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国難打破から、いざ、未来創造へ

小沢氏出馬 普天間問題も振り出しに戻る可能性

2010年08月27日 | 民主党政権
2010/08/26産経新聞

 民主党代表選で菅直人首相と小沢一郎前幹事長が対決することは、大詰めを迎える米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題にも影響を与えるのは必至だ。普天間問題はますます混迷の度を深めそうだ。

 小沢氏は昨年12月、「沖縄の人の声は尊重しないといけない。きれいな海を汚していいのか」と述べ、名護市辺野古(へのこ)沿岸部への移設に難色を示した。26日には川内博史衆院議員ら小沢氏に近い民主党議員ら約20人が辺野古を視察。移設反対の稲嶺進名護市長との会談で「市民や県民と一心同体となり、解決に向けて行動したい」(川内氏)と気勢を上げた。

 小沢氏が勝利した場合、5月の日米共同声明で明記された辺野古移設が振り出しに戻る可能性がある。

 菅首相続投でも展望は開けていない。日米両国は26日、都内で専門家協議を行い、滑走路2本を配置するV字形案と滑走路1本案を併記する報告書の最終調整を行った。だが、民主党沖縄県連は11月28日投開票の沖縄県知事選で「県外、国外移設」を掲げて対応する方針を固めるなど、党内の意見集約は進んでいない。

 米側は最近、V字形の場合でも飛行経路をより陸上側に変更するよう求めてきた。騒音や危険性が増し、地元の反発は強まることになるため日本側は慎重姿勢を示し、31日にも公表される報告書への明記は見送られることになった。菅政権は知事選後の最終決着を目指すが、代表選次第ではさらに先送りとなりそうだ。

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