学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

夏の読書も捨てがたし

2010-06-28 20:54:37 | 読書感想
今日は曇でしたが、湿気が高く、不愉快なことこのうえなし。せっかくの休日でしたが、休めたような休めていないような。ただ6月も終わりに差し掛かって、悪いことばかりではなく。アパートの近くに咲いている紫陽花は、紫、白が綺麗に折り合わさって、とても美しいものです。花を見て季節を楽しむことができますね。

さて、私の体が元来暑さに強いということもありますが、アパートではクーラーを一切使いません。古来の団扇を使ってしのぎます(笑)団扇をパタパタあおぎながら、小説を読んだり、画集を眺めていました。暑さのあまり頭の中に文章や絵が入って来難いので、いつもよりもジックリと目を通してみる。今更気付くことなのですが、スピードを緩めると、文章や絵を見ながら考えることができますね。乗用車の運転と同じでスピードを緩めると、周りの歩道を歩く人や景色が良く見えて、判断力が上がるのと同じような感覚なのかもしれません。夏の読書も捨てがたし、というところでしょうか。

明日からまた仕事が始まります。明日は暑くならないことを祈って…。