石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

筑波山はまだ紅葉していなかった・・・

2010-10-31 23:03:11 | 活動レポート
今日は、情報労連・東京都協の政治学習会にお招きをいただいて、茨城県の筑波に行ってきました。会場は、筑波山の中腹にあるホテル。関東平野が一望できる素晴らしい景観で、天気が良ければ建設中のスカイツリーも見えるのだとか。でも今日は残念ながら小雨交じりの天気で、東京方面は全く見えず仕舞いでした。

筑波山まで行くとなると、やはり興味をそそられるのは「紅葉」。今日も、道中では紅葉がどの程度になっているか楽しみにして行ったのですが・・・。まだ全くでした!



さて、今日の東京都協の政治学習会、対象が都協の幹事の皆さん方だったということで、日頃は触れない話題にも触れたりしながら、情報通信政策の動向、現在の国会情勢、来年の通常国会から統一自治体選挙に向けての展望など、約1時間にわたってお話をさせていただきました。今日もまたあまり質疑応答の時間が取れなかったのですが、一つだけ質問をいただいたのが、民主党が先日発表した「企業団体献金の一部解禁」についてでした。これについては、私の率直な感想と考えをお伝えして答えとさせていただいたのですが、「どうにも合点がいかない」というのが正直なところ。今度、党三役と面会する機会があるようですので、その際にでも疑問をぶつけてみようと思っています。

明日は、いよいよ委員会での初めての質問。配付資料も出来上がって、ほぼ準備完了といったところ。ただ、いきなり暗雲が立ちこめて来ましたね~。そう、国会情勢が大荒れになりそうな雰囲気で、明日・明後日の状況はその時が来てみなければ分からないという感じです。今のところ、明日の参議院・行政監視委員会の予定は下記の通りになっています:

「参議院行政監視委員会」11月1日(月曜日)
 一般質疑 午後3時20分~午後6時20分
  ・大塚耕平(民主)30分
  ・石橋通宏(民主)23分
  ・松村龍二(自民)57分
  ・谷合正明(公明)20分
  ・寺田典城(みん)15分
  ・田村智子(共産)20分
  ・中山恭子(日改)15分

ということで、もし予定通りに行けば、私の質問は午後3時50分前後から始まるはずです。テレビ放映はありませんが、インターネット中継がありますので、参議院のインターネット審議中継のホームページでご覧下さい。では、頑張ってきますので、応援、宜しくお願いします!


「質問取り」初体験!

2010-10-30 23:44:36 | 活動レポート
皆さん「質問取り」って、聞いたことありますか? 国会開会中、本会議や委員会で質問を予定する与野党の議員に、各省庁の担当者が事前にその内容を聞いて、政務三役のための答弁を作る作業のことです。

木曜日の夜から金曜日にかけて、この質問取りを初体験しました。

私も、話しにはいろいろ聞いていました。メディアには何度となく取り上げられていますし、官僚の友人たちからは質問取りの苦労について聞かされていましたからね。特に、質問が行われる日の前日、夕方ギリギリになってようやく質問取りが出来たときなどは、それから答弁書の作成に入るので終わるのは夜中か明け方になる、なんて話しもあったりして。「質問取りなんて習慣、止めてしまえばいい!」という意見もあります。私も、どちらかと言えばそっちの方で、何もそんなに苦労しなくても、議員が質問して政務三役が自分の言葉で答える、それでいいじゃないか!と思ったりしていました。

でも実際にやってみると、その重要性がよく分かりました。質問取りというのは、単にどういう質問をするかということを政府側に通告するだけではなかったのです。質問する側が事前にその担当者とじっくり話しをすることによって、情報やデータの間違いなどがないか確認すると同時に、政府側がどういう感じで答弁してくるか感触を得て、それによって質問の内容や角度を修正することができるのです。そして、質問の中身や意味合いを正確に伝えておくことによって、政府側もその場で正確に答えることが出来るようになります。

私の場合は与党なので、できるだけ早めに質問内容を通告し、答弁のために十分な時間を与えてあげたい思い、木曜日の段階ですでに質問内容の概要を通告しました。すると、早速木曜日の夕方に厚生労働省の担当者が来て、質問内容についてやり取りが始まりました。当初、30分ほどの会合を予定していたのですが、激論(?)になり、結局1時間半もかかってしまいました。これ、質問の半分の部分だけです。

そして、この木曜夜の議論に基づいてその部分の質問内容を修正して、改めて金曜日の午前中、全ての質問に対する質問取りを改めて実施。厚生労働省、外務省、内閣府、総務省からそれぞれ担当者がやってきて(総勢10数名!)、一つ一つの質問事項に対して入れ替わり立ち替わり意見交換を実施。またしても約1時間半にわたって議論を交わして、ようやく終了となりました。

議論の中には、残念ながらここには書けないような内容も含まれているわけですが、こうして質問取りという作業を通じて、官僚の皆さんの説明や考え方を聞くのはいろんな意味でとっても参考になりました。何せ、こうして話しをしている担当の皆さんは、その道のプロです。そのプロの皆さんとしっかり話しをして、こっちの考え、思いをちゃんと伝えられるかどうかがカギなわけです。それが出来ないのならば、そもそも質問してもしょうがない、質問に値する内容ではないってことですからね。

こうして、月曜日の初質問に向けて、順調に準備が進んでいます。実は、今日、もう一度質問内容を精査して、少し軌道修正をしてしまいました。この分だと、月曜日の朝、もう一度あらためて質問取りをやる羽目になるかも・・・。

とにかく、勝負は本番なので、しっかりやります。時間配分がとっても難しくて、質問の半分もいかないうちに時間切れになりそうで怖いですが。

ところで、金曜日の夕方、東京・大森で開催されたNTT労組・東京総支部中エリアの政治学習会に招待をいただいて、現在の政治状況や情報通信政策についてお話をして来ました。時間が限られていたので、あまり余計な話しはせずに、重要な部分だけに時間を集中。それでも言い足りないところがありましたが、参加者の皆さんにはまずまず満足していただけたようです。中エリアの皆さん、お世話になりました。


明日は、情報労連東京都協の政治学習会に招待を受けています。会場は、茨城県の筑波! 台風が過ぎ去って天気は大丈夫そうですから、楽しみに行ってきます。

10月29日(金)のつぶやき

2010-10-30 02:07:52 | 活動レポート
00:51 from goo
教育現場におけるICTの利活用~こんな英語教育をすべての子どもたちに受けさせたい! #goo_i484jp http://blog.goo.ne.jp/i484jp/e/041e5c6813422b49d825781e60a5c89b
09:16 from Echofon
おはようございます。来週月曜日、行政監視委員会での質問に向けて、早朝から質問内容の精査。この後、9時半から議員総会、10時から参議院本会議と続きます。
16:34 from Ustream.TV
テスト配信 ( http://ustre.am/oeip で配信中)
by ishibashi2010 on Twitter

10月28日(木)のつぶやき

2010-10-29 02:06:10 | 活動レポート
07:54 from Echofon
おはようございます。なんと、今朝も通勤途中に、昨日と全く同じ場所で知人とバッタリ。妙なこともあるものです。さて、これから民主党政調の子ども・男女共同参画調査会に参加して、その後、引き続き文部科学部門会議に出てきます。午後には、教育現場におけるICT利活用に関する視察の第2弾も!
10:55 from Echofon (Re: @hiro_yama1020
提案、感謝です。写真はすぐに対応します。ネットは・・・会場次第ですね~。@hiro_yama1020 :要望提案ですが活動の写真を入れるのとネットが繋がればツイッターとか見せたほうがいいかなと。。。
by ishibashi2010 on Twitter

教育現場におけるICTの利活用~こんな英語教育をすべての子どもたちに受けさせたい!

2010-10-28 23:56:59 | 活動レポート
今日は、教育現場におけるICTの利活用の実態についての視察第二弾ということで、先月に引き続き、石井登志郎衆議院議員とともに、東京港区の東京女子学園中学校・高等学校を訪問してきました。東京女子学園では、英語教育に非常に熱心に取り組まれていて、中学から高校の6年間を通じた学習カリキュラムを整備。高校を卒業する時には、全ての生徒がTOEIC550点以上を取れるようにという目標を掲げています。

今日、視察させていただいたのは、中学3年生の英語授業。LL教室を利用した授業でした。




まずは、そのLL教室の素晴らしさに驚かされましたが、何と言っても、授業がとてもシステマティックにオーガナイズされていることに感銘を受けました。50分間の英語授業ですが、(1)英語での挨拶、(2)英単語を使ったビンゴゲーム(ビンゴになるとシールが貰え、シールが貯まると賞状が貰える!)、(3)デイリーカンバセーション(月ごとのテーマに基づく基本フレーズのやり取り)、(4)デジタル教科書を使ったレッスン(英語教科書準拠のデジタル教科書を使って、ヒアリングとスピーキングを鍛える)、(5)教科書準拠DVDの鑑賞、(6)任天堂DSのソフトを使ったドリル(これも教科書準拠)、(7)そして映画DVDの鑑賞(字幕は英語!)、などなど、実にテンポ良く、生徒たちを飽きさせることなく、楽しく授業が進行していきました。




英語の授業は週6コマあるそうで、それもまた驚き。その6コマのうちの1コマがこのLL教室で、別の1コマはネイティブの教師によるワールドスタディー。残りの4コマが通常のクラスでの授業だそうです。

ICTをいかに活用しているかという点では、特に、デジタル教科書を使った実践会話訓練に目を引かれました。実に実践的で、生徒がマイク付きヘッドセットをしながら、デジタル教科書に沿ってヒアリング、スピーキングをし、その間、先生は教師用モニターを使って個々の生徒の進捗状況や、発音、理解度などをチェックすることができます。すばらしい! また、生徒は自分の発音をUSBメモリースティックに録音することができて、それを自宅に持ってかえって確認することもできます。さらにすばらしい!

それにしても、私たちが中学校で英語を学んでいた時代から比較して随分違うな~というのが率直な感想です。(1)英語教科書がとってもカラフルになって、写真などもあってわかり易い、(2)デジタル教材(英語教科書準拠のコンピューターソフト)を使って、全ての生徒がネイティブの発音を繰り返しヒアリングしたり、発音したりできる、(3)英語の先生(日本人の方です)が、ネイティブのようなきれいな発音で授業をリードし、生徒をサポートする、などなど。教科書だけ使って、日本人発音の英語教師の後について「ディス・イズ・ア・ペン」とやっていたのが私たちの英語授業でしたからね・・・。

LL教室で、デジタル教科書などICTをフルに使って授業をすることで、英語が苦手な子どもや、スロー・ラーナーの子どもたちもちゃんと授業についてきて、理解することが出来ている、という先生方の言葉は、前回の平山小学校でお聞きしたことと同じで、ICTを教育の現場に導入していくことのメリットを確認させてくれましたね。

しかしここでもやはり「大切なのはチームワーク!」というお話を聞きました。めざすは、同じ学年の全ての生徒たちが、同じレベルの英語教育をLL教室で受けられること。そのためには、英語科の先生方みんなが一緒に試行錯誤を繰り返しながら、ICTを活用した授業のカリキュラムを作り、それを全ての先生がきちんと教えられるようにする必要があります。また、そういう態勢をバックアップする学校全体のチームワークも必要です。それを実践出来ているからこそ、生徒さんたちが楽しく授業に参加することが出来ているのでしょうね。

「すべての子どもたちに、このようなすばらしい英語の授業を受けさせたい!」というのは私の率直な感想でしたが、教頭先生は「ネックはコスト!」と正直に話をしてくれました。LL教室や、デジタル教材、海外留学、その効果が分かっていても、負担は結構な額になりますし、やりたくても現実的に出来ない学校も数多くあるのだと思います。いい教育は、公平に、すべての子どもたちに受けるチャンスを与えてあげたいし、ICTの利活用は、そのチャンスを広げてくれるはず。ただそのためには、他の先進国並みに教育予算に公的資金を投入して、教育現場の取り組みを支援することがどうしても必要です。

今後、引き続き努力を進めていかなくては!と改めて決意を固めさせてくれた視察となりました。お世話をいただいた東京女子学園の皆さん、どうもありがとうございました!