ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

再び岡山県北花巡り その2 新緑のブナ

2014-05-24 08:27:23 | 野の花
マユミ復活をこの目で確認できホッと一安心しました。
やはりこの地の樹木は、何年も大変な風雪に耐えて今の姿があるのですね。

1度や2度の大雪で枯れてしまっていたのでは、あんな立派な大木にはなりませんから・・・

「あなたとは違うんです!」って言われているようでした。


さて、もう少し奥に進んでいきましょうか。

ミズバショウなど湿地の花が咲く場所では、想像どおり清々しい白い花から
すっかり緑の葉に変身していました。
      


残っていた白い花もかなりくたびれた様子です。
      


湿った沢沿いには、草丈が伸びたサンインシロカネソウ、
まだまだ綺麗でした。
      

     


キンシベボタンネコノメソウ
     

     

ボタンネコノメソウの中心部は茶色なのですが、これは黄緑色ですね


  
  キンシベボタンネコノメソウはボタンネコノメソウの一形であり、
  岐阜県以西の本州、脊梁地帯から日本海側に分布するとされる
  ボタンネコノメソウの分布範囲に生育するものと思われるが、
  中国地方ではキンシベボタンネコノメソウのほうが、
  より海抜高度の高い場所で報告されており、より高いブナ林域に生育するのではないかと思う。
  谷筋の湿った場所に生育する。春に高さ10cmほどの花茎を出し、
  頂には葉状の苞があり、中心部は黄緑色になる。
  花茎には、1対の葉がある。葉は、脈が盛り上がって目立つ。   図鑑より




今日は、県境尾根には行かずに途中のブナの平園地まで行く予定です。
ブナの新緑の下を歩いてみたい、私の我が儘を聞いてもらいました。

足元には小さなシハイスミレ 
     


チゴユリやユキザサは咲き始めたばかりです。
    

    


今の私にはこんな坂道もしんどいけど、休みながらゆっくり登ってゆきます。
     

こんなドッシリしたブナに出会うと元気になれるから不思議
     


これはまたなんと面白い樹形でしょうか
     


あまりに大きくて1枚には収まらない大木ばかりです。
     
       


それを支えているのは、こんなに網の目に広がった根っこ(@_@;)
     


それから足元には、次の時代を担う小さな命も見えていましたよ
冷たい雪の下でこの時を待っていたのですよね。
      

命の素の種も沢山落ちている。とても堅い殻に守られているんです
      


着いたブナの平はこんな素晴らしい所です\(^o^)/
人影もまばらでとても静かな園地です。
     

いい感じでしょ♪♪


時間が許せばじっとここでいたいのですが、そういう訳にもいかず
お昼を食べた後は、熊押し滝を目指して降りてゆきます。

途中で若い元気な山ガールさん達にあって、男性群は急に笑顔になってましたよ
私、見てばかりだったので撮影忘れてました(-_-;)


熊押し滝あたりの渓流沿いは、ひんやりと気持ちいい
     


     


沢の流れる音に負けずに高い声でさえずっているのは、ミソサザイ
声の方句を辿っていくと、いました居ました\(^o^)/
      


残念ながら頭が隠れているけど・・・・


ジッとしてないから、ちょっと待っていると出てきましたよ\(^o^)/
    

やったぁ~~

    


ミソサザイゲットで気分よく、こんな明るい園地を足取り軽く歩きます。
     


最後はこれを見て、森林公園を後にしました。

ウスギヨウラク  
徳島で一度見ていますが、四国には数は少ないみたいですね。
     

     



それでは、また可愛い花を探しに行ってきます。
ごきげんよう~~
     






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