業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

ボヤ(ッ)キ(ー)

2009年08月22日 | 業務日誌
※ 画像は調査項目の修正内容の一部です。



もうサ、ケアマネやんなった。


また利用者が胃瘻を作ることになった。
ハリケン、これで胃瘻の人5人です。
プランのある人だけで5人。入院中足して6人。


家族に泣きつかれて、一緒に主治医の説明を聞きに行ったんですが、ドクターってやっぱり実情わかってないです。

胃瘻になっても自宅でみれる。
特養や老健には胃瘻の利用枠がある。
訪看やヘルパーも利用出来る。

とかカンタンにおっしゃいます。


数時間かけて1日2,3回食事を入れなきゃならないことも
食後1時間はほぼ何も出来ないってことも
褥瘡になりやすいことも
漏れたりすることがあるってことも
漏れたら着替えさせなきゃならないことも
シーツ交換もしなきゃならないことも
種類によっては4週間おきにチューブ交換しなきゃならないってことも
嘔吐するってことも
抜けることがあるってことも
だいたい痰の吸引とセットになることも
吸引器のレンタルが月額6000円くらいってことも
その中にガラス瓶やチューブは含まれてないってことも
浣腸や摘便とかもセットになることも
胃瘻の人のショートステイが1週間以上とれることは滅多にないことも
ショートがなくて入院させると半月で16万円くらいいることも


家族は全然知らされず

最初は
「父(母)は胃瘻までして生きていたいと思う人じゃなかった」
と言ってた家族も、婦長さんから
「胃瘻の親御さんをみているお子さんはたくさんいますよ!!」
って言われて責められているような気持ちになって
一時の感情に流されて

次の週にはだいたい99.9%の確率で胃瘻作ってしまう。

誰だってそうだよね。
どんな状態ででも親にはまだ生きていて欲しいと思ってしまうし。



しかし

そりゃ私、病院のケアマネですけども
5人って多くないですかね?