宮内庁、外務省…広がる懸念 「亡国」批判も 天皇特例会見問題
(産経新聞 12月15日)
民主党の小沢一郎幹事長は14日の記者会見で、羽毛田信吾宮内庁長官に辞任を迫るという激しい反発をみせた。宮内庁だけでなく、外務省にも今回の決定への強い懸念が広がる中で小沢氏が、異論を封じ込めようと、強気の姿勢を示したようだ。
複数の日中関係筋の証言によると、鳩山政権は、中国側の度重なる申し入れに逡巡(しゅんじゅん)し、それでも抵抗できなかった。こうした対応に外務省関係者からは「外交では筋を通してほしい」、宮内庁幹部からも「問題を安易に考えている」と強い批判が出てきた。
実は、政府は11月30日、正式に中国側に「会見は無理」と通告した。「1カ月ルール」と、75歳と高齢の陛下のご健康が万全とまではいえないことが理由だった。
ところが、駐日大使館を中心とする中国側の巻き返しが始まる。政府・民主党だけでなく、野党・自民党の中曽根康弘元首相ら中国とパイプの太い政治家らにも「なりふり構わず」(外交筋)働きかけた。
「日本が一度断れば、中国が必死に動いてくることは分かっていたことだ。なのに、鳩山政権は中国側の動きに動揺してしまった」
別の外交筋はこう解説する。中曽根氏ら自民党の政治家は「われわれが『ルール破りはダメです』と説明したら理解してくれたが、民主党側は、中国の走狗(そうく)となった」という。
平野博文官房長官は12月9日、首相官邸を訪ねて重ねて会見実現を求めた中国の崔天凱大使に「陛下の体もあって大変厳しい」と明言を避けていた。だが、翌10日には小沢氏ら民主党議員143人の訪中団出発が控えており、結局、同日中に宮内庁長官に2回目となる指示を出し、宮内庁を押し切った。
「官房長官から内閣府の外局である宮内庁の長官へという指揮命令系統を使ったということは、実質的に陛下に直接指示するのと同じだ」
宮内庁幹部はこう指摘する。また外務省幹部の一人は、一連の政府・民主党の動きをこう言い切った。
「亡国政権。小沢氏の意向が背後にあるのだろう」
外交当局が、ときの政権を「中国の走狗」「亡国政権」とまで形容するのは極めて異例だ。
一方、政府筋は14日、「前政権のルールは知らないし、報道に違和感を持っている」と語った。陛下の政治利用の重大性や外交の継続性は見えなくなっているようだ。(阿比留瑠比)
◆ ◆ ◆
この記事を執筆した産経の阿比留記者が、この時のことをブログでもう少し詳しく書いてくれています。
今朝、二人の外務省筋と電話で話しましたが、一人は「亡国内閣」、もう一人は「民主党は中国の走狗」と表現していました。これは私がそう思っているという話ではなく、外務省筋が自分でそう言っていたことです。事態はとてつもなく深刻です。
(国を憂い、われとわが身を甘やかすの記より)
阿比留記者のおかげで、ひとつ難しい言葉を覚えました。(^^;)
「走狗(そうく)」=他人の手先となって使われる者。
狩猟の際に鳥や獣を追い立てる猟犬が本来の意味。
猟犬は善悪など考えず飼い主の指示に従い、鳥や獣を追うことから、
他人の手先となって使われる者を「走狗」と呼ぶようになった。
産経新聞のこのブログ記事に、コメントがたくさんついています。
★今回の件で、この政権が村山政権以下になったと確信しました。
一刻も早い倒閣を期待します。
民主党内にも今回の件に関しては怒っている人もたくさんいると思います。
抗議の意味でも是非離党していただきたいと思います。
★鳩>今回の場合、日中関係をさらに未来的に発展させるために大変大きな意味がある
この言葉は“政治的に利用している”と白状しているようなものです。
★鳩山家の中では、規則やルールを守らないでも尻拭いをしてくれる人がいて、生きてこれたのでしょう。
でも彼は現在、一国の首相です。
どこまで他人に甘えるつもりなんでしょうか。
また、鳩山総理の会談や会議に対する姿勢がよく表れていると思います。
何のアイデアも提案も持たず、大事な会談や会議に臨む。
議題や相手の事について何も考えず、勉強もせずに“会ってから考えよう。会えば分かってもらえる。”的な行き当たりばったりの発想です。
だから、陛下が会見に臨む前に相手のことや日本との関係などをきちんと勉強するという事に思いも及ばないのでしょう。
この政権は、小学校の生徒会レベルだと思います。
★普通だったらこれだけでもう、支持率急落どころか総理の辞任を要求する声が巷から噴出しているはずです。それなのに何故、かくも高支持率を維持していられるのか?
答えは一つしか無いと思います。「民主党に代わる受け皿が無いから」でしょう。現時点で唯一の対立軸であるはずの自民が今の体たらくではもう、どれだけ現政権が醜悪であろうと、国民に選んでもらえないのです。
私は、民主の支持率を下げる努力と同程度かそれ以上に、野党たる自民の健全化を促すか、思い切って自民の分裂を誘起してでも、国民が選択可能な第三極を大きく育てるほうにエネルギーを向けるべきだと思います。国民を信じて。それしか、打つ手は無いのではないかと思っております。
(産経新聞 12月15日)
民主党の小沢一郎幹事長は14日の記者会見で、羽毛田信吾宮内庁長官に辞任を迫るという激しい反発をみせた。宮内庁だけでなく、外務省にも今回の決定への強い懸念が広がる中で小沢氏が、異論を封じ込めようと、強気の姿勢を示したようだ。
複数の日中関係筋の証言によると、鳩山政権は、中国側の度重なる申し入れに逡巡(しゅんじゅん)し、それでも抵抗できなかった。こうした対応に外務省関係者からは「外交では筋を通してほしい」、宮内庁幹部からも「問題を安易に考えている」と強い批判が出てきた。
実は、政府は11月30日、正式に中国側に「会見は無理」と通告した。「1カ月ルール」と、75歳と高齢の陛下のご健康が万全とまではいえないことが理由だった。
ところが、駐日大使館を中心とする中国側の巻き返しが始まる。政府・民主党だけでなく、野党・自民党の中曽根康弘元首相ら中国とパイプの太い政治家らにも「なりふり構わず」(外交筋)働きかけた。
「日本が一度断れば、中国が必死に動いてくることは分かっていたことだ。なのに、鳩山政権は中国側の動きに動揺してしまった」
別の外交筋はこう解説する。中曽根氏ら自民党の政治家は「われわれが『ルール破りはダメです』と説明したら理解してくれたが、民主党側は、中国の走狗(そうく)となった」という。
平野博文官房長官は12月9日、首相官邸を訪ねて重ねて会見実現を求めた中国の崔天凱大使に「陛下の体もあって大変厳しい」と明言を避けていた。だが、翌10日には小沢氏ら民主党議員143人の訪中団出発が控えており、結局、同日中に宮内庁長官に2回目となる指示を出し、宮内庁を押し切った。
「官房長官から内閣府の外局である宮内庁の長官へという指揮命令系統を使ったということは、実質的に陛下に直接指示するのと同じだ」
宮内庁幹部はこう指摘する。また外務省幹部の一人は、一連の政府・民主党の動きをこう言い切った。
「亡国政権。小沢氏の意向が背後にあるのだろう」
外交当局が、ときの政権を「中国の走狗」「亡国政権」とまで形容するのは極めて異例だ。
一方、政府筋は14日、「前政権のルールは知らないし、報道に違和感を持っている」と語った。陛下の政治利用の重大性や外交の継続性は見えなくなっているようだ。(阿比留瑠比)
◆ ◆ ◆
この記事を執筆した産経の阿比留記者が、この時のことをブログでもう少し詳しく書いてくれています。
今朝、二人の外務省筋と電話で話しましたが、一人は「亡国内閣」、もう一人は「民主党は中国の走狗」と表現していました。これは私がそう思っているという話ではなく、外務省筋が自分でそう言っていたことです。事態はとてつもなく深刻です。
(国を憂い、われとわが身を甘やかすの記より)
阿比留記者のおかげで、ひとつ難しい言葉を覚えました。(^^;)
「走狗(そうく)」=他人の手先となって使われる者。
狩猟の際に鳥や獣を追い立てる猟犬が本来の意味。
猟犬は善悪など考えず飼い主の指示に従い、鳥や獣を追うことから、
他人の手先となって使われる者を「走狗」と呼ぶようになった。
産経新聞のこのブログ記事に、コメントがたくさんついています。
★今回の件で、この政権が村山政権以下になったと確信しました。
一刻も早い倒閣を期待します。
民主党内にも今回の件に関しては怒っている人もたくさんいると思います。
抗議の意味でも是非離党していただきたいと思います。
★鳩>今回の場合、日中関係をさらに未来的に発展させるために大変大きな意味がある
この言葉は“政治的に利用している”と白状しているようなものです。
★鳩山家の中では、規則やルールを守らないでも尻拭いをしてくれる人がいて、生きてこれたのでしょう。
でも彼は現在、一国の首相です。
どこまで他人に甘えるつもりなんでしょうか。
また、鳩山総理の会談や会議に対する姿勢がよく表れていると思います。
何のアイデアも提案も持たず、大事な会談や会議に臨む。
議題や相手の事について何も考えず、勉強もせずに“会ってから考えよう。会えば分かってもらえる。”的な行き当たりばったりの発想です。
だから、陛下が会見に臨む前に相手のことや日本との関係などをきちんと勉強するという事に思いも及ばないのでしょう。
この政権は、小学校の生徒会レベルだと思います。
★普通だったらこれだけでもう、支持率急落どころか総理の辞任を要求する声が巷から噴出しているはずです。それなのに何故、かくも高支持率を維持していられるのか?
答えは一つしか無いと思います。「民主党に代わる受け皿が無いから」でしょう。現時点で唯一の対立軸であるはずの自民が今の体たらくではもう、どれだけ現政権が醜悪であろうと、国民に選んでもらえないのです。
私は、民主の支持率を下げる努力と同程度かそれ以上に、野党たる自民の健全化を促すか、思い切って自民の分裂を誘起してでも、国民が選択可能な第三極を大きく育てるほうにエネルギーを向けるべきだと思います。国民を信じて。それしか、打つ手は無いのではないかと思っております。
「知行合一」とは吉田松陰が松下村塾の掛け軸にした言葉です。
行動することはつけた知識を完成させてることである。
行わなければ知っているとはいえない。
知っていても行わないのは、まだ知らないのと同じである。
知って、行ってこそ、本当の知恵、真知である。
松陰は常々、門下生に「学者になってはいかぬ。人は実行が第一である。学んでも行動しなければ社会の役には立たず、学ばずに行動すれば社会に害をもたらす。」と言ったとされます。松陰のその類まれな行動力に、至誠が伴っていたからこそ、志ある者がどんどん感化されていったわけです。そしてその至誠は、祖国、先祖を愛し、救国済民のために、国柄を生かし正しい国のかたちをつくろうとする政治思想の裏付けがあったことは言うまでもありません。
我今為国死 死不背君親 悠々天地事 鑑照在明神
(我いま国の為に死す死して君親に背かず悠々天地の事鑑照明神に在り)
私は今、国の為に死ぬ。死すとも、藩主への忠義、父母への孝行を尽くして、道に反することはない。天地は永遠で果てしなく広い。神様よ、私の行いの正しいことをご覧下さい。(松陰 絶命の詩 牢獄の中では囚人同士の会話は禁じられれいたので、松陰は別れの挨拶としてこの一詩を大声で朗読した。)
たとえば、甘粛省「天祝(パリ)チベット族自治県」では、1983年、2,415人の女性が不妊手術を受けており、その82%がチベット人である。また1987年には、四川省「甘孜チベット族自治州」のザチュ県で764人の出産適齢女性が不妊手術を受け、そのうちの660人がチベット人であった。産児制限チームが農村・遊牧地域を歩き回っては、女性たちを集めて中絶や不妊手術を施している。すでに腹部の大きくなっている女性にさえ中絶が強制され、ついで不妊手術が実施された。」
上記の資料では、チベット自治区で不妊手術の対象となった者の80%以上がチベット族とされています。チベット自治区とはいえ、漢民族入植政策によって既に地域の人口の6割が漢人となっているので、この不妊手術はチベット人を狙い撃ちして施されているのがわかります。言論や結社の自由は厳しく制限され、理由のハッキリしない逮捕や当局による恣意的な失踪や拷問、不公正な裁判などが行なわれています。侵攻以来、チベット人は五人に一人が中国に殺されたそうです。また、一番すさまじい(と感じた)人権弾圧は「チベット人女性への強制的な中絶・避妊手術による民族浄化」です。我々チベット人は非暴力による抵抗運動を行ってきているが、チベットでは10歳にも満たない子供達が「チベットは独立国家だ」とか「ダライ・ラマ法王にご健勝あれ」とささやいただけでも、中国は『母国』を『分裂』をたくらんでいると告発し、投獄を宣告されることが多々ある。チベット国旗に似たものを所持するだけで、7年間投獄される。道路建設に強制連行された数千人のチベット人が死亡,更に中共は「宗教は毒」と宣言し,宗教国チベットから宗教を消し去ろうと様々な圧政を加えていた。
☆現民主党政権の行末は、こうした状況だと思います。本当にこれで良いのですか??「已むに已まれぬ大和魂」・・・黙っていられません。日本を愛する心は、地球を愛する心。そして全人類を愛する心です。全国の幸福維新の志士達へ、私の至誠が、松陰の至誠が届きますように・・・。