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自民党系議連から、内閣総辞職を求める声

2009年12月14日 | 民主党政権
天皇特例会見問題で首相厳しい局面に 与野党に広がる反発

産経新聞 2009.12.14 23:40

 天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が特例措置で決まった問題に対して、政府内から自民党まで強い反発が広がり始めた。自民党系議連からは内閣総辞職を求める声も出ている。「間違っていない」と中央突破を図ろうとした鳩山由紀夫首相だが、厳しい立場に立たされている。

 批判は政府内でもくすぶっている。福山哲郎外務副大臣は14日の記者会見で、「宮内庁の意向、天皇陛下の健康のこともある。なるべく例外にした方がいい」と述べ、外国要人が陛下との会見を希望する場合は1カ月前までに申請してもらう慣行(30日ルール)を、今後は順守すべきだとの認識を示した。渡辺周総務副大臣も13日のテレビ番組で「天皇陛下の政治利用と思われるようなことを要請したのは誠に遺憾」と異例の批判を展開した。

 連立与党からも批判は吹き出した。「特例でも認めてはならない」(社民党の阿部知子政審会長)、「(政治利用への懸念を示した)羽毛田信吾宮内庁長官の話はもっともだ」(国民新党の亀井亜紀子参院議員)と批判は止まらない。

 野党第一党の自民党も批判を強めている。谷垣禎一総裁は14日、大阪市北区のホテル「ヒルトン大阪」で開かれた「フォーラム22」(産経新聞社主催)の講演で「天皇陛下と政治の関係は極めてデリケート。今の政権にはそういう考え方があるのか」と指摘。安倍晋三元首相も「天皇陛下を政治利用したと断じざるを得ない」と訴えた。大島理森幹事長は「独善的、強権的で危機すら感じる。自分の意見に合わなければ辞表を出せというのが政治主導か」と述べた。
 共産党の志位和夫委員長ですら「一定のルールもあったようだから(政府は)丁寧な対応が望ましい」と苦言を呈している。

また「神道政治連盟国会議員懇談会」「真・保守政策研究会」など保守派の議員連盟3団体は14日、会見中止や内閣総辞職を求める声明を相次いで出した。平沼赳夫元経済産業相は「中国にとっては天皇と会見できないと訪日の意味がない。政治判断以外の何ものでもない」と指摘した。

 与野党からの批判に対して、民主党の山岡賢次国対委員長は14日、訪問先の上海で「宮内庁長官がが官房長官とのやりとりを公表する自体が異常」と羽毛田長官を強く批判。「国際的な観点から政府の判断は適切。会えないなら中国の皆さんの感情は非常に傷つけられると感じた」と政府の対応を擁護した。



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