の体制が限界に近い状態に追い込まれていることが浮き彫りになった。
 妊婦が通院していた荒川区の産婦人科医院によると、妊婦は昨年11月29日朝、妊娠22週目の切迫早産と診断されNICUを備えた病院での処置が必要となった。院長(53)が都内の病院に電話で受け入れを要請したが、「NICUが満床」などの理由で次々と断られた。この中には、高度医療を確保するため都から「周産期母子医療センター」に指定されている大学病院などが複数含まれていたという。
 院長は都内で転院先を探すのは困難と判断し、親しい医師がいる川崎市の日本医科大武蔵小杉病院に受け入れを依頼。妊婦は同日午後に同病院に搬送された。
 都福祉保健局によると、都内ではセンター指定病院22カ所を含む計24医療機関がNICUの空き状況などをネットワークで共有。都内は9ブロックに分けられ、地域の医療機関は、自分のブロックの指定病院に要請し、ネットワークを通して搬送先を照会できる。しかし、現実にはNICUが満床となることが多く、各医療機関が独自に搬送先を探すという。
 都内の産婦人科医師数は04年時点で1424人で、10年前より1割減った。同局は「根本的な原因は産科医不足だ」と話している。

◇東京ですら搬送先探しに困難
 東京都荒川区の産婦人科医院に通院していた妊婦が、切迫早産と診断されながら十数カ所の病院に受け入れを断られた問題。全国で最も病院が多く、医師が集中する東京ですら、妊婦の搬送先探しに困難を極めるケースがあることが明らかになったが、氷山の一角に過ぎない可能性が高い。
 切迫早産などのハイリスク出産に対応する全国の総合・地域周産期母子医療センターを対象に毎日新聞が今年2~4月に実施した調査。回答があった都内5病院でみると、05年度には受け入れ要請が延べ1139件あったが、過半数の675件は受け入れ不能だった。受け入れ不能だったケースで最も多い理由は、「新生児集中治療室(NICU)が満床」が4病院で、「診療できる医師がいなかった」は1病院だった。
 東京都日野市の産婦人科開業医で、日本産婦人科医会広報委員長を務める加来隆一医師は「都内の産科医はみな、受け入れ先探しに苦労した経験がある。搬送先が見つからないのは地方だけの問題ではない」と話す。都内でも産科医や小児科医、NICUのベッド数が不足していることを挙げ、「東京には搬送先を周産期センターの医師が探すシステムがあるが、どこの医師も忙しくて手が回らない」と説明する。30病院以上に受け入れを断られたケースもあるという。
 日本の人口当たりの医師数は経済協力開発機構(OECD)加盟国中最低レベルで、さらに産科はなり手が少ない。加来医師は「過酷な労働環境の中、医師はぎりぎりまで頑張っている。医師数を大幅に増やして労働環境を改善しなければ解決しないことを、国民や行政にもっと分かってほしい」と訴えている。



 切迫早産の中には、出血や破水によりそのまま早産に突入する可能性もありますし、場合によっては全体安静に加えて子宮収縮を抑えるための薬の投与を行うなど、大至急ドクターの元に患者を運ぶ必要があるのですが、東京でさえこの有様ですか…(絶句
 中には出産ぎりぎりまで妊産婦検診を受けないなど、出産する側がお産のリスクを軽視しているケースも見られるようですが、この妊婦さんは荒川区の産婦人科医院に通院していて状況把握そのものはかかりつけの産婦人科クリニックで把握できていたわけですから、もし迅速な対応ができていたら、赤ちゃんの命を助ける事が出来たかもしれないと思うと残念でなりませんし、このお母さんのショックを考えると、なんとお慰めしたらよいのか、適当な言葉が思いつきません…。

 そういえば、9月13日夕刊各誌(http://www.sankei.co.jp/seikatsu/kenko/070913/knk070913000.htm)で、47都道府県(回答が戻ってきたのは44都道府県)の中で周産期救急医療システムが「整備されている」と回答したところは38あるものの、夜間について「整備されている」と答えたのは34、「問題なく機能している」と答えたのは21、受け入れ可能な施設などに関する情報を集中管理するコントロールセンターが整備されている地域に至ってはわずか11しかないことが判明。
 神奈川県のように、救急搬送が必要な妊婦の受け入れ先を、医師に代わって、産科の研修を受けた県救急医療中央情報センター職員11人が3人ずつ交代で探すシステムを11月から本格的にスタートさせる(4月から試験的に実施)といった、先進的な取組を行っている地域もある(9月12日 県が妊婦搬送先探し代行、産科医の負担軽減へ…神奈川 読売夕刊参照)一方で、奈良県のように最初から大阪府の産婦人科資源や検索システムをあてにしているような取組みが遅れている地域もありますし、緊急ネットワーク以前にNICUや産科医そのものが足りない地域もある中、どうやって早急に緊急の措置が必要な妊婦さんを搬送する病院を効率的に見つけ出すかは、それぞれの地域事情もあり中々難しいものがあるとは思いますが、少なくともこれまでのドクターや看護師が個人的なコネクションで電話をかけて緊急受け入れ先を探す人海戦術的なやり方には既に無理が生じているのではないでしょうか。

友近議員、年金未納6年5カ月間 「認識なかった」

2007-09-29 14:05:04 | Weblog
友近議員、年金未納6年5カ月間 「認識なかった」 2007年09月25日 朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0924/OSK200709240016.html
 7月の参院選愛媛選挙区で初当選した友近聡朗氏=民主党・新緑風会=が95年4月から6年5カ月にわたって国民年金保険料を納めていなかったことが24日、わかった。友近氏は「20歳になったとき、自分に支払い義務が生じていると気づかなかった。何の言い訳もできない」と話している。
 友近氏によると、未納期間は早稲田大在学中の95年4月からドイツへのサッカー留学、フリーターを経て、松山市内の民間企業に就職する直前の01年8月まで。
 今月21日、地元の社会保険事務所に問い合わせたところ、未納が判明したという。友近氏は「就職するまでサッカーに没頭していて年金制度に対する認識が全くなかった。国民、県民のみなさまにおわび申し上げます」と謝罪している。


 友近氏といえば、7月29日の参議院選挙愛媛選挙区で、郵政相や建設相を歴任し、3選を目指したあの関谷勝嗣氏を破って当選された民主党の新人議員で、今年の1月まで現役のJリーガーの選手をしていた方がいきなり立候補して当選したこと自体、自民凋落&民主躍進の流れにのったという印象を持っていたのですが、その友近氏に年金未納期間があることが判明しました。
 とはいえ、最近でこそ『20歳になったら国民年金に加入して下さい』と盛んに宣伝するようになりましたが、12年前はせいぜい年金加入を促すCMが時折流れている程度だったと思いますし、彼より年上の私の世代では、学生が国民年金に加入すること自体、私の周りを見ても誰も知らなかったように思います
 大学卒業後もフリーター期間は加入していなかったようですが、こちらについては雇主のほとんどは社会保険料負担の増加を嫌い、アルバイトに社会保険のことを教えない方が多いようですし、周囲の方が教えてくれなければ知らなかったのも無理ないかと…。
 一度正社員として勤務した後に、非正規雇用になった時に未納期間があったというのならば、責められても致し方ありませんが、友近氏のケースは、氏を責めるよりは、同じような状況で働いている同世代の方にも年金未納の期間がある方が少なくないという 今現実に発生している制度の不備の方が余程問題だと思いますし、(別に野党議員だから庇うつもりは毛頭ありませんが)そのことに対して抜本的な対策を取ることができなかった厚生労働省により重い責任があるように思います。

鳩山法相問題 ニュース × 3

2007-09-29 13:58:07 | Weblog
死刑執行「自動的に」、法相発言に野党から批判 2007年9月29日
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070928AT3S2801Y28092007.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070928i414.htm
 鳩山邦夫法相が死刑執行を巡り「法相が絡まなくても自動的に進むような方法を考えたらどうか」とした発言に、野党から反発が相次いだ。民主党の簗瀬進参院国会対策委員長は28日の記者会見で「極めて無原則だ」と批判。社民党の又市征治幹事長も「重大な使命を放棄する、あるまじき発言。福田康夫首相の任命責任も含め、国会で追及しないといけない」と強調した。
 法相の兄である民主党の鳩山由紀夫幹事長は記者会見で「あの人と思い浮かべて(執行の)ボタンを押すようなことをしたくない、という弟の優しさから出ているのかもしれない」としつつ「軽率な部分もあった」と述べた。

死刑執行問題、官房長官も法相に不快感 2007年9月29日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070928AT3S2802028092007.html
 町村信孝官房長官は28日の記者会見で、鳩山邦夫法相が死刑制度に関する議論を速やかに開始したいなどと発言したことについて「いろんな検討をするのは自由だが、あまり思いつきでやってはまずいと思う」と不快感を示した。

鳩山法相:「死刑廃止議連」会長の亀井氏との面会拒否 2007年9月28日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070928k0000e010067000c.html
 鳩山邦夫法相は28日の閣議後会見で、「死刑廃止を推進する議員連盟」会長の立場から面会を求めていた国民新党の亀井静香代表代行との面会を拒否する意向を示した。亀井氏は、「法相(の署名)がなくとも自動的に執行が進む方法はないか」との法相の発言に「法相の資格もなければ、人間の資格もない」と非難していた。
 鳩山法相は会見で「じっくり話して説得するという姿勢ならともかく、私の人間性を100%否定されたわけですから」と述べた。


 鳩山兄も甘いですね…(呆 ご兄弟という立場から弟を庇いたくなる気持ちもわからなくもありませんが、死刑執行のボタンを押すのは5人の刑務官(刑務官の精神的苦慮を配慮する仕組で、どれが本当のボタンかは当の刑務官は知らない仕組みになっています)であって、法務大臣のお仕事はあくまでも死刑執行を行うための署名。
 問題は、人の命を奪うような重大な決断をすることに、法務大臣が責任を放棄してもよいのか…ということです。

 一方、当事者である鳩山法相は、亀井代表代行との面会を拒否…。私には鳩山法相の言動は、最近のすぐに逆切れする若者と同じレベルにしか見えないのですが、子供のケンカじゃあるまいし、国会議員、しかも法曹界の最高責任者としての自覚をもっと持つべきではないでしょうか。この問題 まだまだ波紋を呼びそうですね。

福田内閣になっても、政治資金絡みの不祥事はなくならず…

2007-09-29 13:54:25 | Weblog
伊吹幹事長側に違法寄付 3年超赤字の企業から 2007年09月28日 朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0927/OSK200709270078.html
 自民党の伊吹文明幹事長(衆院京都1区)の秘書が代表を務める「自民党京都府明風支部」が、累積赤字を10年以上抱えていた京都ホテル(京都市中京区)から、少なくとも4年間にわたって寄付を受けていたことがわかった。政治資金規正法は3事業年度以上続けて累積の欠損がある企業が政治活動に寄付することや、それを知りつつ受け取ることを禁じている。伊吹氏の事務所は「欠損があるとは全く知らなかった。よく調べたい」としている。
 政治資金収支報告書などによると、同ホテルは少なくとも03~06年にかけて、同支部に毎年12万円ずつ寄付していた。93~05年、累積欠損を抱えていたが、06年決算で解消したという。
 京都ホテルの北田城児総務部長は「年会費として支出しており、寄付という認識がなかった。今後は管理部門が精査する社内体制を築き、認識の違いが起こらないようにしたい」と話した。
 明風支部は京都市下京区にある伊吹氏の京都事務所内に置かれ、05年には200以上の企業・団体から約4700万円の寄付を受けている。

「問題ないが返金する」 違法寄付問題で伊吹幹事長 2007年09月28日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/politics/update/0928/TKY200709280331.html
 自民党の伊吹文明幹事長(衆院京都1区)の秘書が代表を務める党支部が、累積赤字を10年以上抱えていた京都ホテル(京都市中京区)から寄付を受けていた問題で、伊吹氏は28日、国会内で記者団に「総務省に問い合わせたが、受納した側には何らの違法行為はないという回答を頂いた」と述べ、違法性はないとの認識を強調した。
 ただ、問題の指摘をうけたため、過去の政治資金収支報告書の訂正はせず、受けた寄付金を全額返還する意向を示した。

福田首相代表の自民支部、領収書のあて名書き換え 2007年9月28日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070928AT1G2802028092007.html
 福田康夫首相が代表を務める自民党群馬県第4選挙区支部などが、2004―06年分の政治資金収支報告書に添付した領収書コピーの一部のあて名を書き換えていたことが28日分かった。書き換えは福田首相の事務所の経理担当者らがしていたといい、金額は06年分だけでも、少なくとも約570万円分に上るという。
 同支部や、福田首相が関連する政治団体の政治資金をチェックしているシンクタンク「企業税制研究所」(東京)によると、あて名を書き換えたのは、政治活動費として支出した金額の一部。
 首相の政治団体「福田経済研究会」(東京)となっている領収書のあて名を、二重線で消して同支部あてに書き換えたり、あて名欄が空白のものに同支部名を書き加えたりしていた。

福田首相「汗顔の至り」、誤り認める 2007年9月28日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070928AT1G2802H28092007.html
 福田康夫首相は28日、代表を務める自民党選挙区支部の政治資金収支報告書に添付された領収書のあて名に書き換えがあったことについて「事務的に良くなかった。最高責任者として汗顔の至りだ」と述べ、手続きに誤りがあったことを認めた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は「今後、疑いのないよう努力する。そういうことが起こらない仕組みを与党で協議していく。反省を含めて自らを厳しく律しなければならない」とも強調した。



 『伊吹氏が幹事長に就任』と聞いて、『(過去にも収支報告書の誤記載問題や違法献金の受領問題を起こしている伊吹さんを、お金の絡む幹事長に就任させるなんて)おいおい 本当に大丈夫かよ…』という旨の懸念を、以前当ブログで書きましたが、さっそくやってくれました…(汗
 京都ホテルと言えば、19世紀創業の老舗(株式会社化は1927年)ですが、2001年に経営再建策の1つとしてホテルオークラと提携して、翌年ホテル名も京都ホテルオークラと改称。経営が苦しいのも関西に住んでいる方にとっては公然の秘密で、系列の志賀高原ホテルを閉鎖して、いばらき京都ホテルを2004年に投資会社に売却(現在はJALホテルズの傘下)
 はっきり入って、当選8回の伊吹議員のスタッフともなれば、この程度のことも知らないド素人が紛れ込んでいるとも思えませんし、政治家たるもの 政治資金の寄付にはもっと厳しくチェックをかけるように事務所のスタッフにもきっちり指導すべきではないかと思います。
 一方福田総理の事務所では、領収書の宛名を勝手に書き換えるミス?があったようで…。
福田総理に関しては、年金の未納問題以外は目立った不祥事もありませんでしたし、今回は厳重注意で済むかと思いますが、『こんなド素人の経理担当者を雇ったのは誰だ!』と思わず突っ込みを入れたくもなりますね。

 福田総理は『和を重んじる』タイプで、第二次安倍政権の閣僚の大半を留任させましたが、その反動がこのような形で今後も続出しないか不安です。

窓口の保険料徴収、来年度にも廃止…舛添厚労相 

2007-09-29 13:49:14 | Weblog
窓口の保険料徴収、来年度にも廃止…舛添厚労相 2007年9月29日
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070929i404.htm?from=main4
朝日夕刊 http://www.asahi.com/politics/update/0929/TKY200709290085.html
産経夕刊 http://www.sankei.co.jp/kyouiku/fukushi/070929/fks070929000.htm
毎日夕刊 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070929k0000e040044000c.html
 舛添厚生労働相は29日の読売テレビの番組に出演し、社会保険庁の職員らが年金保険料などを横領していた問題に関し、「窓口にお金を持っていって(保険料を)払うのは一切やめる」と述べ、社会保険事務所の窓口での保険料徴収を廃止する方針を明らかにした。早ければ来年度から廃止する。
 舛添氏は番組で、「(保険料の)横領をやらせないために、コンビニで支払ったり、郵便局や銀行で引き落とせば、問題はなくなる」と述べ、保険料の支払いは、金融機関での振り込みや口座振替などに切り替えるべきだとの考えを示した。
 番組終了後、舛添氏は記者団に対し、横領問題について「現金決済社会の弱いところをつかれた」と指摘した上で、「窓口で保険料を支払う人は全体の1・7%だ。(金融機関の)口座を持たない人は少ない」と述べ窓口での徴収業務の廃止をしても影響は少ないとの見方を示した。


 う~ん これまでも窓口での保険料徴収廃止は(保険料着服防止の観点からではなく事務処理合理化の観点から)何度か検討されていたと思いますし、これまでそれができなかったのは、何らかの理由で住所を第三者に特定されたくない(例えばDV夫から逃れている女性や借金取りから逃れている方など)方でも保険料を払いこむ事が出来るための配慮だと思うんですけどね…。
 ご存知の通り、保険料を銀行引き落としにしなければ、保険料納入通知が居住地に送付されますが、住民票を移せばすぐに居場所を突き止められてしまうために、通常は住民票は前の住所に放置しますし、そんな方が新規に銀行口座を開くのは限りなく困難。
 考え方そのものは良いのですが、この1.7%の方の全てが、人恋しさのためにあえて窓口で現金納入を選択しているわけではない現実を十分噛み締めながら、より良い対処法を考えて欲しいと思います。