業務日誌

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あいつの名はケアマネージャー

ショートステイ送迎加算 その4

2008年03月27日 | 業務日誌
※ 『窓の手』…ってご存知の方でないと、この画像笑えませんよね…。

激戦の2期ケアマネであり、今年更新研修も済ませたアイリン女史は、量産期と言われる5期の、しかも基礎研修(6ヶ月未満の従事者が受ける33時間の研修で、かつ更新のための免除には非該当)しか受けていないヒヨコのハリケンの言い草にたいそう気分を害されたようでした。
でも、言わずにはおれなかった。

ヘルパーのこのような使い方が不正であることは、実際にこんなケースにブチあたり、かつ確かめてみないことにはわかりづらいと思います。
おだやかはうすの相談員のみならず、アイリン女史と同じようにここのショートの送迎にヘルパーをよこしていたどっかのケアマネさんたちも、よこされていたヘルパーさんたちも、何の疑問もなくやっていたワケです。
「ハリケンさんはヘルパー経験があるからこういうことに気付くのね」
その場の雰囲気をなんとか取り繕おうとしたオリーブが感心したように言いましたが、違います。
ショートステイの送迎を、どこの誰が提供すべきなのかをフツーに理解してりゃ決して間違わなかったはずです。


その日は気まずいまま退社。
次の日、主任のカニちゃんに、このもやもやをブチまけました。
カニちゃんも、おだやかはうすのショート送迎に関する規定のことは知っていましたが、そこにヘルパーを組むことがダメだということについても
「いや、そりゃダメでしょう。」
でした。
でもアイリンさんが何度もそれをやっていたことには気付かなかったらしく、私の話を聞いたあとでアイリンさんと話をしてくれたようです。
アイリンさんと一緒に、請求を取り下げにした場合いくらになるかの計算とか、使ったヘルパー事業所のピックアップとかもやったそうです。
結局取り下げにはしないことになりました。
何年も前のケースもありますし、ヘルパー事業所にも迷惑をかけるからというのが理由です。←については私からのコメントは差し控えます。
どうにもこうにも後味が悪いです。
同僚の不正請求を見つけたワケですからね。

アイリン女史は、この一件をおだやかはうすの相談員に話して規定をかえてもらうように要求しました。
※相談員はかなり慌てていたようです。もちろん次回からは送迎に同行者を要求しない、面談や契約は他の方法で行う、と言ったそうです。
女史はカニちゃんに
「でも、独居で家族が同行できない場合はどうすればよかったんですか」
と尋ねたらしいです。
カニちゃんは
「他のショートを探すしかないでしょうね」
と返したとか。
でも、私に言わせりゃ「それじゃ独居で送迎に対応できない利用者だと利用できないじゃん!」とわかった時点でおかしいと気付くべきではないかと思いますけどね。

ま、アイリン女史はそんなに根にもつ人ではないし、カニちゃんのおかげで自分が迂闊だったことには気付いたようですので、これからもフツーに仕事は大丈夫、出来ます。
ただ、私のほうでは彼女に対する不信感が消えません。
今まで考えないようにしてただけだったんです。
職場で波風立てないように、これでも気を遣っていたんでしょうね。

なんだかなあ。虚しいですね。
これが特定医療法人の居介ですからねえ。