休日の今日、たまっていた新聞を読んでいると、よい記事を見つけました。
日経新聞1月23日の文化欄。歴史学者の樺山紘一さんが、3つの愉楽について書いています。コロナ禍で巣ごもり生活が続くけれど、しかし…で始まり、散歩と遊学、酔夢の楽しさについて、それぞれジャン•ジャック•ルソー、ゲーテ、頼山陽のエピソードからひいて論じています。例えば、散歩は気分次第で長引いたり、短くなったりするもの、鬱々とした気分も吹き飛び、血流が改善して空腹や喉の渇きも覚える、そういえばルソーは…と続くのです。
文章のいたるところに、人生は楽しいものだ、という著者の考えがちらほらと見え、読んだ後の心地よい感じがたまりません。私もブログを書いている身として、こういう文章を書いてみたい。そんなよい記事に出会うことができて、朝から嬉しくなって、さっそくブログを書いてみた次第です(笑)