石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

NTT労組第16回定期全国大会に参加!

2013-07-30 22:28:43 | 活動レポート

今日は、出身組織であるNTT労働組合の第16回定期全国大会に参加。全国から集まってこられた仲間の皆さんに、連帯のご挨拶をさせていただきました。
 

 
今回は、とりわけ参議院選挙の取り組みにあたって、私も全国を飛び回りながら仲間の皆さんと一緒に選挙戦を戦わせていただいたこと、その中であらためて、多くの皆さんの日々の献身的な活動によって私たちの活動が支えられていることを再確認したこと、そして、そのご期待に応えるためにも、残りの任期、これまで以上に奮闘してがんばっていくこと、以上3点をまず決意としてお話ししました。

その上で、とりわけ情報通信政策への取り組みについて、向こう2年間のうちに、規制・競争政策にかかわる大きな議論が政治の場で行われる予定であることに言及して、情報通信(ICT)が、これからの国民の生活、日本の経済成長、そして世界への展開を支えるために重要な役割を果たしていくことを可能とするような改革を目指していきたいと抱負を述べさせていただきました。

最後に、今回の大会シーズンをもって退任される役員の皆さんに御礼を述べさせていただいたのですが、その中で、お一人だけ固有名詞を挙げて御礼を述べるのもかえって失礼かとも思いつつ、加藤友康中央執行委員長だけは、特に言及して感謝を述べさせていただきました。

というのも、加藤委員長とは、私が全電通中央本部に入職した21年前からのお付き合い。本当に不思議なご縁で、ここまで一緒に仕事をさせていただいてきました。加藤委員長がいなければ、私がこういう立場になることはなかったわけで、その思いも込めて、御礼をさせていただいた次第です。

この場をお借りして、加藤委員長をはじめ、この大会シーズンをもって組合役員を降りられる皆さんにあらためて感謝を申し上げるとともに、ぜひ今後とも、ご指導・ご鞭撻をいただくことをお願いさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました!


政府が経済特区での雇用規制緩和を検討? いやそんなことしたら大変だよ!

2013-07-25 23:46:06 | 活動レポート

今日の日経新聞Web版速報で、「政府は、安倍首相の主導で決める国家戦略特区を活用し、特区内で残業や解雇などの雇用条件を柔軟に設定できる労働規制緩和を地域限定で検討する」と伝えています。

 ・特区で雇用規制緩和 政府検討、残業・解雇柔軟に(日経WEB 2013/7/26)
 (注:全文読むにはユーザー登録が必要)


すでに6月に発表した成長戦略(日本再興戦略)で、国家戦略特区における規制緩和項目を何項目が掲げていますが、それに加える形で、労働規制の緩和を盛り込んでいくという話。この日経記事に項目として上がっているのは、(1)解雇規制の緩和(企業が従業員に再就職支援金を支払えば解雇できる「事前型の金銭解決制度」の導入)、(2)有期雇用契約の期間延長(昨年成立させた労働契約法の5年無期転換ルールの適用除外を狙ってる?)、(3)ホワイトカラー・エグゼンプション(法定労働時間の適用除外)の導入などですが、とんでもない話です。

また、記事の中には、「全国に支店を持つ大企業の場合、特区内に本社があれば、地方の支店も適用対象にする案がある」という恐ろしい記述もあります。いや、だって「政府は8月末にも東京、大阪、愛知の三大都市圏などを特区に指定する」ということであれば、ほとんどの大企業が対象になってしまうし、そうなれば非常に多くの地方支店、労働者が対象になるじゃないですか!

この記事、不思議なことに情報ソースの記述がないので、恐らく日経の観測記事ではないかという気がします。ただその裏には必ず、ネタを流した元があるはずで、それが政府なのか、産業競争力会議の関係者なのか、大企業経営者なのか・・・。

いずれにしても、これ、今年に入ってからの雇用規制緩和論議で取られた手法と全く同じですね。日経がまず観測記事を書いて、高めの球を投げながら世論の反応を確かめ、次いで産業競争力会議などで民間議員に突っ込んだ議論をさせ、さらに世論の反応を見ながら、最後に政治決定を図るというやり方。政府与党が、自分たちの責任にはならないように、かつ世論の反応を見ながらできる限り高めのところで落としどころを探ろうという意図なのでしょうね。

私たちは、参議院選挙前から、この危険性を一生懸命に訴えてきたつもりだったのですが・・・。

とにかく、参議院でも過半数を握り、ねじれが解消された今、政府与党はいよいよ本格的に始めてくるなという感じです。しかしなぜ、分からないんでしょうか? そんなことして企業に儲けさせても、労働者の雇用が不安定になって、かつ賃金が削られれば、国内需要の喚起など不可能で、持続的な景気回復は実現せず、結局また企業業績も悪化していくってことが・・・。

結局、拡大するのは経済ではなく、格差であり、そうなれば経済は一層縮小して企業業績も悪化し、社会保障が維持できなくなり、日本がさらに沈没していくだけです。

今、必要なのは、(1)雇用の安定と公正性の確保、(2)可処分所得の向上、(3)将来的に安心を保障できる社会保障制度の構築なのです。政府与党の方針は、真逆の政策です。いや、ここは何としても私たち民主党が踏ん張って、こんな間違った政策が採られないようがんばっていかなければ!


第183通常国会での質問時間は?

2013-07-25 23:30:53 | 活動レポート

通常国会の最終盤、国会内で同僚議員や秘書さんたちから度々言われたこと、それは「委員会中継を見る度に石橋さんが質問してる!」という言葉(笑)

まあそれはちょっと大げさな表現なのですが、確かに今年の通常国会では、多くの質問機会をいただきました。まずはこの表をご覧下さい: 

月日 委員会 質疑時間 内容
2月6日 国民生活調査会 12分   政府説明聴取
2月15日 議院運営 10分  会計検査院検査官同意人事質疑
2月28日 ODA特別委員会 10分   参考人質疑
4月3日 国民生活調査会 7分  社会保障の持続可能性に関する意見表明
4月22日 予算委員会 53分  H25年度予算基本質疑(雇用・労働問題)
4月25日 厚生労働委員会 60分  丸川珠代政務官CM出演問題(一般質疑)
5月21日 内閣委員会 80分  マイナンバー関連法
5月22日 ODA特別委員会 6分  海外調査派遣報告に対する質疑
5月23日 厚生労働委員会 40分  丸川珠代政務官CM出演問題(一般質疑)
5月28日 厚生労働委員会 100分  障害者雇用促進法、精神保健福祉法
5月30日 厚生労働委員会 50分  障害者雇用促進法、精神保健福祉法
6月18日 厚生労働委員会 30分  厚生年金保険法
6月18日 厚生労働委員会 30分  子どもの貧困対策法
6月20日 厚生労働委員会 60分  生活保護法、生活困窮者支援法
6月25日 厚生労働委員会 5分   丸川珠代政務官CM出演問題 意見表明
6月25日 厚生労働委員会 14分   丸川珠代政務官 問責決議提案

 
質問回数(意見表明や決議提案も含む)は16回ですが、それ以上に注目していただきたいのが「質問時間」です。トータルでなんと、「567分」。 恐らく、民主党参議院議員の中では、トップか、悪くても3番手以内には入ると思います。ちなみに、厚生労働委員会だけで言うと民主党ではダントツのトップ(389分)でした。民主党の2番手が260分、3番手が230分、4番手は140分ですから、いかに頑張ったか、お分かりいただけるかと思います。

さて、なぜこの結果をまとめておきたかったかと言うと、実は、今回の参議院選挙の際に、このような調査結果が発表になってたんです:

 ・「参議院議員の過去3 年間の国会活動に関する調査結果の公表について」(国会議員の活動データを集積する会)

これ、皆さんご覧になってました? しかしこの調査、当事者から言わせて貰えれば、必ずしも議員の活動実績を正しく評価しているとは言えません。そのことは、この調査自体も認めているのですが、与党議員というのは圧倒的に質問回数&時間が少ないし、共産党や社民党のような少数政党は、必然的に質問回数が多くなるからです。もちろん、質問に立つというのはそれ自体、大変な時間と労力と知識を必要とすること(ただし、自分でちゃんと質問を作っている場合ですが・・・苦笑)なので、それはそれで敬意を表すべきことですけど。

結局、与党か野党か、大人数会派か少人数会派かによって質問機会は違いますし、さらに所属委員会によっても違います。法案が多くかかる委員会と、法案が全くかからない委員会とは質問機会が全く変わってくるからですね。ガンガン質問に立ちたいのに機会が巡ってこない議員もいれば、自ら進んで質問に立たない議員もいるので、単に結果の数字だけ並べて見ても評価は出来ないということです。

その前提で私の実績を計算して見たら、2010年7月の初当選から2013年6月末までで、32回の質問(意見表明等も含む)に立っていました。最初の2年半は与党議員だった訳ですし、しかも1年生議員でしたから、それを考えれば質問回数としては多い方なのではないかと思います。しかも、1年目が4回、2年目が12回、3年目が16回ですから、回数も格段に増えてきていることが分かります。

しかし何が違うって、やっぱり質問時間ですね。1年目、2年目は、ほとんどが20分~30分以内の質問でした。与党で、質問時間が限られていたからです。しかし今年は野党になったために、質問時間の割り振りが格段に多くなりました。多くが30分以上で、中には80分、100分という長時間質問も含まれています。

これだけ長時間の質問をこなし、答弁を引き出せるようになった訳ですから、それなりに成長してきたのだと思っています。もちろん、ちゃんとした評価は皆さんに委ねないといけないですけど。この機会に、ぜひ参議院のインターネット審議中継で、過去の質疑を観て、内容を評価してみて下さい!


第23回参議院選挙の結果を受けて

2013-07-22 23:53:17 | 活動レポート

昨日、7月21日(日)に、第23回参議院議員選挙が実施され、今日未明にその結果が固まりました。

まずは、今回の参議院選挙にあたり、その準備段階から、私ども民主党、そして比例区及び各選挙区の候補者に対し、熱いご支援とご声援、そしてご期待をかけていただいた皆さま方に、心から感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

しかし大変残念ながら、私たちは大敗してしまいました。

またその結果として、衆参のいわゆる「ねじれ」が解消され、今後数年間、政府与党が自由に政策を遂行できる状況の出現を許してしまいました。現政権が進めようとしている政策の多くが、大多数の一般国民の皆さんの暮らしや雇用、そして日本の将来にとって危ういものだと信ずるからこそ、この結果は本当に悔しくてなりませんし、私たちに望みをかけて応援して下さった皆さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今回の選挙戦で私たちは、民主党がめざす社会の形と、自公政権がめざすそれとは全く違うものであることに焦点を当て、政府与党の暴走を許さないためにも、参議院がその政策をしっかりとチェックしていくことが出来る体制を維持することが重要であることを懸命に訴えました。そしてとりわけ、「生活者、納税者、消費者、働く者」の立場を代表する政党であり、与党を経験した私たち民主党こそが、政府与党の暴走を止めると同時に、責任ある政治を進めていくことが出来ると支援をお願いして歩きました。

しかし、やはり「民主党」に対する有権者の皆さんの評価は厳しかったと言わざるを得ません。民主党の政策や理念ではなく、今の「民主党」そのものに信頼を置いていただけない有権者が多数であったという事実を、私たちは真摯に受け止める必要があります。

しかし一方で、「民主党がんばれ!」と期待をかけて下さっている多くの有権者がいることもまた事実です。私も、選挙戦を通じて、本当に多くの皆さんから激励をいただき、勇気づけられました。だからこそ、私たちがここで何としても踏ん張って、がんばって前に進んで行かなければいけません。

 今回、多くの先輩・同僚議員が涙を呑む結果となったこと、そして多くの有為な人材を失ったことは、本当に残念です。しかしその中で、同僚の「吉川沙織」参議院議員が再選を果たしたことは本当に素晴らしい結果でしたし、大きな希望の光でした。この結果は、応援して下さった皆さんの団結力の賜であることは言うまでもありませんが、私自身、「やっぱり凄い組織だ!」と感動しながらも、微力ながらその一員として団結に加われたことを本当に誇りに思います。
 


そして、広島選挙区の「森本真治」さんの当選にも大いに勇気づけられました。そしてその当選の裏には、多くの方々の汗と涙があったこと、決して忘れることは出来ません。

これから私たちにとっては大変厳しい環境の中での活動となりますが、ここでへこたれて立ち止まっている訳にはいきません。私たちを必要としてくれている皆さん、そして「頑張れ!」と応援して下さる多くの皆さんのご期待に応えるためにも、吉川さん、森本さんと力を合わせて、しっかり頑張って行きます。どうか皆さん、引き続き私たちに力をお貸し下さい!


参議院選挙15日目:今日も終日、広島で街宣行動!

2013-07-18 23:46:59 | 活動レポート

いや~、参議院選挙15日目の今日は、終日、マイクを握りっぱなしの一日でした!

行動場所は、またまた広島。もうたっぷりと広島にはまりまくってますね。選対事務所の皆さんともすっかりお馴染みです。今日は、朝から民主党の政連車に乗り込んで、終日、街宣行動。午前中は、森本真治候補の地元である安佐北区を回り、午後は主に広島市街を中心に駆け巡りながら、森本候補への支援を訴えました。
 


(森本選対の皆さんと一緒に「元気もりもり」ポーズ!)


選挙戦も、残すところあと2日。とにかく悔いを残さぬよう、最後まで駆け回るばかりですね。各地でがんばっておられる皆さん、最後まで頑張りましょう!