石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

今日一日の行動から

2012-01-31 23:42:15 | 活動レポート

通常国会は、今日から衆参両院で予算委員会審議が始まりました。こうなってくると、いよいよ忙しさにも拍車がかかってきます。今日もそんな感じの一日でした。

ちょっと振り返ってみると・・・

  • 08:15 - 08:30    民主党「内閣部門&成長戦略・経済対策PT」合同総会
  • 08:30 - 09:00    民主党「成長戦略・経済対策PT」総会
  • 09:00 - 10:00    民主党「原発事故収束対策PT事務局」会議
  • 10:00 - 11:45    民主党「第1回・医療・介護/年金合同WT」
  • 11:45 - 12:45    「国のかたち研究会」勉強会
  • 13:00 - 16:15    参議院予算委員会(TPP、外交・防衛等に関する集中審議)
  • 16:15 - 17:15    民主党「第17回 障がい者WT」
  • 18:20 - 19:20    民主党「行政改革調査会総会」

ようやく事務所に戻って自分の机で仕事が出来たのは夜の7時半でした・・・。

これだけ盛りだくさんな一日なので、報告したいことも山ほどあるのですが、それをやってるといよいよ睡眠時間がなくなるのでお許しを。ということで、一つだけ、民主党「第1回・医療・介護/年金合同WT」についてご報告。

これ、とっても重要です!

実は今日から、民主党の「医療・介護WT」と「年金WT」との合同で、「厚生年金と被用者保険の適用拡大」についての議論に着手したのです。今回の一体改革の目玉の一つでもあるこのテーマ、拡大の範囲をどうするのか、対象事業者をどうするのか、激変緩和措置等をどう考えるのか、などの重要な課題を取り扱います。

ご存じの通り、ここ20年の非正規労働者の拡大によって、本来なら被用者年金・保険に加入すべき雇用労働者が、どんどん国民年金・国民健康保険に移行しています。そもそも国民年金・国保というのは、主として正確な所得の捕捉が難しく、かつ定年制のない自営業者等を念頭に置いてつくられている制度。そこに雇用労働者が入り込んでいったために、おかしなことになってしまっています。これを、本来あるべき姿に是正しようということなのですね。

今日から始まった議論、労働組合や経営者団体、年金や保険関係団体などからヒアリングをしながら、私たち議員の間であるべき改革の姿について議論していきます。理想は、全ての雇用労働者が厚生年金と被用者健保に加入することですが、現実には課題も多く、今回の改革でどこまで行くことができるかが勝負です。

今後も折に触れて報告しますので、ご注目下さい!


今日発表された将来の人口推計を考える

2012-01-30 23:23:53 | 活動レポート

今日、「国立社会保障・人口問題研究所」が新しい将来推計人口を公表しました。すでにニュースなどでご覧になった方々も多いはず。で、改めてその内容にビックリしながら「ハァ~」とため息をついて、日本の将来に思いを馳せたのではないでしょうか。

この新しい人口推計によると、日本の総人口は2048年に1億人を割って、2060年には今より約3割減の8,674万人になると予測されています。出生率は2060年に1.35ということで前回の推計より上向いているのですが、それでも2060年には高齢化率が4割に達するというのですから、高齢化の進行には歯止めが掛からないという予測です。

私が一番、ショックを受けたのは、この推計(中位推計)に基づくと、2040年代には日本の総人口が「毎年100万人単位で減っていく!」ということ。100万人ですよ! 100万人と言えば、和歌山県(100万2千人)や香川県(99万人6千人)と同じ大きさ。つまり、毎年、和歌山県や香川県と同じ規模の人口が失われていくと考えると、その深刻さが分かるのではないでしょうか。

ちなみに、平均寿命は2060年に、男性は84.19歳、女性は90.93歳に伸びるそうです。みんなが長生きするのは喜ぶべきことですが、これによって1人の高齢者を支える現役の働き手の数は1.3人にまで減ってしまいます。いわゆる「肩車」状態に近づくわけですね。

少子化の流れに一刻も早く歯止めをかけて、なんとか30年後には人口減少に歯止めをかけなければなりませんが、一方で、今すぐこの少子高齢化を念頭に置いた社会保障制度の改革に着手しなければなりません!


参議院本会議で代表質問始まる!

2012-01-29 22:54:49 | 活動レポート

1月27日(金)、参議院本会議で代表質問が始まりました。


(出典:民主党ホームページ)

 

民主党は、恒例により、輿石東・参議院議員会長(民主党幹事長)が代表質問に。通常国会で審議されるべきさまざまな課題を取り上げながら野田総理の考え、姿勢を質しましたが、私がとりわけ印象に残ったのが次のひと言:

「決断の政治を実現して、次の世代に『歴史的なたすき』をしっかり引き継ぐため、ぶれることなく、逃げることなく、この国難に真正面から挑む歴史的なときだ!」

これは、民主党幹事長としての野田総理に対する激励のメッセージであるだけでなく、民主党議員、そして全ての参議院議員に対する熱いメッセージだったのだと思います。

一方、自民党は、こちらも恒例で中曽根・参議院議員会長が代表質問に立ちました。いつものことですが、「マニフェスト違反」や「任命責任」といった政権批判に終始し、政策面で自民党としての具体的なビジョンや対案の提示はなかったように思います。

私個人としては、今回の「社会保障と税の一体改革」の議論に関し、その重要な部分をなす消費税の引き上げ案についての「マニフェスト違反である」という批判は、甘んじて受けなくてはいけないと思っています。ですが、それを理由として「議論にも参加しない」というのは、政党として全く無責任なのではないでしょうか?

そもそも、自民党政権が長い間、社会保障と税の抜本改革を先送りしてきたことや、労働市場をここまで柔軟化させてしまったこと、デフレを長期化させてしまったことなどが、今の事態を招いているわけです。当然、議席を得ていた全ての政党にその責任があります。今こそ、政治が問題を先送りしてきたことを真摯に反省し、社会保障制度や、税制のあるべき姿をについて、国政の場でお互いの案を出し合ってしっかり議論し、国民のために今考え得る最善の制度を力を合わせて創っていかなくてはなりません。それが、政治の責任です!

明日、月曜日(1月30日)にも引き続き、参議院本会議で代表質問が行われます。ぜひ、責任ある政党としての姿を考えながら、各党代表者の質疑をご覧下さい。


ILO議連の2012年第1回総会を開催しました

2012-01-27 23:29:16 | 活動レポート

今日は、参議院本会議で代表質問が行われるなど、なかなか盛りだくさんな一日でした。

まずご紹介するのは、私が事務局次長を務めさせていただいている『ILO活動推進議員連盟(ILO議連)』の、今年第1回目の総会の模様です。

 

今日は、今年最初の総会ということもあってか、議員本人で17名ほどの参加がありました。会員数が89名ですから、まずまずの参加率です。代理出席の方々や政労使の代表組織の皆さん方を含め、総勢で50名以上の会合となりました。

司会進行は、大島敦事務局長(民主党衆議院議員)。冒頭、直嶋正行会長(民主党参議院議員)が挨拶し、今年1年間もILO活動の推進に向けて協力してがんばっていきたい旨、決意の表明がありました。

総会の主な議題は以下の通り:

【報告事項】

  1. 2011年下期の活動報告
  2. 2011年会計報告
  3. 第15回ILOアジア太平洋地域会議報告
  4. その他:ILO海事条約の批准について

【協議事項】

  1.  2012年活動計画
  2. 2012年役員体制の確認

 

すべて、事務局報告・提案通りで承認をいただいて、無事に総会終了となりました。今年の活動としては、昨年同様、ILOの諸課題に関する勉強会の開催や、ILO専門家の訪日機会を利用した懇談会の開催などが中心になりますが、新しいところでは①政労使団体との協力によるシンポジウムの開催、②アジア諸国の国会議員との連携模索、が確認されました。

今後も、日本だけでなく、広くアジア地域でのディーセントワークの実現に向けて、議連としても引き続き役割を果たしていきたいと思います!


通建連合の政治学習会に参加!

2012-01-26 23:50:01 | 活動レポート

国会が始まって、連日、朝から夜まで走り回る日々が帰ってきました。今国会は、厚生労働関係の重要課題が山積していることもあって、特に厚生労働省の各担当の皆さんと意見交換する時間が増えているような気がします。担当の皆さんも、一生懸命にがんばってくれていますよ~。こちらが指摘したことや、要請したことにきちんと対応してくれています。いや、もちろん、全部じゃないですけどね(笑)。

さて、今日は国会活動の合間を縫って、情報労連・通建連合の政治学習会に参加してきました。全電通労働会館で開催されたこの学習会、全国から通建連合加盟組織の役員の皆さん方がお集まりで、総勢約40人。ん~、そうそうたる面々です。

そして今日の講演テーマは、「エネルギー政策再考」。「東電福島原発事故の教訓を踏まえて、今一度、エネルギー政策のあり方について議論したい」という通建連合からの要請に応えた講演です。

実は、支援組織の政治学習会で、エネルギー政策をテーマにお話しするのは初めてのこと。普段は情報通信政策や労働・雇用政策、社会保障政策などが中心なので、質疑応答の中でエネルギー政策について質問がくることがあった(特に3.11以降)ぐらいですね。ということで、私自身も今日はどんなやり取りになるか楽しみにしながら話を始めました。

講演の柱は:

  1. 東電福島原発事故
  2. 原子力発電を考える
  3. 代替エネルギー
  4. 今後のエネルギー政策は?

という感じ。東電福島原発事故後の原因究明の取り組みやその中間報告の内容、安全対策や規制機関の改革の方向性などから始まって、原子力発電の課題について整理し、代替エネルギーの可能性を考えながら、今後のエネルギー政策のあり方を議論する組み立てでした。

皆さん興味のあるところがそれぞれに違うでしょうから、どこまで参考になる話が出来たか分かりませんが、質疑応答でもその後の懇談の場でも、代わる代わるいろんな質問をしてくれましたから、それなりにお役に立てたのではないかと思っています。

私自身も、通建連合の皆さんがどういう問題意識を持っておいでなのかが分かって大変ありがたかったです。機会があれば各加盟組織単位でもやりたいですね。また呼んで下さい!