石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

岩田ひろたか島根県議の県政報告会に参加

2012-03-31 23:55:51 | 活動レポート

土曜日、島根県松江市で開催された、岩田ひろたか島根県会議員の県政報告会に参加してきました。

会場は、JR松江駅からほど近くのところにある労働会館。その一番大きな会場に、およそ100人ぐらいはおられたでしょうか、大勢の支援者が詰めかけていました。さすが、認知度抜群で、幅広い支援者を持つ岩田県議です。

岩田県議は、昨年4月の統一地方選挙で県議選に立候補し、初当選した一年生議員ですが、前歴は地方局のニュースキャスター。県内全域を取材で飛び回りながら、政治・経済・事件事故・災害などなど、あらゆるニュースを報道していたわけです。人気あるのもうなずけますね。

2010年2月、政治の道を志して退社し、同年7月の参議院議員選挙で立候補したのですが、惜敗。そして、昨年の県議選で政治家としての歩みをスタートさせたわけです。今日の県政報告会では、岩田県議からこの一年間の活動の成果を中心に報告があり、そして二年目に向けた決意についても力強く訴えがありました。

私も、一緒に招待を受けた小室寿明衆議院議員(民主党県連代表)に続いてひと言、激励の挨拶を。岩田県議への期待の言葉とともに、社会保障と税の一体改革論議についてお話をしました。限られた時間だったので細かい点についての説明は出来ませんでしたが、簡潔に:

「私も議員になる前は、消費税の引き上げ、とりわけデフレ下での引き上げには消極派でした。しかし議員になって、この1年半、民主党内での本当に真摯な議論に参加し、それまで知り得なかった多くの情報を得、責任ある政権与党として何をしなければならないのかを真剣に悩み、考えました。

今回の改革は、消費税引き上げの議論ではなく、社会保障と税を一体的に改革する議論です。若い世代のため、子どもたちのため、これから生まれてくる未来の世代のために何としても必要な議論なのです。社会の中で助けの必要な人に社会全体で助けの手を差し伸べる、そのための負担はそれぞれの負担能力に応じて負担していただく、つまり、支え合って助け合いながらみんなで成長していくための改革なのです」

と述べさせていただきました。社会保障改革の方向性について、まだまだ説明不足だということは理解しています。今後も引き続き、しっかりと説明していきながら、幅広く支援者の皆さんのご意見を聞かせていただきたいと思っています。


社会保障・税一体改革説明会 in 東京

2012-03-30 23:27:08 | 活動レポート

金曜日の夜、民主党東京都連の主催で「民主党 社会保障・税一体改革説明会 in 東京」が開催され、都連所属の私も、民主党参議院比例区第63総支部の仲間たちと一緒に参加してきました。


今日の講師は、民主党最高顧問で、党の税制調査会の会長を務めておられる藤井裕久衆議院議員。約1時間の講演でしたが、その大半を、社会保障と税の改革をめぐる歴史的な経過に費やし、なぜ、抜本的な改革が今日まで先延ばしになってしまったのか、という問題を分かりやすく紐解いてくれました。

つまりは、「経済成長による解決」を追求し続けた結果が、今の事態を招いてしまったのだと。『高度成長の呪縛』と言ってもいいのかも知れません。少子高齢化の進展による社会保障改革の必要性は随分前から分かっていたはずなのに、増税など、痛みを伴う改革を国民に説明し、お願いすることが出来なかったために、「今一度、経済成長を実現し、税収増で解決すればいいのだ!」という安易な道に流れてしまったのですね。

そして藤井会長は「今回の改革の最大のポイントは、消費税の完全目的税化。これは世界初の試み。消費税で得られた税収は、社会保障のためにしか使わない。つまり、皆さんがモノやサービスを買って支払っていただいた消費税は、社会保障サービスとなって全て皆さんのところに戻ってくる」と強調しました。これは本当に大事なポイントです。今回の社会保障改革の目玉は、低所得の方々や子ども・子育て世代への支援拡充ですから、完全目的税化することで全体を通した所得再分配機能の強化を図ることが出来るわけです。

講演の冒頭で、藤井会長が言われた言葉が大変、印象に残っています。

「私は、もう政界から引退しますが、後世に残していきたいものがあります。それは、平和です。平和のためには、社会の安定が必要です。そして社会の安定のためには、何としても誰もが安心できる社会保障の確立と安定が必要なのです」

日本の未来のためにこの社会保障と税の一体改革をやり遂げたいという藤井会長の思い、私を含めて会場におられた全ての皆さんが共有してくれたことと思います。


親子国会見学で子どもたちと交流!

2012-03-30 00:33:46 | 活動レポート

今日、データ本部主催の「親子国会見学」で、大勢の子どもたちお父さんお母さんと一緒に国会を訪れてくれました!


(さて、私はどこにいるでしょう? 子どもと間違わないで下さいね・・・笑)


厚生労働委員会があったために、いつもの国会議事堂前での写真撮影には参加できず、代わりに意見交換の部屋で記念写真をパチリ。子どもたちに囲まれて、ついつい気持ちが若返ってしまいました(顔はさすがに若返らない・・・)。

そして意見交換では、最初遠慮がちだった子どもたちも徐々にヒートアップ。後半は鋭い質問が次から次へと出されて、結局、予定の20分を大幅に超過するほどの白熱した(?)やり取りとなりました。


ではここで、子どもたちの質問をいくつかご紹介。

「どんなお仕事をしているんですか?」「石橋さんは何で議員になろうと思ったんですか?」「お休みの日は何をしていますか?」「ペットを飼っていますか?」「子どもの頃は、将来何になりたいと思っていましたか?」

ん~、なかなかいい質問ですね。まずはそれぞれ無難に回答。しかし:

「国会議事堂の中にはお部屋がいくつありますか?」

という質問には「???」。佛石秘書に助けを求めるも、同じく「???」。結局、国会のガイドブックに助けを求め、何と、400以上の部屋があることが判明。子どものおかげで勉強になりました。するとさらに:

「石橋さんは増税派ですか?」

何と、小学生の子どもからこんな鋭い質問が飛んでくるとは!親御さんの差し金か!? もちろん、私の回答は「増税派と言っていいと思います。でもそれは、今の税負担のあり方を変えて、社会の中でもっと負担して貰える人には負担を増やして貰い、助けが必要な人には社会全体で助けを提供していく仕組みをつくる、という意味での増税派です」。子どもたち、分かってくれたかな?

そして最後にこんな質問が!

「石橋さんは、将来、総理大臣になろうと思っていますか?」

おおっ、凄い質問・・・。一瞬、子どもの夢を壊さないために「イエス」と答えようかと思いましたが、ここは正直に答えるのが筋と思い、「いいえ」と。でもその後にこう続けました。

「総理大臣になろうとは思っていないけれど、なれるものならいつか大臣にはなりたいと思っています。それは、自分のめざす政策を実現したいからです。一議員では実現出来ないことが、大臣という立場で実現できる、だからこれからも一生懸命努力して、いつか政策を決定出来る立場になって、みんなのためにいい政策を実行していきたいと思っています」

と。みんなも、目標をもって頑張れば、きっと実現できるよ、というメッセージも込めた回答でした。


意見交換を終えて、名残惜しそうに会場を出ようとしたら、一人の子どもから「石橋さん、サインして下さい!」との要請が。「えっ、サイン?」--- あまりない経験にたじろぎ、慣れない手つきでノートにサインしてあげると、他の子どもたちも「私もお願いします!」と言って列が。う、嬉しい。


サインをして喜んで貰えるなんて、生まれて初めての経験です(いや、本当に)。しかしこのサイン、果たして将来、価値が出るかな・・・いや、そうなるように、しっかり頑張ります!

ということで、子どもたちとのとっても有意義かつ楽しい交流でした。ちなみに、最後に「将来、ここで仕事をしてみたいと思った人はいますか?」と子どもたちに問いかけると、二人の子どもがしっかりと手を挙げてくれました。おおっ、頼もしい。お父さんお母さん、ご指導を宜しくお願いしますね!


「教育の情報化推進に関するWT」第7回会合開催!

2012-03-29 23:38:45 | 活動レポート

今日、民主党文部科学部門会議「教育の情報化推進に関するワーキングチーム(WT)」の第7回会合を開催しました。


今日の講師は、堀田龍也(ほりたたつや)玉川大学教職大学院教授。ICT活用授業、情報教育、校務の情報化などの専門家で、情報化に伴う教育内容や教育方法の開発、学習支援システムや教材の開発などにも携わっておられます。

実は、総務省と文部科学省に「海外における教育のICT化の実情に詳しく、それとの比較に基づいて日本の教育のICT化に示唆をいただける人を推薦してくれないか?」と尋ねたところ、両省から一致して届いたのが堀田教授の名前。では是非来ていただこうとお招きをして、今日のヒアリングが実現したわけです。

まず、「学校現場における情報化の現状と課題~諸外国を横目で見ながら~」というタイトルで約30分間の講演をいただきました。

冒頭、「日本のいわゆる学力問題は、出来る子と出来ない子との格差が大きいこと」であって、「この下位層の子どもたちの学力をいかに向上させるかをターゲットにすべきである」と。一方で、これから教員の大量退職時代を迎えることで、今後10年間で約3分の1の「指導力」を持った教員が入れ替わってしまうことにも留意しなければならない、と。つまり、この両面においてICTの利活用が役に立つ、というわけですね。

そして、ICT教育の現場を写真で例示いただきながら、ICTを使うからこそ「何をどうするのか(模範)」や「何がどうなっているのか(実物)」を効果的に見せて確認し合えることや、子どもたちが独力で、ペアで、グループで、そしてクラス全体でと様々な形で学び、教え合えることなどを説明していただきました。

何度も強調されていたのは、「ICT機器をクラスに常備し、いつでも使えるようにしておくことが大事」だという点。日本でも今、電子黒板や実物投影機などの配備が進められていますが、たいていは「学校に一台」というのが実情。とすると、クラスで授業をするためにはいちいち機材を取りに行って、クラスに持ってきて設置し、テストし、使い終わったらまた元に戻す、という労力が必要になります。現実的になかなかそこまで出来ないので、結局「使われない」という結果になります。

この点は、私が現場視察に行った際にも、先生たちから「せっかく電子黒板を配備してもらったが、学校に一台ではなかなか使えない」との声をいただいていたこととも合致しますね。「持ってきて使わせるのなんて世界広しと言えども日本だけだ!」との先生の言葉、重く受け止めないといけません。

最後に、英国、韓国、シンガポールなどの実情をご紹介いただきながら、日本における教育のICT化の現状を比較分析していただいて、その結論として下記の2点について、政府への提言をいただきました。

  1. 学校現場の現実に合ったICT環境の構築
    • 研修が不要なICT機器の整備
    • 従来の指導の徹底のために普通教室に(ICT機器を)常設
    • 指導に必要なデジタル教材の開発促進
  2. 次世代ICT活用教育のための取り組み
    • 先進プロジェクトへの理解ある見守り
    • 先端→先進→先導→啓発→普及の段階を意識した施策の連続的実施
    • 地方の時代における教育行政の停滞抑止

1.は、つまりいきなり全ての学校で先端的なICT教育(フューチャースクールのような)の実現をめざすのではなく、今の現場の実情を踏まえながら、いかに手軽に、お金と手間暇をそれほどかけずに、でもしっかりとICTの効果を感じて活かして貰えるように、「出来る整備」をより多くの学校で導入し、実践していく、ということです。そのためのモデル校をつくって共有化を図ってはどうかという提案もいただきました。

2.は、それと同時に、やはり10年後の世界を見据えて、フューチャースクール推進事業のような先端的な実証を進めて行くことも大事だと言うことです。それを今すぐ、全ての学校で実現しようという意図ではなく、将来的にはこういう先端教育を実践していくんだ、という目標を見える形でつくり、地方にも先生たちにもいい刺激を与えていくことが必要だと言うことですね。

大変勉強になりました!

「現場の声をしっかり聞き、現場の問題に対応出来るICT教育ソリューションを提供していけば、必ず現場に受け入れられる。そして現場に受け入れられ、声が大きくなれば、地方の行政も動く」

という堀田先生の言葉、ワーキングチームのこれまでの議論にも重なる大変重要なポイントです。そこことを忘れずに、今後、具体的な政策づくりを進めて行きたいと思います。

以上、教育の情報化推進に関するWT第7回会合の報告でした。次回は、来週4月5日です! 


国会見学~最後はプチサイン会に~(事務所だより)

2012-03-29 17:50:13 | 雑記

本日はNTT労組データ本部親子国会見学があり、33名が参加。国会議事堂見学や議員との交流を行ないました。

議員との交流では、子どもたちから「増税に賛成?反対?」という質問から、「休日は何をして過ごしているの?」「小さい頃、大人になったら何になりたいと思ってた?」など多くの質問が出され、議員がタジタジする場面も…。

そして、退出しようとしたときに、あるお子さんが「サインください!」とリクエスト。

急きょ、プチサイン会となりました。いつか価値が出るまで大切にしてほしいです(^v^)

遠くは四国から参加してくださった親子もいたそうです。春休みのよい思い出となりますよぉに…。

余談ですが…。

本日参加者の皆さんの昼食は「オムライス」。ほとんどのお子さんが完食していたので、国会見学終了後、食堂で同じものを食べようとしたら、普段のメニューにはありませんでした。残念…。