東電福島第一原発で、事故収束のための緊急作業に従事してくれている作業員の安全・健康管理問題に関する作業班、いよいよ、行動再開です！
9月15日に細野豪志・原発事故対策担当大臣への申し入れを行ってから一時的に活動を休止していた作業班ですが、内外から寄せられた「活動を継続して欲しい！」という声に後押しされて、今日、活動の継続について話し合いを行うために会合を開きました。
集まってくれたのは、衆議院の福田えりこ、石毛えい子、初鹿明博、吉田統彦の各議院、そして私の計5名。これまで一緒に活動していた津田弥太郎参議院議員は、野田内閣で厚生労働大臣政務官として政府入りしたためにもう参加出来なくなってしまいましたが、むしろ我々としては強力な仲間を政府内に得たわけで、大歓迎しています。
今日の最初の議題は、「作業班の活動を継続すべきか否か」。答えは全員一致で「イエス！」。さすが、思いの熱い仲間たちです。事故収束のために作業員の皆さんたちががんばっている限り、われわれがしっかりと彼らの安全と健康を守るためにがんばるんだという思いが一致しました。
そして、今後の取り組み課題については、まずは下記の事項について取り組んでいくことになりました：
- これまでのチェックリスト項目及び大臣申し入れ事項の進捗状況確認
- 福島第1原発内の最新の放射線量状況の把握と、放射線被曝防護対策の現状について確認（フルマスク防護が一部地区で緩和された件の詳細）
- 夏の熱中症対策の総括と、冬の防寒・寒さ対策の準備状況の確認
- 作業員の長期健康管理について、今後の具体的計画（工程表）
- 自己造血幹細胞、iPS細胞、精子等の事前採取問題への対応
- 専門作業員の育成についてその後の計画状況
まずは来週、上記取り組み課題の最新状況について、厚生労働省・原発作業員健康対策室からヒアリングする予定。また、出来れば今月中にも、Jビレッジへの視察を計画したいと思っています。
今後とも、作業班の活動と、そして事故収束のためにがんばってくれている作業員の皆さんを応援して下さい！