山本伸一は、地涌の菩薩の本領とは何かについて、掘り下げていった。
「菩薩の本領は、『誓願』ということにあります。そして、地涌の菩薩の誓願とは、『法華弘通』にあります。ゆえに、心から周囲の人びとを幸せにしきっていく、広宣流布への『誓願』の唱題が大切です。厳しく言えば、『誓願』なき唱題は、地涌の菩薩の唱題ではないのであります」
「誓願」には、魔に打ち勝ちゆく、仏の生命のほとばしりがある。
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「日蓮大聖人の仏法は、『宿命転換の仏法』です。また、『人間革命の仏法』です。そして、『社会変革の仏法』であります。自己の、さらに、万人の崩れざる幸福境涯を確立し、恒久平和を築き上げるためには、この正法を弘め、広宣流布していく以外にない。その広宣流布が、日蓮大聖人の『誓願』であり、大聖人の御精神のままに前進する創価学会の『誓願』であります。
大聖人は、『開目抄』で、広宣流布の『誓願』を果たしゆく . . . 本文を読む
ロシアの大詩人プーシキンはうたった。「汝は王者なれば ただ一人征け自由の大道を自在なる英知もて進め その尊き偉業の報いを欲せず 自らが愛する思想の実をば結びゆけ」それはまた、山本伸一の決意でもあった。彼は人類の平和のために、わが生涯を捧げようと、深く心に誓っていた。 . . . 本文を読む
“山本室長は、厳然と立たれた!弟子が立ち上がり、戦う時代が来たのだ。戸田先生が亡くなった今、先生の故郷に生きる、厚田の私たちが立ち上がらなくてどうするのだ!” メンバーは、誓いを新たにした。 . . . 本文を読む
「厚田は、戸田先生の故郷ではないか。だからこそ、なんとしても、広宣流布の模範の天地にしてみせる!」厚田の同志は、そう誓い合い、歯を食いしばって戦い抜いた。吹雪のなかを、一歩、また一歩と進むように、粘り強く、厚田の広布を推進していったのである。 . . . 本文を読む