業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

介護サービス情報公表調査終了

2007年07月26日 | 業務日誌
介護サービス情報公表調査、終わりました。
予想に反してすごくカンジのいい調査員さんでした。
sakuraさんのおっしゃってたように、ひとりは素人さんでひとりは福祉職経験者みたいでしたね。

それから調査料金ですが、公表手数料が10,000円と調査手数料45,500円、合計55,500円でした。
前ページで60,000円かかると記載しましたのは、あまりにも大雑把でした。
この場をお借りして訂正いたします。


初めて出た感想は---------
「うーん、まだ慣らし(馴らし?)運転ってカンジ?」
今年くらいまではこんなもんかも知れないけど
回を増すごとに厳しくなるだろうな
ってとこです。
事業所が調査ナレしてくると、調査員も同様に慣れてくるでしょう。
調査項目もより細かくなるだろうと思いますし、準備しなくてはならない帳票類も多くなってくるのではないかと。

しかし、まあ勉強にはなりました。
標準的なケアマネ、または事業所というもの、つまり厚生労働省が求めている居宅介護支援というものがなんとなくわかったから。
要するに、ケアマネのヨシアシは
記録の有無
で決まるってことです。
サービス担当者会議ひとつにしても、必ずしも家族や医師が同席しなくてはならないというシバリはないけれど、そのかわりお誘いをかけたという記録は残しておかなくてはならない。
電話をかけた記録、FAXを送った記録が必要なんですね。
なんでもかんでも記録に残す。
記録さえあればそれでヨシ、とね。
だとしたら、帳票類を簡素化すれば、ケアマネの仕事は楽になるはずなんですが。
ケアマネに必要なものはパソコンとFAX以外に何があるかしら、ってな具合に。

某巨大掲示板にてこの介護サービス情報公表を検索してROMってみましたら、
調査項目のすべてを網羅した虚偽のファイルを作成して調査員を迎え撃った。
まったくバレなかったw
との書き込みを見つけ、ウチも来年コレやったろかいと思ってしまいました。

ま、曖昧な根拠から明確な根拠に置き換えていく作業の大切さを再認識したことと、これまで事業所によってマチマチだったマニュアルが標準化されるという点は評価できるかも知れませんが、やっぱり意味ナシ。




ちなみに、今回の情報公表調査で私の手元に残ったもの。
利用者の印鑑15本w
もちろん百均です。





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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
半蔵 (n)
2007-07-27 19:10:15
前のところでは判子が救急箱で三箱ありました。

ウチも今年の末に来るらしいのですが、
毎回判断基準が不明確に変化していく手法をもとに
公表していく制度相手に初陣で討ち死にしそうです。

実の無い実務者研修、曖昧な評価、
そんなケアマネの仕事は曖昧なとこが多すぎ。
だから迷いはあっても充足感はないですね。

阿呆迂闊の委託プランは計画と提供票(給管)
だけやれば支援経過がなくても怒らんねえし
監査の対象にもなんねえって(保健師に)言われたけど
マジですかね。
民間は厳しいですね。
だから年金だとか問題が起きんのも無理ないですね。
 

公表制度に非協力的機関は抜き打ち監査の対象とのこと。
「よくわからんかったのでなしにしました」って
チェック項目をなしにして提出して、
調査時も
「よくわかんねえ、基準が不明確なので」って
全部なしで回答、対応。
監査が入ったら
200%完璧にクリアして
「公表制度も曖昧で気分悪い」って
捨て台詞を吐いてやりたい。



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