「次代の広布は、すべて君たち青年部に託す以外にない。これからの十年間で、その大きな変化の時代を迎えていきます。ゆえに、心して、『勉強』『努力』し、自らを鍛え上げていっていただきたい。
特に、生き方の哲学となる教学は、徹底して身につけてほしい。一流といわれる人たちは、必ずそれなりの努力をし、人の何倍もの苦労と研究を重ねている。今、諸君も、庶民の哲学者、民衆の指導者として、一切の根本となる大仏法を . . . 本文を読む
したがって伸一には、通教生たちの苦闘が痛いほどわかるのである。それだけに断じて負けないでほしかった。最後まで挫けずに、卒業の栄冠を手にしてほしかったのである。
「鉄は炎の中で鍛えられ、人は困難の中で鍛えられる」とは、中央アジアの誇り高きカザフ民族の箴言である。 . . . 本文を読む
山本伸一は、全参加者と共に記念のカメラに納まり、新しい旅立ちを祝し、励ました。
「まず、二十年後をめざそう。人びとの幸福のため、平和のために、忍耐強く自らを磨き鍛えて、力をつけるんだよ。自分に負けないことが、すべてに勝つ根本だよ」
――「ねばり強さだけが、目標の達成への道なのだ」とは、人生の勝利を飾る要諦を示した、詩人シラーの箴言である。 . . . 本文を読む
苦難の時にこそ、その人の信心の真髄がわかるものです。臆病の心をさらけ出し、逃げ去り、同志を裏切る人もいる。また、“今こそ、まことの時である”と心を定め、敢然と奮い立つ人もいる。
その違いは、日ごろから、どれだけ信心を磨き、鍛えてきたかによって決まる。一朝一夕で強盛な信心が確立できるわけではありません。いわば、日々、学会活動に励み、持続していくのは、苦難の時に、勇敢に不動の信心を貫いていくためで . . . 本文を読む
人生は、宿命との容赦なき闘争といえる。
愛する人を失うこともあれば、自らが病に倒れることもある。あるいは、家庭の不和、子どもの非行、失業、倒産、生活苦……。これでもか、これでもかというほど、怒濤のごとく、苦難は襲いかかってくる。
だからこそ、信心なのだ。自らを強くするのだ。信心で乗り越えられぬ宿命など、断じてない。 苦難に負けず、労苦を重ねた分だけ、心は鍛えられ、強く、深くなり、どんな試練をも . . . 本文を読む