石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

会津若松で自治体議員団全国幹事総会に参加

2012-10-31 23:53:02 | 活動レポート

10月31日(水)の午後、喧噪の永田町をひととき離れて、会津若松に行ってきました。

東京から新幹線に乗って、郡山で在来線に乗り換え、トータル約3時間。すでに美しい紅葉が見られるはずの会津若松でしたが、到着時はすでに真っ暗で何も見えず・・・。なので、駅に到着してそのまま目的の会場に向かいました。

この日から、現地でNTT労組自治体議員団の全国幹事会総会が始まることになっていて、今晩はその前段の懇談会。私は残念ながら、翌日の総会の方には出席できないので、この日の懇談会にだけ参加しに来たのでした。


懇談会の冒頭で、同僚の吉川沙織参議院議員とともに皆さんにひと言、ご挨拶。いきなり異例のスタートとなった臨時国会の舞台裏をご紹介しながら、とにかく特例公債法案等の重要案件を一日も早く審議して、政治を前に進めていかなければならないと決意を述べさせていただきました。

そして、地元、福島の仲間の皆さんとも記念撮影。皆さん、ごく短時間でしたがお世話になりました!

 

そして私は、懇談会終了前に会場を飛び出し、逆ルートで東京へトンボ返り。本当はもっとゆっくり出来れば良かったのですが、それでも全国からご参集の自治体議員団の皆さんとしばし懇談出来て大変有意義でした!


月刊連合の11月号がイイ!

2012-10-30 23:19:09 | 活動レポート

今日届けられた月刊「連合」の11月号、特集は『バッシング政治と民主主義』というちょっと刺激的なタイトル。特集の中の4本の記事がいずれも秀逸なのですが、とりわけ湯浅誠さんの「おまかせ民主主義の危機」という記事を共感もって読ませてもらいました。

詳細はぜひ読んで欲しい(購読していない方、組合事務所等で読むことが出来ない方、こちらで最初のページだけ読むことができます)のですが、内容は、内閣府参与として約2年間仕事をされた湯浅さんが、その経験を通じて発見した「民主主義の問題点」です。

湯浅さんはまず、官僚に対して大いに不信感を持って政府に入ったことを紹介しながら、こう言っています:

実際に仕事を始めてみると、(担当参事官が)何かにつけて「難しいと思います」という。本当に難しいのか、やる気がないのか、不信感が募る。それで「もういいから自分でやる」とやってみたら、本当に難しかった

官僚の中にも、実は私と同じぐらい世の中をなんとかしなければと思っている人が大勢いることもわかって、「難しさ」を共有しながら一緒に作戦を練れるようになった。


そして、「政府に入ったのに難しいのか?」という問いかけに対してこう答えるのです:

政府に入ったからこそ難しい。民間での活動は.....集まるのは同じ考えを持つ有志で、賛同者のお金を使う活動。

一方、(政府での活動は)税金を使うということ。(その政策に)反対する人が納めた税金も使うことになる。つまり、反対している人も含めて、国民全員が利害関係者なので全体の合意を取り付ける必要がある...そうすると、政策実現のために調整を重ねれば重ねるほど、妥協の度合いが増して内容は薄まっていく。


まさにこれが、民主主義のプロセスなのです。しかし問題は、有権者自身がそのことに気づいていないことで、湯浅さんはこう述べています:

(国民の間で)利害が複雑な問題がたくさんありますが、それぞれが意見を言いっ放しで、「あとは政府が決めてくれ」と調整を任せている。任せたのなら、その決定には従うべきなのに、当然、調整すると広く薄くなって自分の思ったとおりの結果にはならないので、みんなが政府に文句を言う。言いっ放しで任せておきながら、出てきた結論には文句を言う。そんなことが繰り返されて、政府や政治に対する信頼がどんどん低下してしまった。


湯浅さんの主張はこの後も続いて、特に、大阪の橋下市長が、労働組合に「既得権益」というレッテルを貼って、その「社会性を剥奪している」というくだりはまさにその通りなのですが、詳しくは本文でどうぞ。


あらためて言うまでもないことですが、2010年7月の参議院選挙で民主党が敗北し、参議院で過半数を失って以来の2年余り、民主党はねじれ国会という状況下で政権運営をしなければならなくなったわけです。それはまさに有権者の皆さんが、参議院は自民党に勝たせるから、ちゃんと民主党と自民党で話し合いをして民主的に物事を決めて欲しい、という意思表明をしたことに他ならないのですね。

何せ、自民党の合意がなければ参議院ではまったく法案を通すことが出来ない(委員会すら開けない・・・)のですから、自民党(及び他の野党)と合意形成を図らなければならないわけで、そうすると当然、妥協の度合いは高まるわけです。その妥協を「けしからん」と批判するのは簡単ですが、そこでふっと立ち止まり、それは現在の政治状況下における民主主義のプロセスの結果であって、まさに民意の反映であることを理解し、尊重することが必要なのではないか? ---- 湯浅さんはそう問いかけてくれているような気がするのですが、さて、皆さんはどう受け止められたでしょうか?

 


第181臨時国会の開会にあたって

2012-10-29 23:05:34 | 活動レポート

今日、10月29日(月)、第181臨時国会がスタートしました。会期は、11月30日までの33日間です。

午前10時から行われた参議院本会議では、議席の指定、常任委員会委員長の辞任と選任、特別委員会の設置が決定され、本会議終了後、直ちに特別委員会の第1回会合が開催されました。私も、前期に引き続いて所属することになった沖縄及び北方問題に関する特別委員会、およびODA等に関する特別委員会に出席して、ODA特では再び、与党側理事に選任をいただきました。

すでにお知らせしていた通り、今期は、初めて参議院民主党の国会対策副委員長を務めることになったわけですが、今日がその仕事始め。参議院本会議に先立って、朝9時から国対役員会が開催され、池口修次国会対策委員長をはじめとする役員全員が出席。衆参両院の動き、今後の進め方、役員の役割分担などについて協議し、国対としての意識合わせを行いました。今後、本会議や委員会が開催される日は毎日、そうでない日も折に触れて会合が開かれるということなので、国会開会中はこれまで以上に永田町に張り付いて、院内を走り回る日々になりそうです。

また、これまた3年目で初めて議院運営委員会に所属したのですが、こちらも本会議前に初めての会合が開かれました。議運委の開催場所は、議長応接室(いわゆる議長サロン)。これまで視察の動向やイベントなどで入ったことはありましたが、公式の会議で席に着くのは初めてです。さすがに、歴史的雰囲気のある議長応接室で、参議院議長&副議長の同席の下で開催される議運委には格別の重みが感じられ、身の引き締まる思いがしました。


ちなみに、民主党参議院の議員総会が開催される部屋では、これまで2010年当選の1期生として最前列ど真ん中の席に陣取っていた(そういうしきたりなので)のですが、議運委メンバーの席は最後方左側に用意してあり、今日からそこが私たちの席。いや、議員総会全体の様子を最後列から見るというのも初めてで、議員たちの所作を後ろから観察することが出来、これまた大変興味深いことでありました(笑)。

 

さて、今臨時国会では、通常国会で成立させることが出来なかった公債発行特例法案や、衆議院選挙制度改革関連法案、さらには社会保障制度改革のための国民会議の立ち上げや、今後の改革に必須のマイナンバー法案など、国民生活に大きな影響を与える重要課題に政治の責任として早急かつ真摯な対応を行うことが求められているわけです。

ところが・・・

大変残念ながら、自民党をはじめとする野党は、この期に及んでも政局を優先し、参議院では初日の今日、首相の所信表明を聴取するための本会議を開くことが出来ないという異常な事態となりました。野党は、前国会で成立した首相問責決議への対応と、参議院の委員会審議(閉会中審査)を欠席した田中慶秋・前法務大臣の理由説明を与党に求めていて、満足した結論が得られなければ所信表明には応じず、内閣提出法案の審議にも応じないという態度のようです。

しかし、ご存じの通り、参議院の問責というのは、良くも悪くも、法的拘束力のない決議です。しかも、国会をまたいでおり、その間に民主党の代表選挙が行われています。また、臨時国会の召集に応じておきながら、所信表明には応じないというのは全く筋が通らない話ですし、そもそも、衆議院の年内解散を明言しなければ、公債特例法案などの審議に応じないというのは、政争のために国民の生活を犠牲にするもので、全く理解できるものではありません。

私も閉会中、全国各地を回ってきましたが、各地の自治体議員の皆さんから「何とか一日も早く公債特例法案を通して欲しい。でなければ自治体行政が止まってしまう。市民の命にかかわる話だ」という悲鳴に近い声を聞いてきました。当然、法案成立がさらに遠のけば、被災地の皆さんが一生懸命に取り組んでおられる東日本大震災や原発事故からの復旧・復興にも、深刻な影響を及ぼしかねないわけです。

私たち与党としては「公債特例法案を政局に使うべきではない、一刻も早く成立させて欲しい」と訴えながら、他の重要法案の審議も含めて、野党の協力、責任ある対応を真摯に求めていくだけです。今臨時国会、大変厳しい展開になりそうですが、私も与党国対および議運委の一員として、みんなで一丸となってがんばっていきますので、皆さん、応援をどうか宜しくお願いします!


10月25日のILO国際シンポジウムの感想(インターンだより)

2012-10-29 15:55:17 | 雑記

こんにちは、石橋議員のもとでインターンをしている照井です。

 去る10月25日にILO議連共催の国際シンポジウム運営のお手伝いをしました。ILOからは国際労働基準局次長のカーティスさんがお見えになり、貴重なお話を拝聴しました。このシンポジウムでは意見提起やディスカッションが行われ、日本における労働と雇用の現状について考えさせられました。また、各政党の代表者の方々や女性や高齢者、若年者、障がい者、非正規雇用、NGOと様々な立場から意見提起があり、大変勉強になりました。

 特に、新卒として雇用されなかった人々の就職先が大変限られているというお話がNGO代表の方からあり、新卒という枠にとらわれない第二、第三のチャンスがさらに保障されるべきだという意見に大学生の立場から強く共感しました。また、私たちがやりがいを持って働くための労働環境の整備や制度に対して問題意識を持ち、社会全体で雇用や労働環境の問題に取り組む重要性を感じました。今後も現状をより改善するために、シンポジウムなどを通して議論が深められればと思います。


秋田の横手で退職者の会秋田県支部協総会に参加!

2012-10-26 23:59:45 | 活動レポート

10月26日(金)、朝から新幹線こまち号に乗って、久し振りに秋田県にお邪魔してきました。横手で開催されたNTT労組退職者の会・秋田県支部協の定期総会に参加するためです。


朝一番の新幹線に乗ったのですが、総会の開会には間に合わず、到着した時にはすでに来賓挨拶の真っ最中。タイミング良く、次がちょうど私の順番で、早々にご紹介をいただいてご挨拶する機会をいただきました。

秋田県内各地からご参集の先輩方に、日頃のご支援の御礼と、今後の活動に向けた抱負、さらに今後の引き続きの応援のお願いをさせていただいたのですが、皆さんから大きな激励をいただいて、本当にありがたい限りでした。

本当は、その後、ゆっくり滞在して、ご参加の皆さん方と歓談できれば良かったのですが、この日も夕方までに東京に戻らないといけない日程・・・。後ろ髪を引かれる思いですぐに退席させていただいて、横手駅へ。

そこでハタと、「横手と言えば、横手焼きそば。食べて帰らねば!」と思いついて、電車の出発まで約25分あったのを利用し、駅前の食い道楽さんへ飛び込みました。「20分しかないんですけど食べれますか?」と聞くと、「大丈夫!」との威勢のいい答え。で、たっぷり堪能してきましたよ、横手焼きそば!

 
これで一人前、500円。美味でした。皆さんもぜひ一度、横手で本場の横手焼きそばをどうぞ!