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チベット・新疆両地域、軍と武装警察の高官異動 統治を強化

2009年12月31日 | 中国問題
(大紀元より)

 【大紀元日本12月30日】新疆自治区とチベット自治区でこのほど、軍や武装警察高層部の大幅な人事異動があった。中国当局は、両地域への統治を更に強化しているとみられる。

 新疆とチベット地区を合わせた面積は、中国全土の3分の1。両地区は、その他31の省、直轄市、自治区を統括する軍区のレベルよりも上の階級に位置している。中国共産党は政権樹立後、両地区への厳しい弾圧を繰り返しており、更に軍部の強化を図る意図があるとみられる。

 今回の異動で、新疆軍区政治委員・田修思中将が成都軍区政治委員に昇進し、チベット軍区司令・舒玉泰中将が成都副司令に昇進した。また、チベット軍区司令の後任は成都軍区装備部長・楊金山少将が任命された。歴代、両自治区に配属された党幹部が後に昇進するケースが多いことから、両自治区は「揺りかご作用」(統治を経験し、昇進する)ともいわれている。現政権の胡錦涛国家主席も、チベット自治区党委員会書記を歴任している。

 その他、テロリスト、突発事件、暴動などを担当する新疆とチベットの武装警察も人事調整が行われた。

 今年7月に起きた新疆での大規模抗議事件を受け、中国共産党は各地から数名の将官を選出し、新疆地区の統治を強めている。


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