石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

平成23年度予算に向けた総務省の概算要求

2010-08-31 23:28:18 | 活動レポート
今朝の朝刊各紙で報道されていましたが、平成23年度予算に向けた総務省の概算要求が明らかにされました。

すでにこのブログでも説明していたように、今回の概算要求におけるポイントは、(1)平成22年度予算比で10%減で要求する、(2)10%減の相当分は『元気な日本復活特別枠』に要望できる、(3)10%以上の深掘り分については3倍相当額を特別枠に要望できる、というものです。そして総務省では、原口大臣の肝いりで「基本の10%削減からさらに10%程度の深掘り(前年度比で合計20%の削減)をめざし、深掘り分については特別枠への要望だけでなく、省内での予算組み替えに充てる」という基本方針で概算要求が進められていました。

そして最終的にまとめられたのが今回明らかになった概算要求です。主なポイントは:

・総予算組み替え対象経費に対する実質的な削減幅は、約18%
・情報通信(ICT)関連と地デジ移行対策へ重点的に要望
・概算要求では、情報通信関連で新規に31億円の要求。中身は主に「光の道」関連事業と、過疎地等のインフラ整備支援事業
・特別枠への要望399億円のうち、311億円が情報通信関連。学校教育へITを活用する事業など
・省内組み替え分も、かなりの部分が情報通信関連に充てられている


と、総じて情報通信関連に厚い要求・要望となっています。もちろん、これは概算要求段階での話ですし、特別枠への要望は仕分けられる可能性も大きいわけですが、これだけ見ても民主党の(原口大臣の?)情報通信の発展に向けた本気度が伝わってくると思います。問題は、これがどこまで最終的な予算案に反映されるかということ。特別枠で要望した事項の実現を含めて、今後しっかりと議論を進めていかないといけません。

さて、昨日から今日にかけては、かなりばたばたした2日間でした。昨日はまず、名古屋で通建連合・シーキューブ労働組合の定期中央大会に参加したあと、広島へ移動して情報労連・広島県協議会の定期大会に参加して皆さんにご挨拶。広島で一泊して、今日はまた名古屋へ行って通建連合・日本電話労組の定期中央大会に参加。その後、東京に戻ってきて、NTT労組・テルウェル東日本グループ総支部結成大会、情報労連・電話帳関連労協の定期総会にお邪魔した後、会館事務所に立ち寄り。そして最後は、テルウェル東日本グループ総支部の結成記念レセプションに参加させていただきました。多くの方々と政治・経済の情勢について意見交換できたのは良かったのですが・・・

今日の夕方、菅さんと小沢さんが会談に入ったという話と、それがどうやら上手くいかなかったという情報が続けて飛び込んで来ました。おとといのブログに最後に書いた「まだまだ何か動きがありそうだな~」という詮索、自分で勝手に描いたシナリオは最後の一歩手前までその通り進んだのですが、残念ながら結論の部分が違ってしまいました・・・。

ということで、党首選についての私の考えは、明日の状況を見た上で書きたいと思っていますので、しばしお待ちを。

8月30日(月)のつぶやき

2010-08-31 00:38:25 | 活動レポート
07:56 from yubitter
おはようございます。今朝は東京で活動開始。まずは事務所に向かっています。午後、名古屋で行動して、そのあと広島に入ります。さあ今週もがんばろー!
14:59 from yubitter
名古屋での活動を終えて、これから広島へ向かいます。しかし名古屋は暑かった! 物凄い(という表現がピッタシ)日差しで、とにかく日陰に逃げないと溶けてしまいそうでした。広島も暑いのかな…。
by ishibashi2010 on Twitter

大阪のタクシー運転手さんとの会話

2010-08-29 22:16:50 | 活動レポート
これは、金曜日に大阪で行動していた時のお話。夜、ホテルへ帰るためにタクシーに乗りました。それほど遠い距離ではなくて、金額的には1,060円と、まあ普通で考えればぼちぼちの金額ですよね。でも、運転手さんと話をしていたら、非常~に申し訳ない気持ちになってしまったのでした。

というのも、そのタクシーにはタクシー乗り場から乗ったのですが、そこには長蛇の列があったわけです。もちろん、お客さんの列ではなくて、タクシーの行列が! そして、よくよく辺りを見渡せば、もうあらゆるところにタクシーの長蛇の列が出来ていたのです。そこで、運転手さんに質問を。

 私「どんぐらい待ってたんです?」
 運転手さん「1時間ぐらい」
 私「えっ、それって凄くないです?」
 運転手さん「金曜日の夜にこんなに酷いとは思わなかった」
 私「普通、金曜日だとすぐお客さんつかまるんでしょ?」
 運転手さん「すぐは無理だけど、ここまで酷くない。今日は想定外」
 私「金曜日でこれだと、平日はどうなんです?」
 運転手さん「ひどい時は2時間待つね」
 私「えっ、2時間も?」
 運転手さん「そう、それでワンメーターだった時はもう涙も出ない」

1,060円でスミマセン!

まあこんな具合に話をしながら大阪のタクシー業界の実態についていろいろと情報を得たわけです。以前、このブログでも、小泉政権時代の規制緩和がいかにタクシー業界の過当競争を生みだし、運転手さんたちの苦難を生み出しているかという話を取り上げましたが、この運転手さんによると、全国の中でも大阪が一番酷いということです。「東京の方でタクシー運転手が大変だ!なんて言ってるけど、ぶざけるなと言いたい。大阪はそんなもんじゃない!」と。頑張っても1ヶ月の手取りが10万ちょっと。「家族持ちや、お金の欲しい若者はとてもじゃないけどタクシー運転手は出来ない」と言ったこの運転手さん、ご本人は65歳で独り身で、「だからやっていられる」のだそうです・・・。

私も先日、民主党主催の「タクシー業界の現状と課題に関する勉強会」に参加して、業界の皆さんからの悲痛な訴えを聞かせていただきましたが、現場は本当に深刻な状況です。この問題、じっくりと腰を据えて掘り下げてみる必要がありますね。

さて、今日は鬼怒川へ行って、NTT労組・東京総支部の定期大会に参加して来ました。この間、大変お世話になった皆さんにお会いして、お礼と今後の決意を述べさせていただきましたが、併せて皆さんから民主党代表選についてのご意見をたっぷり伺ってきました。「スタート早々、大変な状況だね~」と心配して下さる方々も多数。ある方の「まあ、最初に大変な経験しておいた方があとで楽になるかもよ」という言葉には、思わず頷いてしまいました。皆さん、激励ありがとうございました!

ところで、夜になって某新聞社の記者からあることを聞きました。それが本当なら、まだまだ何か動きがありそうだな~と思っているところですが、今はまったく詮索の域を出ないので、いずれまた状況を見てお話できればと思います。

明日は午前中、事務所に行って、午後から名古屋、広島に伺います!