業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

ショートステイ送迎加算 その3

2008年03月26日 | 業務日誌
※ ずっとずっと前、なんかの漫画で『人間は誰しも、ヘビか蜘蛛かどっちかが苦手』だという説を読んだ。漫画=ウメズカズオだったような気がする。ハリケンは蜘蛛(足の多い生き物)のほうが苦手です。

日々自分が磨り減っていくのを実感します。
ケアマネって、ケアマネって、どんな仕事をする人のことですか?



ショートステイ送迎にヘルパーは組めない
ということがわかり、電話を切ったあと、オリーブとアイリン女史に、市の介護保険課認定給付係のスズキさんの説明の内容を報告。
「やっぱりね」とオリーブ。
私も、なぜダメなのかわかっていたつもりでも、はっきり誰かに説明してもらえてよかったと思いました。
が、
慌てたのはアイリン女史です。

※アイリン女史は、ひがしのケアマネさんの中で、なぜかとってもダントツにショートステイ利用者が多いケアマネです。しかもアレです、「入れっぱなしショート」がとても多いんです。

ショート送迎時に家族同行を義務づけてしまっている特養はおだやかはうす・ひがしだけ。
実はこの特養は、事前面接をしません。
それをこの送迎時の家族同行にかえているんです。
初回利用時、送迎車に同乗してきた家族は、利用者と荷物をスタッフに引き渡すと、その場で契約を交わします。
利用者の家族は、もう利用者本人を預けに来ているワケですから、その時点ですでにショートの料金説明や加算などについての説明を受けていなくてはならないはずですよね。でなきゃ、その場で部屋別料金のことなんかを初めて聞いたりした家族が
「そそそそんなはずでは!」
と、利用者を連れて帰ることになりかねませんよね。
面接⇒説明⇒契約という流れが逆流してますよね。
それに、それら料金や加算や施設の概要などの事前説明は一体誰がやっているのかといえば、ケアマネしかいませんよね。
それがいけないとかおかしいとかは言いませんし思いませんが、なんだかケアマネの仕事が多いように感じるのは私だけでしょうか。

で、アイリン女史。
「ダメだったのか…」
と、わかっていたのか知らなかったのか、知らなかったとしても私の説明で初めて、なぜダメなのかがハッキリ理解できた女史は言いました。
「じゃあ私、このことをおだやかはうす・ひがしのS相談員に言って対応をかえてもらおう。でも今まで使ったヘルパーのことはもう仕方ないから、ショートの送り出しにヘルパーを組んだってことにしよう。」
と。


ここから先はあくまでもハリケンモードで聞いてください。


私、このときの雰囲気がすごくイヤでした。
市や県にサービスの可否や適不適を確認するときにいつも感じるのですが、
ハリケンさんが余計なことをした
みたいな空気が流れるのを感じます。

で、キレそうでした。

大体、介護サービスの規定とかいろんなことについて、それがなんのためにそう決まっているのか、なぜ禁止されているのか、その根拠は、限定されているとすればどうしてなのか、そういうことを
何も考えないから、何の疑問も持たずに「あるものは使え」でやってしまうからこんなことになるんじゃないんですか。
ましてや、いつもいつもやってしまってから(請求してしまってから)ダメだったことに気付いて
今までのことはなかったことに
なんて
------------------サービス費を給付するかしないかは
ケアマネが決めていいことなんですか?


というような意味のことを


とうとう言ってしまいました。

                       つづく