伸一は、先師の殉難の地である豊島区から、東京勝利の広布の大波を起こそうと決意していた。
戦い抜こうという一念があれば、いかなる状況にあろうが、戦うことはできる。鉄格子の中でさえ闘争の道はある。投獄された牧口は、取り調べの場にあっても、堂々と創価の正義を語り説いている。
御聖訓には「大悪を(起)これば大善きたる」(御書一三〇〇ページ)と仰せである。初代会長の殉教という「大悪」が起こったがゆえに . . . 本文を読む
「先生、本当に申し訳ございません。私たちが学会の真実を正しく示し切ることができなかったために、政府関係者の理解が得られず、先生のご訪問もなくなってしまい……。私たちは“必ず、国を挙げて、先生のご訪問を大歓迎するような時代を築こう”と、誓い合いました」
「私のことより、皆さんご自身がブラジルの社会のなかで正しく理解され、信頼を勝ち得ていくことが大事なんです。ともあれ、すべてを変毒為薬できるのが信 . . . 本文を読む