第1巻
【旭日】
昭和35年10月2日、伸一は、「君の本当の舞台は世界だよ」との師の遺訓を胸に、北南米へ出発。
平和旅の第一歩は、太平洋戦争の火蓋(ひぶた)が切られたハワイの地にしるされた。伸一は渾身(こんしん)の指導を重ねながら仏法を世界宗教として開くための構想を練る。
【新世界】
第2の訪問地サンフランシスコは日本の講和条約と日米安全保障条約の調印の地。伸一は、その地で、世界の冷戦と新安保条 . . . 本文を読む
第11巻
【暁光】
昭和41年3月、山本伸一は5年半ぶりに南米ブラジルを訪問。しかし、誤ったマスコミ情報等から、学会を危険視する空気が強く、文化祭や会員の大会も警察の監視下の開催となった。
伸一は、圧迫に敢然と挑み、周囲の偏見を打ち破る連続闘争を開始。
そして18年後に再訪を果たすまでの、ブラジル同志が社会の信頼を勝ち得ていく奮闘が描かれていく。
【開墾】
伸一は、次の訪問地ペルーへ。首都リマでは . . . 本文を読む
第20巻
【友誼の道】
1974年(昭和49年)5月30日、山本伸一は妻の峯子と共に、中華人民共和国を初訪問する。
香港から歩いて国境を渡って深センに入り、中国への第一歩を。
伸一は、中国に文化大革命の嵐が吹き荒れるなかで「日中国交正常化提言」(68年9月)を発表するなど、両国の関係改善に奮闘。72年9月には日中国交正常化が実現した。
中国側は、伸一の貢献を高く評価。各地で熱烈な歓迎を受ける。北京 . . . 本文を読む