「では、質問します。皆さんの担任の先生は、なんという先生ですか」
「こんどうせんせいでーす!」
皆が一斉に答えた。
「はい、そうです。近藤先生は、最高の先生なんですよ。よかったね。皆さんは幸せなんです。先生の言うことを、よく聞いてください。私も、皆さんが立派に成長するまで、ずっと見守っていきます」
伸一は、年長の三つの保育室でも、同じように担任の教師を誉め讃えた。園児が先生を好きにな . . . 本文を読む
仏法の法理を確信した人間の振る舞いの手本は、あの不軽菩薩の生き方にある。
万人に仏性があると確信する不軽菩薩は、迫害を覚悟のうえで二十四文字の法華経を説いた。「我れは深く汝等を敬い、敢て軽慢せず。所以は何ん、汝等は皆な菩薩の道を行じて、当に作仏することを得べし」(法華経五五七㌻)と、礼拝・讃歎して歩いたのである。
しかし、それに対して、衆生は、不軽を杖や木で打ち、石や瓦を投げつけたのだ。彼の . . . 本文を読む
世間の多くは、謹厳実直な牧口を、世事に疎い、一徹者の老人と見ていたようだ。しかし、戸田は、牧口に仏を見ていたのだ。人類の救済を宿願とする師匠の大生命を、一心に見すえていたのである。
常不軽菩薩は、会う人、会う人に、「我深敬汝等」の二十四文字の法華経を唱え、礼拝・讃歎して歩いた。一切衆生の仏性を見すえていたからである。仏法の眼を開いてこそ、眼前の現象に惑わされることなく、深い生命の本質を見ることが . . . 本文を読む
「人生は宿命との戦いです。そして、宿命転換の道は学会活動しかありません。広宣流布のために、人びとの幸福のために、何を言われようが、いかに軽んじられようが、語りに語り、走りに走るんです。そこに、不軽菩薩の実践がある。
広宣流布のために、どれだけ、大変な、辛い思いをしたか、汗を流したか、悔し涙を流したか――それが、宿命の転換の力になり、福運になっていくんです」 . . . 本文を読む
不幸に苦しむ人びとに希望を与え、励まし、元気づけていくことを、彼は、自らの義務としていた。伸一は、この関西指導でも、行く先々で、同志のなかへ、人間のなかへ分け入り、激励を重ねた。そこに現代における、「不軽の実践」が、菩薩の道がある。 . . . 本文を読む
法華経に説かれた不軽菩薩は、あらゆる人びとに対して、礼儀を、誠意を尽くして、礼拝していった。
「我れは深く汝等を敬い、敢て軽慢せず。所以は何ん、汝等は皆な菩薩の道を行じて、当に作仏することを得べし」(創価学会版法華経五五七ページ) <私は深く、あなた方を敬います。決して軽んじたり、慢ったりしません。なぜなら、あなた方は皆、菩薩道の修行をすれば、必ず仏になることができるからです>
つまり、一 . . . 本文を読む