石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

民主党経済連携PT総会(第23回)終了!

2011-11-09 23:44:32 | 活動レポート

すでに速報ニュースが流れていますが、今夜の民主党・経済連携PT総会、TPP交渉に関する党としての提言について、最終とりまとめ文書を全体の拍手で確認し、議論を終えました。時すでに夜の10時35分。夕方5時半に始まって、2回の休憩を挟んで約5時間のロングランでした。

結論を簡単に言うと、来たるAPECの時の交渉参加表明については、「『時期尚早・表明すべきではない』『表明すべき』との両論があったが、前者の立場に立つ発言が多かった」ので、政府には「慎重に判断することを提言する」というものです。

結局、今日の総会でも慎重または反対の立場からの意見が多く、そのことを十分に踏まえた結論になった、ということですね。

私自身は、もともと自由貿易には慎重な立場ですが、今回のTPP論議については、TPP交渉(21分野)におけるメリット(得るべきもの)・デメリット(守るべき者)を徹底的に洗い出した上で交渉(国際的なルール作り)に参加し、守るべきものを最大限守りながら、得るべきものを最大化する努力をすべし、という立場でした。特に「アメリカン・スタンダードをアジア太平洋スタンダードにしてはいけない」からこそ、新たな貿易ルール作りの場であるTPP交渉に参加して、日本が能動的にルールを変える、ルールを作る努力をすべしという考えです。

しかし、いかんせん今日の会合でも、現時点での交渉参加に対する慎重論・反対論が過半数を超えていました。「ルール作りに参加するにしてもタイミングが遅すぎる」「そもそも国際的なルール作りをする交渉能力が日本にあるのか?」という意見も根強くありました。それらの意見を踏まえた最終とりまとめ文書ですから、「慎重に」という文言が入ったのは妥当だと思います。

いずれにせよ、この1ヶ月、みんながそれぞれの立場から国の将来を思い、国民の生活を考え、支持者の声を胸に抱きながら熱心に意見を戦わしていました。これだけ多くの議員(特に今日は150人ぐらい参加してました)が、これだけ長時間にわたって議論し、提言をとりまとめたという事実を、皆さんにもぜひ知っていただきたいと思います。


民主党経済連携PT総会(第23回)の状況

2011-11-09 16:51:13 | 活動レポート

今、夜の9時半になりますが、民主党の経済連携PT総会(第23回)、まだ議論が続いています。

議論が始まったのは夕方5時半。途中、8時前に10分間の休憩を入れましたが、ほぼぶっ続けてで4時間近く議論しています。先ほど、今日の議論を受けて、最終とりまとめに向けた役員会を開くということで、暫時、休憩に。9時45分から再開です。

結果については、また報告します。これからカップラーメンを食べて、議論に戻ります。