またまた永田町での初体験！ 今度は、委員会の「理事懇談会」です。
水曜日のお昼、参議院本会議の休憩中に、政府開発援助等に関する特別委員会（ODA特）の理事懇談会が開催されて、今期、理事に選出された私も与党側理事の一人として出席してきました。
委員会には、正式の委員会と、委員会前に理事が集まって開催される理事会、そして、理事が今後の委員会の進め方などについて協議をする懇談会があります。理事会はすでに経験していますが、理事懇談会は今回が初めての経験でした。
ODA特には、6人の理事がいます。与党民主党側は、水戸将史議員が筆頭理事、私が次席理事、そして谷亮子議員（やわらちゃん）が三席の理事です。野党側は、自民党の北川イッセイ議員が筆頭理事、小泉昭男議員が次席理事、公明党の竹谷とし子議員が三席の理事となっています。加えて、オブザーバーとして、みんなの党から小熊慎司議員、社民党から吉田忠智議員、新党改革の荒井広幸議員が加わっています。このメンバーで理事会や理事懇談会が開催されるわけです。
そして、委員会を含めて会合を司るのが委員長の役目で、今期は自民党の藤井基之議員が努めておられます。藤井議員は、もともと厚生労働省の出身で、かつてレイバーアタッシェとしてインドネシアの日本大使館に勤務された経験をお持ちです。今回の理事懇談会の挨拶でもそのことに触れられて、ODAの役割の大切さ、参議院にだけODAに関する特別委員会が設置されていることの意義などを強調されました。この問題は、与党も野党もなくしっかり議論していくべき課題。藤井委員長の手腕に期待したいところです。
さて、今回の理事懇談会では、今臨時国会中に少なくとも一度、委員会を開催して、ODAの現状と課題について参考人質疑を行うことが確認されました。まずは第一歩、というところですが、ぜひ今後も出来る限り委員会を立てて、しっかりと議論をしていきたいと思っています。
個人的には、①通貨取引税など革新的資金調達メカニズム、②MDGsなど具体的優先課題の設定と成果の確認、③より広範な民間チャンネルの利活用、などについて委員会および与党内で議論をしていきたいと考えています。
応援宜しくお願いします！