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新人間革命に学ぶ−Iam山本伸一!

新人間革命、山本伸一に学ぶ「負けじ魂」、「人生勝利の指針」

九州第一部長の川中弘法 弟子としての哲学

2019年05月11日 | ★弟子の道
 午後二時、男子部の総会が開会された。九州第一部長の川中弘法があいさつに立った。  「本日、ここに九州の男子部員二万三千八百人のうち、一万七千人が結集いたしました!」  場内には嵐のような歓声と拍手が轟いた。実に、全九州の男子部員の七割以上が、一堂に会したことになる。見事な大結集といってよい。  それは、九州の男子部の幹部全員が、一丸となり、一人も落とすまいとの思いで、きめ細かな個人指導を重ね . . . 本文を読む

私は、戸田先生の弟子だ。だから、どんな状況に追い込まれようが、どんな立場になろうが、広宣流布の戦いをやめるわけにはいかないんだ

2019年01月18日 | ★弟子の道
口述の場所は、神奈川研修道場や静岡研修道場など、山本伸一の行く先々で行われた。その前後には、たいてい全国各地の代表や各部の代表、あるいは地元メンバーとの懇談などが何組も入っていた。また伸一は、わずかな時間を見つけては家庭訪問に回った。  彼は、『人間革命』の担当記者に言った。  「私は、戸田先生の弟子だ。だから、どんな状況に追い込まれようが、どんな立場になろうが、広宣流布の戦いをやめるわけには . . . 本文を読む

皆、先生の大切な弟さんなのだという思いで、粘り強く対話して

2019年01月07日 | ★弟子の道
私は、全男子部員は山本先生の弟さんであると思っています。したがって、いかに小さくとも、組織の責任者になることは、先生から、最愛の弟さんの面倒をみるように、託されたことであると考えています。 (川中弘法は、自分の心情を、皆に率直に語った。) 山本先生から、『弟をよろしく』と頼まれれば、信心はもとより、仕事や食事のことまで心配し、毎日、足を運んで、励ましていると思う。もし、その弟さんが、勤行もして . . . 本文を読む

結果をもって集う実証の時代。それが、弟子が立つということ

2018年12月25日 | ★弟子の道
「創友会」総会に集った一人が、声を弾ませて報告した。 「先生。私たちは、確認し合いました。『もう創立者に決意を述べている時代は終わった。これからは、“実際に、こうしました。こうなりました”と、結果をもって集う実証の時代である。それが、弟子が立つということである』と」 伸一の顔に笑みが浮かんだ。 「そうか。嬉しいね。みんなが創立者の自覚で道を開いていくんだ。それが、わが創価教育の栄えある伝統な . . . 本文を読む

師匠が表に出て動けないならば、師に代わって立ち上がるのが弟子です

2018年12月25日 | ★弟子の道
「先生! ありがとうございます! 私たち男子部は、断じて戦い、勝って、先生にお応えしていきます」  伸一は、にっこり微笑むと、力を込めて語り始めた。  「そうだ。師匠が表に出て動けないならば、師に代わって立ち上がるのが弟子です。私と会えなければ元気が出ない、勇気も湧かないというのであれば、真の師弟ではない。師をしのぐ果敢な実践をもって、広宣流布の未曾有の上げ潮をつくっていくんです。私が君たちを . . . 本文を読む

生涯、何があっても、いかなる立場、状況に追い込まれようとも、広宣流布の戦いを、信心の戦いを、決してやめてはいけないよ

2018年12月25日 | ★弟子の道
「私は、名誉会長になったということで、広布の活動を休むことも、やめてしまうこともできる。そうすれば楽になるだろう。しかし、一歩でも退く心をもつならば、もはや広宣流布に生きる創価の師弟ではない。戸田先生は、激怒されるだろう。 地涌の菩薩の使命を自覚するならば、どんなに動きを拘束され、封じ込められようが、戦いの道はある。智慧と勇気の闘争だ。大聖人は『いまだこりず候』(御書一〇五六ページ)と言われ、い . . . 本文を読む

今こそ広布に走り抜き、先生にご安心していただくのが真の弟子ではないか!

2018年12月24日 | ★弟子の道
この夜、各地で緊急の会合が開かれ、伸一の会長勇退と新体制の発足が伝えられた。関西では、登壇した幹部が、かつて戸田城聖が理事長を辞任した折、伸一が戸田に贈った和歌を読み上げ、声を大にして叫んだ。  「『古の 奇しき縁に 仕へしを 人は変れど われは変らじ』――この和歌のごとく、たとえ山本先生が会長を辞めても、関西の私たちの師匠は、永遠に山本先生です」  すると皆が、「そうだ!」と拳を突き上げたの . . . 本文を読む

皆が“伸一”になるんだ!

2018年12月24日 | ★弟子の道
「私が、どんな状況に追い込まれようが、青年が本気になれば、未来は開かれていく。  弟子が本当に勝負すべきは、日々、師匠に指導を受けながら戦っている時ではない。それは、いわば訓練期間だ。師が、直接、指揮を執らなくなった時こそが勝負だ。 しかし、師が身を引くと、それをいいことに、わがまま放題になり、学会精神を忘れ去る人もいる。戸田先生が理事長を辞められた時もそうだった。君たちは、断じてそうなっては . . . 本文を読む

「時の流れは逆らえません……」なんと臆した心か――胸に痛みが走った。 

2018年12月19日 | ★弟子の道
山本伸一は、首脳幹部の一人ひとりに視線を注いだ。皆、眉間に皺を寄せ、口を開こうとはしなかった。長い沈黙が続いた。  伸一が、一人の幹部に意見を求めると、つぶやくように語った。  「時の流れは逆らえません……」 なんと臆した心か――胸に痛みが走った。  伸一は、自分が頭を下げて混乱が収まるならば、それでよいと思っていた。辞任は避けられないかもしれないとも考えていた。また、皆が対応に苦慮し . . . 本文を読む

“戸田先生なら熊本の同志を、なんと言って励ますか”と、真剣に考え続けていた

2018年12月12日 | ★弟子の道
「よく覚えています。港には、熊本支部長になった野瀬栄治さんたちが迎えに来てくれていた。列車が出るまでの時間を使って、旅館を営んでいる学会員のお宅を訪問しました。一人でも多く、同志を励ましたかったんです。  そのころの三角駅は、小学校の校舎のような木造の駅舎でした。私は、駅で、列車を待つ間、“戸田先生なら熊本の同志を、なんと言って励ますか”と、真剣に考え続けていたんです。  先生は、『熊本に行き . . . 本文を読む

勉強しない者は、私の弟子ではない

2018年12月10日 | ★弟子の道
「県青年部長が、会館の由来も、朗々と読めないのでは、みっともないよ。県の中心会館となるのが熊本文化会館なんだから、碑文は事前によく読んで、しっかり、頭のなかに刻みつけておくんです。急に言われて、上がってしまったのかもしれないが、そういう努力、勉強が大事なんです。 戸田先生の、青年に対する訓練は、本当に厳しかった。『勉強しない者は、私の弟子ではない。私と話す資格もない』とさえ言われていた。  お . . . 本文を読む