「正しい信心とは何か――それは、生涯、何があっても御本尊を信じ抜いていくことです。また、正邪、善悪に迷っている人には、真実を言い切っていくことが大事です。それには勇気が必要です。目黒の皆さんは、見栄や体裁にとらわれるのではなく、勇気をもって仏法対話のうねりを起こしてください」
――「人生が私たちに要求するのは勇気である」とは、ブラジルの文豪ジョアン・ギマランエス・ローザの言葉である。 . . . 本文を読む
伸一は、目黒の幹部に語った。
「今こそ、本気になって戦いを起こす時です。行動です。どんな困難な状況にあっても、行動から新しい局面が開かれていきます」
静かな口調であったが、力のこもった声であった。
「皆の、なかでもリーダーの一念が変われば、いかに最悪な事態であっても、必ず道を切り開いていくことができます」 . . . 本文を読む
「迷いは人を臆病にします。心を定めることです。その時に、無限の勇気と無限の力が湧きます」
心が定まれば、生き方の軸ができる。その一人が組織の軸となって、広宣流布の歯車は回転を始めていく。 . . . 本文を読む
戦時中、二年間の獄中生活を経て出獄した恩師・戸田城聖は、“巌窟王のごとく、いかなる苦難も耐え忍んで、獄死された師の牧口先生の敵を討つ! 師の正義を、断固、証明し、広宣流布の道を開く!”と、固く心に誓い、戦後の学会再建の歩みを開始した。
ナチスの激しい弾圧に耐え、勝利したフランスのレジスタンス(抵抗)運動にも、まさに、この“巌窟王の精神”が脈打っているように、伸一には思えた。
巌窟王とは、勇 . . . 本文を読む
伸一は、記念撮影の準備・運営にあたった役員の青年たちに語りかけた。
「ありがとう!参加者は皆、喜んでいたよ。皆さんのおかげです」
そして、駐車場の草刈りなど、陣頭指揮を執っていた長野県の男子部長に言った。
「雨の中、泥まみれになって草刈りをしていた姿を、私は永遠に忘れません。学会員に尽くし抜いていく。それが私との共戦です。
長い人生には、失敗も、挫折もあるかもしれない。しかし、それ . . . 本文を読む
オーストラリアの国民的作家で、詩人のヘンリー・ローソンは、うたっている。
――「時代は厳しい。しかし、怯んではいけない。勇気をもって戦い続ければ、いつの日か、今の苦しみを笑える時が、必ず来るのだから」
嵐のあとには、やがて青空が広がる! . . . 本文を読む
「いつの場合でも、新しい道をつけるためには、誰かが泥まみれになって死闘しなければならないのが、歴史の宿命であります。いかなる苦しみのなかでも、前進を止めてはなりません。ひとたびは後退を余儀なくされることがあっても、必ず、次はさらに進むのだという執念を失ってはなりません」 . . . 本文を読む
工藤は、営業に当たっては、勇気と粘り強さが大事であることを訴えた。
「まず必要なのは、どんなところでも、ぶつかっていこうという勇気ですね。それがないと、新規開拓はできず、やがて、行き詰まってしまいます。また、最初は、けんもほろろな応対をされることもあります。しかし、それでもあきらめずに、二度、三度と、顔を出し、話をしていくことです。粘りです。断られてからが戦いなんです。 私は、仕事は、足で稼ぐ . . . 本文を読む
「皆さんが出した本のタイトル『体あたり先生奮戦記』のように、何事も〝体当たり〟で進まなければ、事態は開けません。〝体当たり〟とは勇気の行動です。必死であり、真剣勝負ということです。その時に、自分の殻を打ち破り、人生のドラマが生まれる。やりましょう!人間革命の大ドラマを、共々につくろうではありませんか!」 . . . 本文を読む
山本伸一は、「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり……」(御書一三六〇ページ)の御文では、「一人立つ」勇気の信心を力説した。
「いつの時代にあっても、絶対に変わらない広宣流布の根本原理が、『一人立つ』ということです。大聖人も、そして牧口先生も、戸田先生も、決然と一人立たれた。これが、仏法の精神であり、創価の師子の心です。
『一人立つ』とは、具体 . . . 本文を読む
小さなことであっても、行動を起こしていくことが大事です。行動することによって、自分の思いを人びとに伝えていくことができるし、自身の心を鼓舞することもできる。行動こそ、社会を築く力です。 . . . 本文を読む
“果たして自分は、このまま学業を続けられるのか。本当に大学の教員になることができるのだろうか……”
学生部の夏季講習会に参加した時、御書講義を担当した幹部に、自身の苦境を語り、どうすればよいか、質問した。
担当幹部の指導は、厳しかった。
「君の言葉には、本気で現在の境遇と戦う決意が感じられません。大変だ、大変だという気持ちに負けているのではないか。大変だからこそ、自分はやってみせるとい . . . 本文を読む
勝利者とは、自分に挑み、打ち勝つ「勇気」をもった人である。自身の弱さや臆病、怠惰、逃避、あきらめの心――それらを制してこそ、あらゆる勝利の扉が開かれるからだ。
青年時代に、勇気をもって自らを鍛え、精進を重ねてきた人は、人生を勝利する確固不動の基盤をつくることができる。そして、そこに人間革命の大城が築かれるのだ。 . . . 本文を読む