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日本一への挑戦に向け・花巻東始動

2015-08-10 07:56:43 | 高校野球
97回全国高校野球選手権大会で2回戦に進んだ花巻東は9日、大阪市の南港中央球場で本格練習を再開した。13日の2回戦の相手は春の選抜優勝の敦賀気比と決まり、ナインは「対戦が楽しみだ」と王者撃破へ準備を始めた。
 午後から練習を行い、初戦で失策も出たことから守備練習を中心に行った。1勝したことにほっとしたのか選手の動きがいまいちで、開始早々から佐々木洋監督の叱咤(しった)がグラウンドに響いた。1死一、三塁や2死満塁など走者を想定した連係プレーや浜風を考えたフライ捕球などを行った。
 選手は「監督さーん」とボールを呼び、「前へ出ろ」「足を動かせ」と声を掛け合った。





【  8/10・岩手日報風土系より  】

◇ 野球の監督とオーケストラの指揮者は一度やったらやめられないと言われる。では本番でどれほど成否を左右する存在なのか。大方の答えは「ノー」だ
▼ 指揮者の佐渡裕氏は著書の中で「指揮台に寝転がっていてもオーケストラは何食わぬ顔で演奏が続く」と語る。初戦で敗退したが、甲子園常連校、智弁和歌山の高嶋仁監督は「采配で勝つ試合は年に1試合あるかないか」と言う
▼ 多分に謙遜もあろうが、2人の言葉から読み取れるのは本番が始まる前には既に勝敗が決している、という点だ。日々の鍛錬を導き、演奏前、試合前にいかに的確な設計図を示すか。このためだけに指揮者や監督は存在する
▼ 夏の甲子園はきょうで5日目。いつものことながら采配を取る監督の動作が興味深い。大きなジェスチャーで指示を出したり、ベンチにどかっと居座り、安心感を演出したり。作戦の中身以上に任務を与える選手への暗示の掛け方に個性が表れる
▼ 暗示に掛かった選手は時に実力以上の力を発揮する。だから筋書きのないドラマが生まれる。不思議なことに怒鳴ったり、仏頂面した監督に、なぜかドラマは生まれない
▼ ただ、甲子園で見せる表情をそのまま素顔とは受け取れない。ドラマを演出した名将の話を聞くと、本番までに重ねた歳月は大概、仏顔ではいられない。

【  8/10・岩手日報風土系より 】
◇  この舞台ほど数多くのドラマを生んできた所は、他にないだろう。甲子園。節目の100周年となった全国高校野球選手権大会、今年の夏も熱く燃えている
▼  県勢も球史に残るシーンや印象深い戦いを刻んでいる。日本野球史上初とされる旧制福岡中の敬遠満塁策。優勝候補を倒しての盛岡一の8強進出。守りを徹底して僅差で勝ち進んだ盛岡三の「さわやか旋風」などが語り継がれる
▼  最近では、花巻東の活躍が特筆される。2009年は春準優勝のチームが夏も4強。13年も4強入り。そして今夏、岩手大会決勝で一関学院を延長十三回9対8で破った花巻東が期待を背負って2年ぶりに登場した
▼  初戦の専大松戸(千葉)戦。期待にたがわぬ試合巧者ぶりを見せた。四死球で得た満塁のチャンスにすかさず先制打を放つ。そして果敢な走塁を重ねて加点した場面。きわどいタイミングをものにしたのは、走力と判断力を鍛えたたまものだろう
▼  しかし、まさかという場面も目撃した。堅さを誇る守備が続けて乱れ、相手に追い上げを許した。「甲子園には魔物がすむ」と言われる。ハラハラドキドキの展開としたのは魔物の演出なのかもしれない
▼  それでも勝利の女神を呼び寄せたのは、ピンチにも動じないナインの精神力だろう。大舞台でのさらなる躍進を予感させる。


【  アブラゼミ  】
◆  セミの種類もいろいろあるが、全国的に一番多いのは「アブラゼミ」。「ジージリジリジリ・・・・」と鳴くアブラゼミは、午後に鳴き、日が暮れる頃に大合唱する。"アブラゼミ"の名前はこの鳴き声が「ジーリジリジリ・・・・」と"揚げ油"の音に似ていることから付けられたという。




◆  盛岡南リトルシニアのホームページ


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